諏訪の国〜その2〜
短いですがお許しください。
今回はカムイが諏訪子のとこに住んでからのお話。
チュンチュン
鳥の鳴き声で目が覚める。
諏訪子の所に住むことになってから早くも一年が経とうとしていた。
俺は隣の部屋でグースカ寝ている諏訪子を起こすべく、眠い目を擦りながら部屋を後にした。
「おーい諏訪子ー、起きろよー、朝だぞー」
俺が耳元で囁くと、ガバッと跳ね起きて。
「うひゃあ!全くなんなのさ!毎朝その起こし方やめてくんない!?」
「起きないお前が悪い。」
喚く諏訪子の言葉をキッパリと両断しながら、朝飯を作ろうと思い。
「んじゃ、朝飯作るから早く着替えとけよ。」
「はいはい、分かったよ。」
声を聞きながら俺は台所へと向かう。
あ、材料が無い。
(外の物置にあったかな?)
そう思い、外の物置に行こうと靴を履いて、戸を開けようとしたその時
「洩矢諏訪子は居るか!」
神々しいオーラを纏った兵士が乱暴に戸を開けて入ってきた。
「おいおい、人の家なんだからノックぐらいしろよ。」
そう言いながら、念話で諏訪子に伝える。
(諏訪子!聞こえてるか?)
(うん!聞こえてるよ!)
(なんか神々しいオーラ纏った兵士みたいなの来たんだが、どうしたら良い?)
(待ってて、私が行くから)
(あぁ、分かった)
念話を終わらせて、兵士との会話を始める。
「ところでよぉ、お前はどっから来たんだ?いきなり来て家主を出せって言われてもな。」
「フンッ!私は大和大国から来た使いだ。此度はお前達の国を攻める事を伝えに来たのだ。」
は?こいつ今なんつった?
「待たせたね、大和大国の使いよ。
それで?今日は何の用でここに来たんだい?」
俺がキレかける寸前で諏訪子が来た。
危ねぇ、ここら一帯更地にするとこだった。
「さっきも言ったが、一か月後にお前達の国を攻める。精々命乞いの練習でもしてるんだな。」
それだけ言い残し、ゴミは帰って行った。
「アイツコロシテモイイカ?」
どす黒いオーラを発しながら聞いた。
「まぁ、どっちでも良いよ。
負ける気は、無いしね?」
「なに言ってんだ、お前そんなに強くねぇだろ。」
俺が言ってやると。
「んなっ!?せっかくカッコつけてたのになに言ってんのさー!」
諏訪子は、あーうー言いながらポコポコ叩いてくる。
「まぁ、俺が稽古つけてやるから安心しな。」
「本当!?やったー!これで百人力だね!」
「いや、俺は戦争に参加しないぞ?」
「・・・・・・え?なんで?」
「面倒いじゃん?」
「orz」
「大丈夫大丈夫、一騎打ちなら勝機はあるだろ?俺が交渉しに行ってやるよ。」
「一騎打ち?」
諏訪子が不思議そうな顔を浮かべる。
「そうだ、お前と相手の大将で一騎打ちした方がまだ勝てそうだろ?」
「まぁ確かにね、頼んだよ!」
「おう!任せとけ!・・・・・・あ、飯は勝手に作っといてくれ、じゃあな、行ってくる。」
「分かった!そっちも気を付けてね!」
俺は大和大国に旅立った。
次回はカムイが大和大国に交渉(物理)をしに行きます。
それではお楽しみに〜。




