↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常で世界を変える(山里編)  作者: mei


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
91/94

8月15日 3年5組

 休みの間も勉強は続けていた。17日の明後日からは第2クールも始まるし、ここで怠けてはいけない。お盆も明日で終わる。しかも18日からは健太郎たちと旅行にも行くしちゃんとやらないとな。今日は、朝から社会の問題を解き続けていた。正直、理系ということもあり本来は社会はいらなかったが、共通テストでは一応5教科受けるつもりだったから、それなりに勉強しておこうと考えていたのだ。

 俺は英語が最も得意で、次が国語。本来であれば健太郎たちと同じで文系に進むのが妥当な結果だった。しかし、3-4は国公立文系クラスではあるがあまりいい授業は受けられないと考えていた。得意科目が文系の俺にとって、英語と国語を最も丁寧に教えられても困るのだ。それだったら、周りに数学と理科ができる奴を置いてて、先生も教え方が上手い理系を選択した方がいいんじゃないかと思った。もちろん、これは俺の考えではない。塾の先生から教えてもらったことではある。

 同じ塾の土井や辰巳たちは文系クラスを選択していることもあり、俺のやり方が合ってるかはわからない。ただ、自分がどれだけ勉強の世界で通じるのかに対して興味があった。テストの点数だけであれば、沢田や佐々木など絶対的に敵わないような奴もたくさんいたけど俺は気にしていない。ある意味、3年4組の方がたくさん凄い奴らがいて競争心は煽られそうだ。でも、3年5組は競争心というのは全くない。俺たちは俺たちという安堵感が凄くある。

 そう考えると3年5組でよかったと俺は思っていた。3年5組の圧倒的な特徴は男子が多いということだ。クラス全員で24人だがその内女子は4人だけだ。男子20人の中心は、テニス部の畠、井上、サッカー部で問題児の宝来、そして野球部の永谷、バスケ部の仲原だろうな。3年5組を仕切っているのはコイツらだが、その中でも畠と井上はヤンチャということもあり影響力は凄まじいものがある。コイツらは、俺たち3年5組だけでなく、4組の沢田や辰巳、3組の矢田や宮城、2組の橘や横山など錚々たるメンバーと仲かがいいのだ。これはクラスだけでなく学年全体にも影響を及ぼしかねないのだ。

 一番成績がいいのはバスケ部の仲原だ。コイツは、俺たちと一緒に群れているくせに、いつも成績はトップだ。おそらく数学だけであれば学年ナンバーワンと言っても過言ではないだろう。他にも宝来や永谷といったメンバーたちもおり、俺たちの高校最後の1年間は凄いものとなっているのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。