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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
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60、 受け入れ準備


 その後、悲痛な表情のエルフ達を宥めて 今晩は自宅で過ごす様に招いた。

ここ100年間定住もせずに、ユグドラシルを追い求めて来て、やっと

巡り合えたら、要らない宣言されてがっかりしていたが、

自宅の豪華さや、用意した食事など嗜好品の数々に圧倒されていた。

いままで、ずっと放浪の旅であった為、嗜好品などとは接していなかった

彼らだが、美味しそうに食べたり飲んだりしている バンパイヤ達を見て

試して見る気になった様だ。



「フォー様 これ美味しいです!」*ソステ


「フォー様 此方も素晴らしです!」*アパッシオ


男性には 卵料理とワインが 女性には色々なドレッシングで食すサラダと

オレンジジュースが 好評の様だ。 


『それで これからどうします? 目的が無くなったと言っては申し訳ない

ですけど旅を続ける理由が無くなってしまいましたよね? そこで提案

なのですが、此処で一緒に生活する事はできませんか? 他にどの位

お仲間のエルフが居るか存じませんが、皆さんが一時的にでも

ここに留まって他の皆さんを呼ぶ事が出来ると思いますが、

如何でしょうか?』


「有難う御座います、 フォー様のご提案是非御願い致したいと思いますが

定住するにあたって 少々問題が有りまして。」*アパッシオ


『何かここに住むのに問題でも?』


「はい エルフは住居を持つ場合木の上に住居を作ります。 ここには木が

有りませんので 定住は無理なのです。」*アパッシオ

木かぁ、何とか出来そうだな。あと高い所が好きなのかな。



食事の後、エルフ達を連れて 自宅(今歩いていても此処殆どホテルだよなぁ)

を案内している、高い場所を紹介する為だ。ここ自宅は俺が毎晩寝る前に

あそこがこんなだったら良いな などと考えていると アマが夜の内に

改造してくれているので、 実際俺のイメージ内のホテル全とした様相を

呈している。壁には清潔な印象の壁紙が、床にはカーペットが、壁の照明

(松明?)を外して天井にLED照明が埋め込まれて とても明るい。 

バンパイヤが使用している部屋以外もホテル装備になっているので、 

不意の来客にも対応してる。(俺は自宅を何に使用しょうとしているんだ?)

見た目がホテルだから仕方ないか。


高い場所が良いだろうと思い 3階へと足を進める、この辺で良いだろうと思い

ある客室?のドアを開けて中へと案内する。全員で15名も居るので全員で

入れる3部屋ぶち抜きのナンチャッてスイートルームに足を踏み入れた。


『皆さんに確認して頂きたかったのですが、ここが3階の住居の見本です

木の上での生活とお聞きしたので 住まう場所が高ければ良いのかと思い

御案内しました、どうぞご自由に見て下さい。』


 皆さん 室内の広さと 調度品の豪華さに度肝を抜かれていたが

落ち着いた所で窓の外の景色を確認して、歓声を上げている。


「フォー様 ここに全員で住んで宜しいのですか?」*アパッシオ


『いや ここにご案内したのは 全員で室内に入れる大きめの部屋にご案内

したのです。 皆さんには個別のご家族がいらっしゃると思いますので

ご家族ごとに 別にご用意致しますよ。』


エルフさん達皆で会議が始まっていた。 会議が終わるまで、暫し待つ。

その結果、女性はどうやらここが気に入ったらしいが 男性はアパッシオを

除いて(4人)は やはり木の上に住居を構えたいらしい。



 では、まずアパッシオ夫婦とその他、9人分の部屋割りと住居を設える。

やはり 視点が高い風景が好みの様なので各部屋の窓を大型化して ベランダを

増設して 外へ出られる様に改造した。(景色はあれなんだけどね)

結婚してるの アパッシオさん夫婦だけなんだ。

{肯定 マスター、結婚出来ない状況で有った為現在既婚のエルフはアパッシオ

夫婦だけです。それと御報告なのですが、放浪しているエルフは彼らだけで、

其の外のエルフはユグドラシル探しの旅で絶命していたり、人族の領域で奴隷に

されている者達だけです。奴属されている者も生存数は7名しか居りません。}


 やはり人族の間でもこの世界には奴隷制度が有るんだな、エルフ何で奴隷に

成ったんだろう?

{回答 マスター、エルフは人族の間で高額で取引されているのです。

エルフだと気づかれると 必ず捕らえて奴隷商人に引き渡されます。

そんな物です。}


それじゃあ、別に借金のカタにとか犯罪でとかじゃあ無くて 只エルフだから

奴隷にされているの?  それは人道的に如何なものかな。

{肯定 マスター、エルフも魔族の一員です。敵対する人族が魔族に人道的な

対処をする事は有りません。生殺与奪は人の領域に入ってばれたエルフ達の責任

なのです。 マスターが御気に掛ける必要は有りません。}


そうは言ってもなぁ、 でも直ぐ対応出来る事では無いので、一時保留だなぁ。


 そう言えば木は 如何しよう? ユグドラシルの周りを開墾してバンパイヤの

集落周りの生えていた樹木を移設するか、それだと ここの極冬には凍え死んで

しまうのでは ないかな? どうしよう・・・。

 {肯定 マスター、確かに寒いでしょうが、仮にもエルフです生存スタイルが

アウトドアよりです。 寒いでしょうが死ぬことは無いと思います。多分、}


 う~ん、 アマ、光星電球の安全性はもう確認出来てるの?

{肯定 マスター、安全性は既に確認済みです。100パーセント安全と

ビフォアー・フォー様の確認しています、お腹叩いて太鼓判を押されていました。}


お腹って 見えない筈なのになぜ?

{回答 マスター、ゴーレムの姿の時に確認致しました。}


成程、納得した。 で あれば 右奥の建物の中を改造して 農地件エルフの

住居スペースを作ろう。


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