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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
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96、 魔法の危険性と初めての魔法


 ふぁ~ おはよう みんな。「お早う御座います。」*皆さん

今朝は皆居る様だ、 昨夜アハトの寝床を作ろうとしたら 俺の空間収納の中で

寝ると 言われてしまった、まあ小さな子猫と 俺が一緒に寝てると潰しちゃう

可能性も有るし それでアハトが良いならと、空間に収納して寝た。

 さて 顔洗って朝ごはん食べに行こう。


 自室のドアを出ると フォーが駆け寄って来た (昨日から走ってるのか?)


<太一君、太一君 凄いのが有ったんで凄いのが出来たよ。> なんだ、なんだ


 フォーが差し出してきた物は 携帯ストラップのマスコットだろう、何かの

キャラクラー商品だよね これ、どっかで見た事有るな。


<それの 頭のボタン押して見て。>


マスコットを良く見る 確かに頭の上にボタンが有る 押して見る ガープさんの

声で ”帰れ”と 声が出る。 あ~解った音を数秒間だけ録音して再生出来る

物だ、 生前務めてた会社に台風が来てるにも関わらず社屋のカギが支店長と

俺しか持って無いので 無理して出社して着替えて持ち場に行ったら 課長の字で

”押せ”と書いて有るメモの上にこれが乗ってて 押したら

 ”今日はお休みダヨ~ン”って音声が入ってて その場でがっくりと膝を付いた

事を思い出した。 あのお茶目な課長元気かなぁ。 っじゃあ無い良く考えたら

此れには致命的な欠点が有る。  フォーこれ如何活用するの?


<んっ、全員で持ってれば いいかなって思って、それにこれから太一君が人族と

接触する様になるから 便利かなって思って。> 確かに皆には現在便利だろう


 これ 皆には現時点では便利だろうね、だけど俺がこれを持って人族と接触して

例えば 話し合いで 良い方向に進んでいたのに 1人だけアホな事言い始める

ヤツが居て ”ああ コイツ排除したいなぁ”と思ってコレ使うと 其処に居る

全員帰っちゃうんだよ、話は御和算、緊急時には良いかも知れないけどね。

だけど 此処に居る魔族達もいずれは 人族との接触を俺は願っているから

この声が聞こえる全員に効果が波及してしまうのは 頂けないよ。

 でも現在置かれてる立場のエルフにはとっても便利な物だよね 奴隷として

捕まえられそうになった時これ押せば解決しちゃうんだかから。 

 なんて話していたら別の用途で使える事を思い付いたのでこれは頂いておこう。





 今日も朝食はブルスト付き目玉焼き両目・ブッコロリーとトマトのサラダ・

スープは焦がしオニオンのコンソメスープとパンだった。


 食堂ではリトが新しいおもちゃを貰ったと思ってか、ネコとヘビをマスコットを

持ってボタンを押して”帰れ”を繰り返しながら 追いかけっこをしている、


 それを 声優ガープが見て笑いながら朝ごはんを食べてる。良く見るとガープの

腰にメガホンがぶら下がている、(拡声補助機能無の形だけで トラトラ縞縞な

デザインのやつだ) あんなの出したっけ? 後で野球のビデオ流そう。


 その後も食堂でフォーと対人兵器ガープボイスの話し合いをしていた。

指向性を持たせた方が良いんじゃ無いかとか 複数を個別判定して攻撃出来る方が

良いんじゃないかとか話している。 (後ろが五月蠅い、ガープが野球に嵌まった

様で メガホン使って 画面に向かって応援してる)もう一寸ボリューム下げて

{提案 マスター、マスターってガープ様の魔法使えるのではないでしょうか?

先の戦いの時、素晴らし魔力の操作をしておられました、私思いますにマスターは

ほゞ今までに見た魔法を行使出来るのではと 思います。}


<・・・そうなの 太一君?>  知らないよ 俺魔法つかった事ないもん


<だって 昨日使ってたじゃん。> じゃんって言われても使った事 あれ?


 昨日使ったのが 魔法? だってあれ フォーが改造した魔法を取り出して 

ゆっくり前進させただけだよね、 あれで魔法が使えたって言えるの?

{肯定 マスター、魔法は行使するでは無く操るのです、魔法の怖い所は

行使出来る者の精神コントロールがどれだけ強靭かです。本来マスター程の魔力を

行使出来る存在は 今までに存在しませんでした 脆弱な精神の魔法行使は

近接する者に死を齎します、例えば睡眠中のマスターが この世の終わりを

願えば その通りに成るでしょう。 それ程魔法行使には 責任が付き纏います、

ですから 魔族は睡眠を必要としないのです。 これは私によって葬られた

ベリアル様程度でも可能な程 御手軽です。」  凄い話だなアマ有難う




 結果俺寝てる場合じゃあ無いって事だよね? 俺が思い描いた結果が魔法として

行使される事象が魔法なのか? ・・・そんな理不尽な力は俺は要らない。

アマ、御願いだそんな事は俺は望んで無い、俺は魔法なんて必用ないよ、だから

俺が 魔法を行使出来ない様にしてくれないか。

 {否定 マスター、その辺は心配御無用です。私とアハトが 打ち消せますし

睡眠中のメンタルケアはヴィーヴォが行います、マスターは安心して魔法を使って

下さい、絶対大丈夫です。} 


<私もいるしね。>  本当に大丈夫なのか? 


<これから 人族と接触するんでしょ、あんまり便利な物に頼ってると それが

無い時の対応に困るから やっぱり魔法使えた方が便利だよ。>確かに一利有る。


 う~ん じゃあ皆のフォローのもとで試しにやって見ようか。じゃあ外に行こう。

やって来ましたお外、 さてどうやるの?

{告 マスター、早速やって見ましょう、ではあの岩に向かって 先日人族が

放っていた ファイヤーボールを放って下さい。} 放てってどうやって?


<火が 飛んで行って 対象にぶつかるイメージをすれば出来ると思うよ。>


火が飛んでって って火飛んでくと危ないよね 他のはないの?

{肯定 マスター、では ストーンバレットは如何でしょう。}

 

ストーン (石か) 石飛んでっても危ないよね 他のは?


<それじゃあ ウインドアロー とか ウインドカッターなんか如何。>


ウインド(風か) アローは矢だよね カッターは刃物じゃねえか、

総じてこれらは 攻撃系の魔法だよね それじゃないのは 無いの?


<とは言っても 皆最初はこれからやるんだよね。>  まあ魔族だもんね


 あれは 医療系の魔法 ヒールとか有るよね、あれなら危なくないでしょ。


<ある ちゃぁ有るんだけど 魔族勝手に治るでしょう、 種族によっては

逆に攻撃魔法に当たるんだよね、それと 患者が居ないと解りずらいでしょ。>


 確かに。 ・・・あれは アハトが使った魔法 アレなら危なくないかも。


「パパ 私と同じ魔法使うの? アハト嬉しい。だけど有れ 見た目はふわふわ

してるけど 雷雲だったり 毒雲だったり スッゴク臭い臭気だったりするの、

昨日は 桃の香り付き大気だったけど 少しの思考のずれで 違う物になっちゃう

から 発動する時気を付けてね。」  ・・・俺には無理そうだ・・・ 


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