55、 自宅へ帰還と新たな芽
フォーちょっと待ってね。 これから転移である、もう何回も経験しているあの
気持ち悪さ。 いつもは油断している間に突然転移されて 到着した時には、
気分の悪さに倒れ込むのである。 今回は深呼吸して気合いを入れて よし!
フォー頼む。<あいよ。> ・・・ 転移 ・・・
・・・ ダメでした。 気持ち悪い。・・・
<ウーン、いつもそうだと辛いよね、一寸考えてみるよ では私は口の開発に
向かうからね。> まず口なんだ、まあいいや。
気分が回復してから、門をくぐり玄関へのアプローチの半分くらいの時右側の
庭で(先日アマに整地してもらった場所) 多分リトと猫二匹が 何かしている。
行って見よう。だんだんと近づいてきたので、声を掛ける。
『ただいま。リト、 猫達』[おかり~ お兄ちゃん]「お帰りなさいませ
(にゃぁ)」
『どうしたの? 何かあるの?』
[うん、あのね 何か生えてるの。] 生えてる?
ここは農場みたいに地面掘って改造していない場所だ、なぜ?
{告 マスター、不明です、確かにこの芽は土壌(鉱石化している土壌ですが)
より発芽しています。通常の植物では不可能な行為です。後でビフォアー・
フォー様と検分致しますので、それまで回答保留させて頂きます。}
『アマでも解らないみたいだよ、後でフォーと調べてくれるって。』
[そう、じゃあ一緒にごはん食べよ お兄ちゃん。]
『ああ、そうしよう 皆にも ただいましなきゃあね。』「はい、(にゃぁ)」
リトと手を繋いで、二匹とともにロビーに入った。近辺に居たバンパイヤ達に
声をかけながら、階段を上がり、食堂へと到着した。
「お帰りなさいませ、御主人様。」*カランド・ドルチェ
『ただいま。何か変わった事あった?』
「はい、ぺザンテが一緒に帰って来ていない位です。」*カランド
・・・アマ、大変だぺザンテさん置いて来ちゃったよ 連れて来なくちゃ。・・・
{報告 マスター、御存じだと思っていました、魔王城に呼び出された時
城下町に知り合いがいるので、探してくると言って出て行きました。説得と
引っ越し準備で暫く掛かるから、先に帰って貰って良いとの事でした。
何だ、びっくりしたって全く頭からぺザンテさんの事、忘れてた。申し訳ない。
詳細はアマが念話で説明してくれた。2人も納得していた。 タバコの販売は
うまく行きそうなのと 城下町で商売をしているインキュバスの店を改装
(建替え)をしてこの先頻繁に手伝う旨話した。
『それで、此方から誰かお店の手伝いに行きたい人いるかな?』
ここに居るのはバンパイヤ達の意思で居て欲しい。他の場所で今までと違う
生き方もそれはそれで有りだと思う。以前森でのギリギリな生活をして来ていた、
バンパイヤ達ここの暮らしで少し落ち着いたなら、また新たに出発する人が居ても
良い筈だ。
「そうですね、皆に聞いておきましょう。」
城下町の事や、新タバコ屋の事などを話していると フォーが2人を連れて来た。
<太一君、出来たよ口。これで食べられるよ、それと話せるよ。>
そうだね 一緒に食べよう。 皆が食べている物を少しずつ貰って来て俺・フォー
ガープ・リリス・カランド・ドルチェ・リト・ネコ2匹と食事した。特に
初の食事のフォー・ガープ・リリスは大量に食事を取っていたが、リトは自分で
作って自分で消費する技を覚えたらしく、気に入った人には食事を作ってくれる。
と 言う訳で大量の食事が 積み上がっている。『リトありがとう でも量が
多すぎるから 皆と食べても良いかな?』 [うん、でもなるべくたべてね。]
『うん わかった、一生懸命たべるね。』『そういえばフォー、庭に芽吹いた
葉の事聞いた?』<聞いたよ~食事が終わったらアマービレちゃんと見に行って
くるよ。>
「リリス 御前何か太一殿に話があるのでは なかったか?」*ガープ
「あぃ、太一さん 私の友達をこちらで飼って宜しいでしょうか?」*リリス
『リリスさんのペットですか? それは種族は何ですか。』
「ヘビです。今は5匹なんですが、1匹はフォーがゴーレム今作ってるの、悪戯も
しないし いい子達なので、御願いします。」 成程、アマが蛇好きだって
言ってたな
『リリスさんが面倒見て頂けるなら、飼っても良いですよ、ただ 魔族食べない
ですよね?』「大丈夫です、私が面倒見ます、あと食べません。」*リリス




