末路2
「さぁ行くよ!カースオブドラゴン!レッドアイズ!ブルーアイズ!」
相変わらず遊◯王が抜けてないいけちゃん。
この世界でドラゴンはグランドドラゴンの下に8種類の古竜が存在する。
フロストドラゴン、レッドドラゴン、アースドラゴン、サンダードラゴン、ローズドラゴン、ホーリードラゴン、ダークドラゴン様々な亜種はあるが、基本はこの系統で構成されている。その内のフロストドラゴン、レッドドラゴン、アースドラゴンの古竜をいけちゃんは従えていた。さすけが「おじちゃん仲間になって」の一言で仲間になったのだ。
気付いたと思うがさすけはグランドドラゴンの子供。よって全ての古竜を従える事が出来る。
「俺等も行くよ!!カマちゃん!ハエちゃん!ダンちゃん!」
相変わらずネーミングセンスの無いヤス。
恐らく言っているのはカマキリ、ハエ、ダンゴムシであろう。
「キッキッキ。ヤス殿の我が軍は最強ですな。」
カマキリの見た目の男はニヒルな笑みを浮かべながら大規模な軍の先頭にいる。
ヤスの配下にいるカマキリ男爵はカブちゃんに引けを取らない厄災級の昆虫 だ。ちゃんと伏線を回収し、カブちゃんがタイマンで倒し一族を仲間にしてきた。
「我ら高貴なハエ軍団カマちゃん様に引けを取るなよ!」
カマちゃんの隣にいるバカでかいハエはハエ貴公子。厄災級には届かないがA級の強さを持つ。集団で行動しており空中から攻撃してくる。
またハエ貴公子は魔法にも長けており、空中から強力な魔法を撃ってくる。
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
その隣でバカでかいダンゴムシが転がっている。ダンゴムシ先輩という亜種で群れて行動している。この群れで一つの村を破壊した事もある。
その装甲は恐ろしく硬く並大抵の物理攻撃は効かない。魔法耐性も高く最強のタンクとして重宝されている。軍団の先頭を転がっているダンちゃんはこの群れの長。照れ屋であんま喋らないが知能も高く能力値はずば抜けて高い。
「おっおい…何であれは!!」
「嘘だろ…こんなのありかよ!!」
帝国領の街[マキタ]の兵士は目の前の光景が夢ではないのかと錯覚をした。
ドラゴンが数匹と昆虫の軍団が帝国領に侵入してるからだ。
「落ち着いて下さい。俺たちが援護します。」
そう発言したのはマキタの街のA級冒険者[風のせせらぎ]リーダー ヘパイトス。
風のせせらぎ含む上級冒険者たちは帝国から 命を受け街の防衛を依頼されていた。
(何がターマ教だ…俺らがぶっ潰してやる。)
ヘパイトスはいきなり現れた、訳の分からない宗教団体に自分の住んでいる領地を攻撃されそうになっていることに苛立ちを覚えていた。
「俺の名前はヤス。この昆虫軍団のボスだ!」
「俺の名前はいけちゃん。このドラゴン達のボスだ!」
ヤスといけちゃんは家系ラーメン店主の如く腕を組んで仁王立ちしている。
「今日はターマ教の名かけてこの帝国領をぶっ潰しに来た!」
「素直に投降しなさい!」
「もっ者共…!!矢じゃ!矢を放て!」
城壁の上から一斉に 兵士たちが矢を放った。
「ダンちゃん達!城壁にタックルだ!」
「レッドアイズ!炎を吐いて!」
レッドアイズの炎によって放たれた全ての矢は消失し、ダンちゃんのタックルによって城壁は破壊された。
「なっ何だと…」
簡単に 城壁を破壊され目の前に広がる光景にヘパイトス は腰を抜かした。
「お前がここのボスか!」
「素直に投降しなさい!」
家系ラーメン店主2人は仁王立ちで佇んでいる。
「帝国の誇りをかけて引くわけにはいかない!!ルキア!タンクとしてヘイトを向けてくれ!ユリア。俺にバフをかけてくれ!」
「おうよ!!そこの虫野郎!俺とやり合おうぜ!」
ダンゴムシ先輩達が一斉に完全武装の大盾の男 ルキアに突進しに行った。
「はい!バシャルト!」
ヘパイトスの能力がユリアのバフによりどんどんと上がっていく。
「ナターシャ!あの軍団に爆裂魔法を!」
「全知全能の…シャキーン」
ナターシャの首が下に転がり体が崩れ落ちた。
「キッキッキ。良くないですよ。反攻は。」
カマキリ男爵がナターシャの首を落とした。
「ナっ…ナターシャぁあああああ!!!」
「あーあだから言ったじゃん。」
「素直に投降しなさいって。」
「俺等だって無駄な殺戮したくないのに」
「お前等が攻撃してこなかったらこうはならなかったのに」
「う…うるせぇよ…お前等全員殺してやる!!能力限界突破!!」
「ヘパイトス!限界突破したらあなたの体に支障が出ます!」
「うるせぇよ。仲間殺られて黙ってられるか!!今の俺じゃあのカマキリには勝てない…だが限界突破した 俺なら…」
「貴様の相手は俺だ。」
ヘパイトスの目の前に大型なカブトムシが現れた。




