↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常で世界を変える(山里編)  作者: mei


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
88/94

8月12日 ホームラン


 俺   「お父さんは?」

 お母さん「朝から出かけたみたいよ」

 俺   「どこに?」

 お母さん「さぁ?よくわからないわ」


 何してんだろうか?


 俺   「じゃあ、お父さん帰ってきたらまた教えてよ」

 お母さん「なんか用があったの?」

 俺   「いや、用ってことはないけどちょっとね」

 お母さん「わかったわ」


 そういえば、今日の野球はどうなってるのか?


 俺   「野球見ていい?」

 お母さん「うん、私は見てないからいいわよ」

 俺   「ありがとう」


 リモコンでチャンネルを変える。野球、野球。チャンネルを回してると大きな歓声が聞こえてきた。


 お母さん「今日も暑そうね」

 俺   「そうだね」


 大会7日目の第二試合は、開幕戦に出場していた群馬北高校と只高校との試合だった。しかし、ここまで13対4と群馬北高校が大きくリードしてる展開だ。


 お母さん「13点も入ってるんだ」

 俺   「群馬北は強いからね」

 お母さん「そうなの?」

 俺   「優勝候補だよ」


 打席には、4番の田中が入る。なんか、貫禄があるな。さすが強豪校で試合をしているだけあるな。解説者は二試合連続のホームランになるかを期待しているようだった。


 お母さん「なんか凄い歓声ねぇ」

 俺   「このバッターも凄い選手なんだ」

 お母さん「へぇー、そうなんだ」


 お母さんは、野球に対してはほとんど知らない。しかし、ずっと小学校の頃から応援してくれていたのはありがたい。


 俺   「なんか打ちそうだな」

 お母さん「そう?」


 すると次の瞬間、大きな金属音が響き渡る。それと同時に打球は左中間へと飛んでいく。おぉ、どうだ?どうだ?レフトバックする、レフトバックする。なおバックする。解説者はリアルタイムで届けようと必死だ。


 俺   「あぁ、入ったな」

 お母さん「入りそうね」


 次の瞬間、大きな歓声が鳴り響いったのだった。群馬北高校4番の田中。2試合連続ホームランで14点目をもぎとります。今、セカンドベースを回って右手を大きく突き上げています。解説者は、ホームランを打った田中について説明する。群馬北高校は、ピッチャーの池田が手を叩いて拍手を送っている映像がうつしだされた。やはり強豪校のバッターは俺たちとは違うんだろうな。俺たちと違って、打つべくして打ったようなイメージだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。