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1000年後の未来からやって来たアラサーの世界統一  作者: カズミ


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53/53

53話 東日本統一

ハイペリアン乗組員

橘 幸太郎      日系アジア人 30歳 男性 大佐 艦長   総司令  

坂本リョウマ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀 

西郷たかお     日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当

大久保トシオ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当

勝りん太郎     日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀 

乾タイスケ     日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀

福沢ゆー吉     日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀  財政全般

ヘレン ダルク   フランス人  25歳 女性 少佐 医療参謀  医療技術

服部ハンゾウ    日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀  情報捜査

杉原 ねね     日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀 



陸軍副参謀サユリ:戦略戦術立案用アンドロイド、日系アジア人20歳女性


平賀源内       鉄道省長官に  電化開発、家電開発

田中久重       科学技術省長官に 石油精製技術

鈴木茂雄       軍部技術開発部長 蒸気機関、デーゼルエンジン開発

志筑忠雄       軍部陸軍技師

川本幸民       軍部海軍技師    

二宮忠八       軍部航空技師    航空機設計 



橘商会 敦賀支店 支店長  道川兵三郎 元敦賀港の川舟座の頭

    奥州地区 支店長  蠣崎義広   元安東家家臣

    横須賀港  店長  蠣崎光広   元安東家家臣

    長崎支店 支店長  長崎 一朗太  元長崎豪族 






1505年 9月


小田原城 御殿の広間


秋の涼しい風が、心地よい。


橘幸太郎は、北条 早雲と武田たけだ 信縄のぶつな

と会食をしていた。



メニューは、北条 早雲のお気に入りの

軍艦カレーであった。


武田は、初めて見るカレーの匂いに驚き、口にした途端!


「おー、美味しいぞ!


このカレーとやらの汁も美味じゃが、

こんなに美味い米も食べたことが無いぞ!

甲斐の米と何が違うのじゃ!

この様な物を毎日食べていたとは、早雲殿もお人が悪いぞ」

と言った。


「いえいえ、このカレーは横須賀港の橘商会の食堂で食べる事が

できますが、精々週一回ですよ。


米も蝦夷国より冷害に強い品種を送ってもらって育ててはいるのですが、

この品質になるのにはまだ数年はかかりますな。」


と早雲は、悲しそうな顔をして話すのだった。


幸太郎は、皆が食べるのを待って、


「このたびの伊達家の臣従の件、

ご協力有り難うございます。」と言った。


北条 早雲

「なんの造作もない事です。


ちょうど、我が家の忍びも暇を持て余していたので、

金銭が手に入ったと喜んでおります。


でも、忍びを使って、蝦夷国の宣伝を兼ねて蝦夷銭を配給するとは、

なんと太っ腹なお人ですね。」


「いえいえ、人は国の礎なので、金銭には変えられないのですよ。

少しでも蝦夷国への移民が増えれば助かるのです。


武田殿も西国からの米の流入を止めてもらい感謝しております。

一歩間違えば戦になっておりましたならね。


まあ、蝦夷国陸軍を訓練代わりに使ってみたかった

気持ちもありますがね。」

と幸太郎は爽やかに言った。


武田たけだ 信縄のぶつな

「なんの、こちらこそ、米と交換に蒸気製重機を手に入ったので、

農業生産が格段に向上しました。


でも幸太郎殿はお人が悪いですぞ。


まさか蝦夷国の国王と同一人物だとは、驚きました。

今までのご無礼、遅くなりましたが、お詫び致します。」


幸太郎

「いえいえ、こちらこそ、すみません。

商会長の方が身軽で動きやすいので。」

と苦笑したのだった。


幸太郎

「さて、本題でですが、早雲 殿、信縄殿、

そろそろ、新政府に臣従しませんか?


既に帝からは了承を得ております。


既に、ご存知かとは思いますが、

所領は返還し直轄地となりますが、統治は今まで通り、

重臣や家臣に任せて、そのまま運営して貰います。


俸禄は、現行の石高と同等の蝦夷銭を毎月支給しますので、

むしろ、米の取れ高に影響されないので、安定した収入が得られます。


勿論、家臣の皆さんには、留学してもらい新政府の基礎的な法律を学び、各人の個性に

合わせて、軍事、政治、科学技術、農業技術を専門的に学んで頂きます。


早雲 殿、信縄殿、については、新政府の参議として

政府の運営に携わって頂きたく存じます。」


と説明すると、両人共にうなずき、

「宜しゅうお頼み申します。」と言ったのだった。


数日後、幸太郎は、北条早雲と武田信縄を連れて

蝦夷国護衛艦で小樽港まで行った。


小樽港到着後は、北条 早雲の次男の北条氏時、

三男の北条氏広の案内で、軍事施設、工場、学校、

病院、農地などを回った。


改めて、両人は、自分たちがとんでもない国の王と付き合いをした事に、

脅威と安堵を噛み締めていた。


北条早雲

「信縄殿、儂はこの蝦夷国で余生を過ごしたよ。


食事は美味いし、大浴場の温泉もあるし、生活も快適で、


まさに、極楽浄土じゃぞい!」


武田信縄

「早雲殿、儂も同感じゃよ。ここでの隠居生活したいのう。」


幸太郎

「あははは、ご両人とも隠居生活は、もう暫く後ですな!」

意地の悪い顔をしたのであった。



挿絵(By みてみん)



一週間の観光と視察を終えた、早雲と信縄は、

蝦夷国海軍の新造艦の三笠型戦艦に乗船して、

敦賀港に行き、蒸気機関車に牽引された客車で、

京に入ったのであった。



10月


京の御所にて早雲と信縄は、帝に謁見し、正式に新政府に臣従し、

参議としての職務を与えられたのであった。


また、家臣団は蝦夷国の小樽陸軍学校へ入校し、

半年間の基礎教育を受けたのある。

その後は、それぞれの希望の職種に配属されて新政府の一員と

なったのであった。


この時点で新政府は、奥州から畿内(ほぼ全域)までが直轄地になった。


投稿が遅れてすみません。

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