キャリアウーマン!第2弾!!
『こんなキャリアウーマンが東北にいる!』
先月、会津の旅行会社の企画部門を担う専門家やベテランが集まる企画会議に参加した俺だったが、企画会議を仕切ったのは、まさか…!?俺から4つも歳下の大手旅行会社「JTB」のキャリアウーマンだった。しかも、役柄は「JTB東北・MICE部門のディレクター」。
人物像を知った瞬間、新たなるつながりだと感じ、滞りなく名刺交換をさせて頂き、いい意味で盗める技術は盗もうと思い会議に参加した。
勿論、専門家や重役が集う会議ということもあり、俺は歳もキャリアも一番底辺の者であった。
その様な中、俺よりも4つ歳下な上に、コーディネーターとして企画会議を仕切った彼女、まさしくキャリアウーマンであった。全ての振る舞いや言動、統率力に感銘を受けてしまった。
専門家が集まる会議ということは、曖昧な企画内容や研究しきれていない内容の説明をしたところで、バッシングの嵐になる事をたやすく想像できるのだが、そこで彼女は、素晴らしい口頭技術と会議の先導能力、桁外れの観光資源への知識、どれを取っても素晴らしい振る舞いであった。
会議の内容は簡単に言えば、会津17市町村の観光資源を再び掘り起こし、「NHK大河ドラマ・八重の桜」放映以来落ち込んでいる、観光客の誘客数を増加させるための企画検討会議である。
ここで、冒頭に掲げたMICEとはどの様な部門なのか…?キャリアウーマンが担う仕事の内容を簡単に書いてみる。
『MICE』=Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention またはConference(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語で、ビジネストラベルの一つの形態。参加者が多いだけでなく、一般の観光旅行に比べ消費額が大きいことなどから、MICEの誘致に力を入れる国や地域が多い。日本でも、インバウンド振興策の一環として、国や自治体により誘致活動が盛んに行なわれている。簡単に言えば、この様な内容を仕事にしている彼女である。
会議が始まり、専門家やベテラン・重役が会津の観光資源を次々と提案する中、俺はその場にいる事に窮屈ささえ感じた。
経験の浅さや、ベテランの方々に物申せなかったのが理由である。
黙り込み、ただ単にうなづく俺に対して、彼女が放った言葉。
「サカイさん!何かありますか?若い方の意見が一番必要です!」
この言葉で、自分の中の何かが吹っ切れた。
その後、親交のある方にはわかっていただけると思うが俺の人物像があらわになる。
「とりあえず、思った事は言わないと済まないのである!」
これが俺の性格である。
俺は彼女からのキッカケや言動に物凄く感謝した。
経験が浅い者でも、浅い視点から見た沢山のアイディアがある。
「喜多方市の恋人坂を利用した、農泊合コン」など、実際にこの企画も動きそうである。
まだまだ叩き材だが、農業に興味ある若者を誘客し、喜多方市のグリーンツーリズム施策に乗じ、農業体験を通して気の合う相手を見つける企画である。
考えてみれば、ベテランや専門家で50歳ぐらいの方々が「恋人坂で農泊合コン」という斬新な企画は浮かばないのかもしれない。
その様な内容を導き出してくれた彼女に感謝すると共に、日が経つにつれて彼女の仕事上存在理由や価値、素晴らしさ、尊敬さえ感じる。
それは、現在俺が会津17市町村のパックツアーを作っているからだ。
会津を再び観光地としての賑わいを取り戻す。その為には、会津の観光資源の全てを理解してなければならない。
彼女が気づかせてくれた!学ぶ事と実践に移す為の方法や努力の仕方を。
俺は、現在会津の17市町村の観光地を「食・体験・見学」のパックとして商品化し、首都圏の大手旅行代理店に勧める為の企画・営業を担っている。
専門用語で「ランドオペレーター」という職柄である。
「会津の人間が、会津の人間だからこそ知っている観光資源を、旅のプロとして首都圏へ発信する仲介人になる!〜ガイドブックに載っていない旅を考える旅先案内人〜」
これが営業先で一番初めに謳う文句である。
これを教えてくれたのは、まだ26歳のJTBディレクター「畠山さん」。
今後も彼女・キャリアウーマンとの企画会議の機会があるが、その都度技術や知識、企画構成力を盗み、勉強していきたいと思う。
会津のまだ眠っている観光資源を呼び起こせる様に努力!
写真は、先日お伺いした「昭和村・織姫の郷交流館」。からむし織の体験でコースターなど作れます!




