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「何をやっている!?早く扉を開けろ!!」


焦燥に駆られた叫びが王宮通路に響く。

そこは謁見の間の扉前。


「ダメですっ…強力な防壁魔法が張られていて開きません!強度レベルまでありえないくらい高められているので武器での破壊すら…」


「くっ…中にはレイド王が一人戦っているのだぞ!?何としても急げ!」


ディオは焦りを隠せなかった。

いつのまにか侵入者は城内に入り込んでいたのだ。

姿も見せず影のようにひっそりと侵入してきた。

そして今、レイドは閉ざされた扉の向こうで一人戦っている。

強力な防壁魔法で騎士隊や魔導師たちは、完全に隔離されてしまっていた。

王を護るのが親衛隊の役目。

だが壁一つに阻まれ何もすることが出来ない。

何人もの魔導師たちが破壊を試みようと魔法を放つが、それらは全て打ち消されている。

強大な力を前にし、成すすべはない。


「レイド王…」


ディオは焦りと悔しさから扉を思い切り殴り付けた。

直後、背後から爆発する力が兵を吹き飛ばす。


「何事だ!」


爆風を抜け出し傲慢に一人の男が歩いてくる。

背後には魔法に巻き込まれた兵たちが、呻き声を上げながら瓦礫の中に埋もれていた。

騎士隊は一度の魔法で全滅していた。


「うるさい蟲だなぁ」


男は嫌らしい笑みをうっすらと浮かべた。

ディオの前で立ち止まると、ずり落ちそうになる眼鏡を掛け直す。


「き…貴様は…」


男の顔を見て驚愕した瞬間、ディオは強大な魔法によって弾き飛ばされていた。

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