67、 新たな能力と目覚めの予感
疲れる一日であったが 翌朝、ネコ達(三毛♂♀と返事しない子猫)とアマに
お早う と挨拶をして 人小屋から出ると。・・・大きな鉢植え一杯に育った
ユグドラシルの分体が 天井ギリギリまで 成長していた。 ・・・絶句・・・
「お早う御座います 太一様。 良い朝ですね、 昨晩 太一様は夢を
御覧になられなかったので 夢の中では御逢い出来なかったですが まだまだ
今晩も明日の夜も有りますので 之からが楽しみです。」*ユグドラシル
・・・この時 ユグドラシルとアマ(何故か)からは絶対離れられないと言う
予感がした。(何だろうこの感じ?) 別に嫌な感じでは無いのだが、
前世では経験した事の無い、絶対的な感じ。 俺もエスパーに成ったのか?
<おっは~、太一君 それは悪魔が持っている感覚の一つで未来視。第8感に
あたるね。> じゃあ本当に予感がしてそれが的中したんだ。
<そうだね、太一君が悪魔のボディーに馴染んで来たから発動したんだろうね。>
そうなんだ、俺もだんだんと悪魔全として来るのかなぁ?・・・
<そーでも無いんだよね、 だって太一君は人間なんだから 太一君は
人間だよ、 これからも。> 思ったより深い言葉だった。
有難う、フォー忠告痛み入ります。 この感覚って俺に使いこなせるかな?
<大丈夫。 君、空間収納は使いこなしているだろう? あれで何が空間収納に
入っているのかを知覚するのが鑑定(第6感)だよ。 あと未だに発動していない
けど 第7感が過去視。第8感が未来視。第9感がよく分かって無いんだけど、
第10感が神眼。 全てを見通し、全てに対して如何なる影響を下す。 と
言われてるけど、 9と10はよく解ってはいないんだ。 でも 太一君が
今知覚した事は 多分第8感(未来視)だと思われるから これで異世界で
目出度く悪魔として生きて行けるよね。> まあ 便利ならばいいか。
それから顔を洗って 食堂へ、ここでも大きく育ったユグドラシルが居た。
俺の部屋にいるユグドラシルに分体は 針葉樹全とした風貌なのだが ここ
食堂のユグドラシルは 完全なる広葉樹だ。 何でだろう?
「太一様 同じ風貌では飽きてしまうでしょう。 それとこの形にも
一応意味があるのです、それは後日分かるでしょう。」
ユグドラシルは多くを語らずに けっこう気を持たせるよね。
そして皆で朝食を取った、 リリスの隣で5匹のヘビ達がホットケーキと
ゆで卵を 丸呑みにしている光景はとってもシュールだ、(ゆで卵は何となく
理解出来るが ホットケーキ熱くないのかな?) でもヘビ達笑ってる
顔が笑顔だ。 ヘビの笑顔って初めて見た、 ほんと面白い事ばっかりだね。
朝食後 一度本体のユグドラシルに挨拶してから また分体を貰って
(今日は 6体だ)昨日の透明ケースに入れて 庭に有る別棟や池 噴水等を
廻った。 左の農場に1体 エルフの住居兼農場に1体 池の傍に1体
噴水の前に1体。そして 一番奥の別棟の横に1体 植えてくれとの依頼を
受け植樹した。 本日最後の1体は 物干し場休憩所内の窓辺に植木鉢のまま
置かれた。 そろそろお昼だから ここで作って食べようかなぁ 等と
休憩所の備品や食品を追加しながら 考えていると、フォー達将軍3名が
やって来た。 どうしたのかな?
『フォーどうしたの? 何かあったの?』
<いやぁ そろそろ魂洗濯機のタイマーセットした時間なんで、 あの面倒な
将軍もゴーレム化しようかなって思ったんだけど 一応太一君に確認かなって
思って 来たの。> あれ?今回は随分と慎重だね、 どんな理由なんだろう。
<うん 今回の二人は 洗濯機である程度は改善してるとは思うけど、性格がね
とってもピーキーで とても面倒臭いんだ。 少なからず太一君に迷惑な存在に
なると思うから 今回は事前に報告に来たんだ。> 成程 面倒臭いんだ。
{報告 マスター、事前に情報開示致します。第1将軍”アスモデウス”様
見たまま骨太・肉太巨漢の悪魔です。怖くて、強くて 戦闘大好きな脳筋です。
そして 第5将軍”ベレト”様 見た目はネコ型獣人ですが、何時も怒ってる
方なのです。} 戦闘大好き脳筋とプンプンネコしゃんかぁ。・・・
でも フォーが復活させたいなら 協力するよ別に問題ないよ。
〈ありがとう。では早速作って連れて来るね。> あっ、ちょっとって
行っちゃった。
お昼如何しようか聞きたかったのに。 まあ 連れて来る新顔の分も作って
待つか。




