54話 戦略会議
ハイペリアン乗組員
橘 幸太郎 日系アジア人 30歳 男性 大佐 艦長 総司令
坂本リョウマ 日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀
西郷たかお 日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当
大久保トシオ 日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当
新政府へ出向中
勝りん太郎 日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀
乾タイスケ 日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀
福沢ゆー吉 日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀 財政全般
ヘレン ダルク フランス人 25歳 女性 少佐 医療参謀 医療技術
新政府へ出向中
服部ハンゾウ 日系アジア人 25歳 中佐 情報局局長
杉原 ねね 日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀
陸軍副参謀サユリ:戦略戦術立案用アンドロイド、日系アジア人20歳女性
平賀源内 鉄道省長官に 電化開発、家電開発
田中久重 科学技術省長官に 石油精製技術
鈴木茂雄 軍部技術開発部長 蒸気機関、デーゼルエンジン開発
志筑忠雄 軍部陸軍技師
川本幸民 軍部海軍技師
二宮忠八 軍部航空技師(次世代航空機の構想を持つ少年技師)航空機設計
橘商会 敦賀支店 支店長 道川兵三郎 元敦賀港の川舟座の頭
奥州地区 支店長 蠣崎義広 元安東家家臣
横須賀港 店長 蠣崎光広 元安東家家臣
長崎支店 支店長 長崎 一朗太 元長崎豪族
1506年 4月
ハイペリオン号 オペレーションルーム
戦略会議
乗組員全員参加。
ハイペリアンのメインコンピューター クララ
「早速、戦略会議をはじます。
まず新政府について、尼子家、北条家、武田家、伊達家及び奥州勢、
の旧家臣団の
軍事教育は、小樽陸軍海軍学校で基礎が終了しております。
そして、
陸軍は、春日山陸軍駐屯地、敦賀陸軍駐屯地へ、
海軍は、敦賀軍港、長崎軍港へそれぞれ派遣が完了しました。
これによって、新政府の軍事力は、
陸軍30000人、海軍10000人となりました。
また、軍備について、
陸軍は、エンフィールド銃5000丁、装輪装甲車100両、
73式大型トラック 1000両
海軍は、エンフィールド銃1000丁,ガレオン船10隻,
三笠型蒸気船5隻が
配備完了しております。
尚、蝦夷海軍による潜水艦艦隊30隻を大西洋、
太平洋、インド洋、北極海、南極海、に派遣し
24時間体制で監視しております。」
一呼吸おいて、
クララ
「続いて、ヨーロッパについてですが、
まず、スペインは多数の船が、我が国の潜水艦の魚雷により撃沈された為、
アメリカ大陸への進出は断念し、東南アジア、アフリカ大陸沿岸、
その矛先が向かった様です。そして、フィリピンのマニラを拠点として
貿易を広げております。」
クララ
「次に、ポルトガルは、インド洋から明へ進出し、
明に使節を派遣しマカオに居住権を獲得し、
50年も早く南蛮貿易が始まりました。」
幸太郎
「これも、バタフライ効果か!」と肩をすくめた。
クララ
「また、地中海の制海権は全盛期のオスマン帝国ですが、
この国は新大陸には関心が無いので、問題ないと思われます。」
クララ
「海軍参謀の勝少佐よりの報告があります。」
勝少佐
「台湾ですが、昨年から明国からの流民が大量に増加しており、
その流民を、オーストラリア大陸へ入植させております。
まずは、オーストラリアの開拓拠点の北西のポートヘッドランド軍港の
の整備と道路の整備を中心に進めております。
先住民との交流も進んでおり、平和的に融合も進んでおります。
供給については、
小樽港ー敦賀港ー琉球ーハワイー台湾ーポートヘッドランド軍港の
航路が出来上がっております。
すでに、週に2便の橘商会の蒸気船が運行中です。。
なお、史実では、ヨーロッパ人による「発見」や入植が始まるまで
約300年ありますので、時間はたっぷり有ると考えます。」
幸太郎
「うむ、勝少佐、ご苦労でした。これで、太平洋は安泰かな。」
クララ
「次に大久保中佐からの報告です 」
大久保中佐 外務参謀
「南米のインカ帝国ですが我が国の農業開発援助の成果もあって、
農耕地が1000倍に拡大し、周辺の民族も吸収しながら発展しております。
また人口も1200万にほどになり、日本の人口を抜きました。
国王から留学生の増員と移住希望の領民を蝦夷国への
受け入れの要望が来ております。
受け入れ先は、オーストラリア大陸を予定しております。
尚、感染症などの予防ワクチンを小樽医療研究所にて
製造しておりますが、移住希望者に優先して
接種してもらう予定です。」
幸太郎
「うむ、ワクチンについては、ヘレン少佐に任せるよ。
北米、南米、オーストラリア大陸の原住民に行き渡るように
生産を頼むよ。」
ヘレン少佐
「了解しました。
総司令、その件で、医療チームの増員を具申致します。
京の国立医療センターから新人教育が終了した研修医を医療チームに
移動させて経験を積ませたいですね。」と目を輝かせて言った。
幸太郎
「うむ、好きにしたまえ、せべて任せるよ。
それと今日からヘレン少佐は、中佐に昇進ね。それと一週間の休暇を
与えるからリフレッシュしてね。」
ヘレン少佐
「あ、ありがとうございます。」と心は、ハワイに
居たのだった。
大久保中佐 外務参謀
「次に、北米について、バージニア、バハマ、カルフォルニアの
各軍港を中心して原住民との交易が増えており、蝦夷銭による
貨幣経済が進んで来ております。
ただ、平原部は狩猟を中心に移動生活を送る部族が多く、北西海岸部のような
、木造の定住集落を作るには、まだ時間がかかると思われます。」
幸太郎
「少しずつ、牧場系経営や農地開発援助を進めてくれ。」
大久保中佐
「了解しました。」
クララ
「続いて、服部少佐から日本の情勢報告があります」
服部少佐 情報局局長
「日本国内の情勢ですが、
まず、前管領細川氏の支配地域は、和泉、淡路、讃岐、阿波、
伊予、土佐の六カ国になりました。
ただ内部で、激しい派閥争いが起きており、
細川澄之: 公家の九条家から迎えた最初の養子、
細川澄元: 阿波細川家から迎えた養子、
細川高国: 野州細川家から迎えた養子、
この3人の派閥の混乱により支配力が弱まっております。」
幸太郎
「世継ぎ争いかあ。うむ、味方になりそうな豪族たちを調略しながら、
内紛が起こったら、混乱の責任を取って領地返還の宣旨を出して貰おう」と
悪い目をして言った。
服部中佐
「了解しました。
次に大内氏ですが、我が国との敗戦で周防国、長門国、
安芸国、備後国、四カ国になっております。
現在、細川氏,大友氏と軍事同盟を結び軍備増強を図っており、
大友氏を通じて鉄砲を大量購入しており、すでに2000丁程
配備が完了しており、休戦協定をしている新政府の
石見国を狙っている様子です。」
幸太郎
「大内氏が侵攻して来れば、大義名分ができるな。」とつぶやくと。
服部中佐
「重臣の武断派の陶 興房を焚き付けてみます。」
とちょっとニヤッとして言った。
「最後に、九州ですが、
大友氏は、本拠地の豊後国を、拠点として、
豊前国、筑前国、筑後国、肥後国北部、日向国北部を
侵攻しており、南部では、島津氏と戦争状態になっております。
双方とも火縄銃や大筒を投入しており、
膠着状態になっております。」
「また、島津氏は橘商会から武器を購入し、大隅国を平定後、
積極的に北へ兵を進めており、
日向国南部、肥後国南部で大友氏を戦争になっております。
先ほど述べた通り、戦況は一進一退です。
軍備については、大友氏はスペイン製火縄銃、カノン砲を使用。
島津氏は蝦夷国製雨天対応火縄銃、カノン砲で性能差は
互角と言って良いでしょう。」
幸太郎
「島津とは味方になるなら新型銃の供与を考えても良いな。
よし、帝と話してくるかな。」
誤字脱字があればご指摘下さい。




