78、 強制回収と強制送還
夕方 正面玄関前にスクールバスは到着した。 俺・フォー・ガープ・リリス・
ペザンテ・マルカート・リトとネコ・ヘビ達・で降車した後バスを仕舞って
貰った。中に入って、皆に挨拶して、ひとっ風呂浴びてから 夕食を食べた。
カランドと雑貨屋じいじの新店舗の話などで盛り上がった。
疲れて寝ていると夢を見た、月明かりの中 大きな湖の辺に居る俺。
湖の上に 真っ白な美しい女性と小さな少女 そして八割れの子猫、(此の子は
俺のフード内の子猫だな) 何か言っているようだが 聞こえない。
そして朝、目が覚めた ネコ(三毛2匹と子ネコ)とアマにお早うを言って
人小屋を出る ユグドラシルにもお早うをしたら
「昨夜ぶりですね 太一さん。」 と言われた。 何?昨夜ぶり?
「ええ、昨夜太一様の夢で御逢い致しました、色々御話したかったんですが
未だ 太一さんが 夢での会話に慣れていらしゃらないので 無理でしたが、
又 夢で御逢いしましょうね。」・・あの綺麗な人はユグドラシルだったんだ
じゃあ あの少女は誰? ネコは解るんだけど。
「あの少女は私が最近お知り合いになったのです。今暫くしたら合えますよ。」
そうなんだ、誰で、何処に居る少女なんだろう。
顔を洗って 食堂に行く。 きょうはソーセージ付きの両目目玉焼きと
ミネストローネスープ そしてパンだった。 皆お早う。
あれ、リトが居ない 何処に居るんだろう 食事時にリトがいない筈がない。
カランド、アパッシオなどと 席についたら タンゴ達が 配膳しに来た。
(早速導入したんだ。) 周りを見渡すと 数十台が稼働していて 1台に
きじトラが騎乗している、何故か水中眼鏡をして。 ・・・?・・・
配膳して貰ってる間、きじトラから目が離せない (楽しそうだなぁ)
なんて思っていたら 厨房からリトが大皿を抱えて出て来た。
[おにいちゃん おはよう。] 持って来たお皿を机の上に置いて 挨拶。
同じソーセージ付き両目目玉焼きなんだが その大きさがオカシイ。
『おはよう リト、それで その目玉焼きのお母さんは何の動物かな?』
[ん、駝鳥だって フォーさまが 言ってた。] 駝鳥なんだ、ダチョウの
卵って普通に売ってるのかな? まあいいや。
昨日言えなかった事を 特にアパッシオ達エルフに伝える、ジャーの旦那の
事だ。 フォーの調査で分かった詳細を伝えた。
「あの ババア、またやりやがったな。何回やれば気が済むんだ。」*
アパッシオ どうやら訳ありの方らしい。
「ええ、一番年長のエルフなのですが、その物好きと言いましょうか 他人の家に
波風をたてるのが趣味と言いましょうか。悪戯ばっかりしてるんです。」*
アパッシオ
ジャーさんの 家族を思えば、さっさととっ捕まえて 旦那をジャーさん家族に
渡した方が良い様な気がして来た。 これ フォー御願い出来ないかな?
<太一君 いいよ~、一寸待っててね。> 正面に座って食後のコーヒーを
飲んでいた フォーの動きが スッと止まる。 (魂抜けたんだな)
暫く食事を進めていると 食堂の中央に 2人の人影が現れた。
「うぐぐぅ、気持ち悪い。」*エルフ2匹
「こら ババア、何度言わせるんだ。いい加減にしろ。」*アパッシオ
「う、ウルさい小僧 暫し待て今気持ち悪いのじゃ。」*エルフ・ババア
「お前もだ イスプ。知っているだろうこのババアの手癖の悪さを。」*
アパッシオ
「おぇぇ、はっ はい、 アパッシオ様 ですが おぇぇ、見た目が変わっていて
今言われるまで 気が おぇぇ、付きませんでした。 おぇぇ。」*イスプ
かなり遠くに居たらしいな、気持ち悪いらしい。
その後 説得したが 2人は納得しないので 強制的に説得した。
ガープさん中心とした フォー、アマ、俺の精神攻撃説得技(攻撃はしてないけど)
途中 ユグドラシルが介入して来て滅茶苦茶に怒っていた まさかユグドラシルに
怒られるとは思っていなかった エルフ2人は直ぐ改心した。是ってユグドラシル
だけで 良かったんじゃないか?
そして当日(今日)中に送り届けられる事と成った。
説得後、相手の居なくなったリタ(ババアエルフ 推定2万歳以上らしい)が
俺に色目を使い始めたら、ユグドラシル・女性バンパイヤ・女性エルフそして
リトが怒り始めた。 特にリトが怒ったら、リタは此処に住むのを断念して
城下町で暮らすと言い出した。 リトの事そんなに怖かったんだ。
{肯定 マスター、多分ですが あのババア伊達に年を取っていません、
リトの本性と解ったんだと思います。}
成程 一緒に居て逆鱗に触れたくなかったんだろう。




