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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
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77、 アマの失敗とペザンテ回収


 その後 アマは沈黙した。 多分フォーによって作られた精神体が考えられる

人間という思考に着いて行けない(判断出来ない)状況に陥ったんだろう。

少し静かに見守ろう。


<太一君、、大体放って置いてるよね。なんか カッコイイ事言ってるけど。>


 五月蠅いよ!フォー 何で人が彼女の事を心配してるのに チャチャ入れて

来るんだ? 


<太一君、アマービレちゃんは君の事を1番に考えているんだ、自分の存在

以上にね。さっきの事は アマービレちゃんも迂闊だったけど 太一君の望みを

叶える為に刷り込みした結果 太一君の脅威となる存在を自ら作ってしまった 

今深い思考の中に居るよ。だけど 太一君はやはり優しい。アマービレちゃんが

沈黙する前に言った太一君の言葉は アマービレちゃんにとってこの先も

心の支えになる物だと思うよ。>


・・・んっ? なんか俺そんな大層な事言ったかな? 覚えがないが。


<その感覚が太一君なんだよ。 これからも アマービレちゃんを宜しくね。>


 何だか解らないが 宜しくされてしまったし アマには宜しくするしかない

俺だ。変な事は言った覚えはないけど、何か不味かったのか?   わからん。


(この時の アマの思考はこんな感じだと思う、 ゴブリン・最弱種だが攻撃性は

高く、太一には 危険視される存在。 だけど太一はゴブリンと話がしたい、

アマは先読みしてゴブリンに知性と言語能力を刷り込んだ。 知性が上がった事に

より危険判定が水増しされた、 太一が危険になる行為を自ら進んでしてしまった

事に後悔しているが、 その直後 太一本人からの 感謝の言葉を貰った。


自分の判断が間違っているのを自分自身が 判断出来ているのに、主人たる

太一にお褒めの言葉を投げかけられるのは。高性能なアマでも 理解しがたいの

だろう。 今アマの思考は グルグル同じ疑問と 既に許されている事実を

自分の中で 決着を 付けてる最中なんだろう)  アマちゃん真面目だね。





 その後は各新店舗の使い方、商品説明 商品の納入などをしてから

じいじの所に戻って来た。     ああ疲れた。


 2階に上がって、皆と寛いでいて思い付いたのだが、アスモデウスとベレトは

お家有るんだよね。其処から通いになるのかな?


 <太一君 多分ずーと此処に居ると思うよ。 大体魔族寝ないんだからね、

それと 今まで戦いしか知らなかった者達が 新しい作業が面白くてしょうがない

だろうから、 家に帰って休んだりするより ここで暮らすだろうね。て言うか

彼ら転移出来るから、帰って来たけりゃあ 勝手に転移して来るでしょう。>



 地下と2階の運用をあーだこーだと言い合ってると、マルカートさんが

お久しぶりのぺザンテさんを 連れて来た。


『ぺザンテさん お久しぶりです。 お仲間見つかりましたか?』


「はい、見つかったんですが 同行するのは嫌だと言っておりまして。この者達

夫婦なんですが いち早くあの集落に見切りをつけて この城下町に夫婦で

越して来たんです。 私が話すフォー様との 生活を信じられないみたいで

同行を拒んでいるのです。」*ぺザンテ


 まあ、嫌だと言ってる人を強制するのは良くないけど、突然全てが解決して

集落の者全員が 俺の家で暮らしているとは信じられなくても 当然だな。


『じゃあペザンテさん ここの生活を見て貰えば良いんじゃない。一部の住民も

此方に移転してきたし、何なら社員寮もまだ 空いてるから入居も出来るよ。』



 なんて提案をして見た。どうやら ここに居たバンパイヤ夫婦は 酒場を

経営しているらしい(商売敵だ)ペザンテさん夫婦が第2店舗地下のゴブリン

酒場を視察してから そのバンパイヤ達を連れて来る事になった。


 アスモデウスさんは地下施設はあのままで良いらしいが。ベレトさんが使う

2階は大幅な改造が必要だろう。 丁度2階に居るので 作業してしまう。



ジムスペースの機材は必用最低限にして、子供達の遊戯スペースを拡張して

教室も作った。食堂も新設してキッチンスペースを本格化した。(給食出せるね)

その他備品(学校に有りそうな物達を追加して、ベレトさんの依頼で3台の

タンゴを導入した。 こんな感じかな。 因みに地下の闘技場にはタンゴは配置

しない、アスモデウスさんが一人で全部やりたいらしい。 何か一寸意外だ

見た目と違う。 



 作業が終了して間もなく、ペザンテさんがバンパイヤ夫婦を連れて来た。


 「将軍さま 是非あの場所で酒場開かせて下さい。」*新入りバンパイヤさん


『ああ、良いですよ。では自宅には行かずに此処で商売をして暮らして行くの

ですね?』 一応意思の確認をする。


「はい、宜しく御願いします。」*新入りバンパイヤ夫婦


『では 細かい所はこちらのアダージョさんと打ち合わせして下さい 店舗を

改造したい時も俺は何時もここに居るわけではないので、その場合も

アダージョさんに 伝えといて下さい。』 


 その後皆に労いの言葉をかけてから 帰途に就いた(ペザンテさんも連れてね)。

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