表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/55

アイナ・ウメハラの日記


2084-10-05

 昨日、再構築個体出現。初めてVN-2082をコントロール下に置く。

 そこで新型のアルビオンと遭遇。性能が格段にアップしていた。


 その初めての戦闘に、わたしは負けた。

 性能差なのか。それともあいつの戦う理由がわたしのものよりも強かったのか。

 あいつからは強い怒りを感じた。

 あれは私恨なのか?

 次に出会った時は負けない。わたしの戦う理由があいつのものよりも強いことを証明する。


 インサートした特殊個体が消滅したときの感覚は、なんとも耐えがたいものだった。屈辱的だ。

 みんなに心配をかけてしまった。


2084-10-06

 このまま戦闘を継続するかどうか、みんなの意見を聞くことができた。

 結局みんなはわたしの意見に従ってくれた。感謝だ。

 

2084-10-10

 イギリスで新たな反応。再構築個体が多数出現している模様。


2084-10-15

 VN-2082が地上に出た。


2084-10-16

 アルビオンとの戦闘。

 あいつがくるか?

 ユーリの発案でアルビオンの索敵がリアルタイムで可能となった。

 インサートした時の視界にも表示されるといいのだが。


2084-10-18

 アルビオンを壊滅に追い込んだ。

 ついにあいつは現れなかった。


2084-10-19

 ほとんどのVN-2082が巣に戻り活動を停止した。

 わずかに地上に残っている特殊個体にインサートを繰り返す。

 あいつが現れた痕跡を探す。


2084-10-20

 今日も何も見つからなかった。

 

2084-10-21

 痕跡なし。

 あの怒りは簡単に消えるものだったのか?

 VN-2082は全て巣に戻り活動停止。地表にはもういない。


2084-11-03

 新たなVN-2082の動きなし。

 紐の反応もない。

 これだけの干渉でも、また足りないのだろうか?

 わたしは、やはり意味のないものなのだろうか?


2084-11-11

 紐の反応がないまま、ユーリとシロウは暇つぶしを見つけ楽しんでいるようだ。

 これもメディカルカプセルのおかげだろうか?

 少なくとも、わたしはこれがなければ今頃・・・。

 ところで、アスは何を楽しんでいるのだろう?

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ