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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
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20、 バンパイヤの集落


 ・・・ 気持ち悪い。 毎度の転移酔い、これ何時になったら慣れるんだろう。

視界も晴れないし、是便利だけど、転移先で不味い状況に飛び込んだら俺ヤバイ

よね? <そのうちなれるよ、多分ね。>



 眼が見えてきた あれ、ここ森の中?そう木が有る。俺の周り全てに、

魔界って 全部あの荒野じゃないの? 

{肯定 マスター、此処はバンパイヤの集落で魔界と人間界の境界になります。

人間界が近しい為、魔界にも影響が出て、植生が有ります。}


ああ アマ、おはよう 朝出掛けてたんだね。

{肯定 マスター、お早う御座います。はい、周辺警戒と此の先マスターが

必要になりそうな物を収集しておりました。}


有難う。でここはどの辺なの? (此の先必要な物って何だ?)


<ここは 自宅から南に約3800キロ、人間界との境にある山脈の

山間部の部落さ。>


土のダークブラウン・木のウッドブラウン・葉のグリーン 木立の間から少し

見える空はスカイブルーだ。 おおっ、見た感じ前の世界と同じ様子だ。

こっちに引っ張られて、10日程(正確には解らない)でも、とても懐かしく

思えた。ここら辺探検したいな~。


<まあ 先ずバンパイヤの集落だね。> それから10分位 道なき道をフォーの

指示に従って歩いた。 ここが集落かぁ、 ・・・誰もいない?・・・

{否定 マスター、奥の他より大きな小屋に複数のバンパイヤを確認しています}


<まあ 私がいるからネ、彼らも魔力感知出来るから 怯えて

隠れたんでしょうね。>


 フォーそれ 此の先も何だか同じような事に成りそうなんで仕舞えないの?

それ。<それって言われても未だ修行不足で隠せないんだよね~ 次までに

精進しとくよ。> で、これでは接触して御話出来ない、のでカランド達に

仲介して貰おう。 って居ない? 何で一緒に来てるよね?

{肯定 マスター、一緒に来ています。が、集落のバンパイヤと同じで

ビフォア・フォー様の魔力量に怯えて ここから300メートル後方に

います、今呼びましたので 直参ると思います。}


・・・来ました、2秒位で。


「フォー様 御待たせ致しました。御早う御座います。」*奴隷二人


おはよう。そんなにビフォア・フォーの事怖いの?


「はい。怖いです それと嫌いです。」*カランド

「はい。怖いです そして大嫌いです。」*ドルチェ


・・・是か、フォーの言ってた 面倒臭いの・・・ 

『それで、怯えてるバンパイヤ達と御話出来る様に、取り成してくれるかな?』


「はい、承知致しました。」  集落の中へ入って行く2人を見送る。

フォーは何で嫌われてるの?


<まあ、力と交換条件で縛った上、私の以前の性格だから色々とね~>


どんな性格だったかは、解らないけどきっと色々やらかしたのだろう。

<ま~ね~。> てか、褒めてないしっ!



 暫くして 奴隷2人と集落の代表の男性バンパイヤが一人出てきた。

すっごく睨んでる。 「コレ、ぺザンテ。殺気を出すで無い」*ドルチェ


「此方のフォー様はお前の知る以前のフォー様とは違う、中身が別人だ。」

*カランド 


「しかしコノ忌まわしい魔力の塊は?・・・」*ぺザンテ


「コレが以前のフォー様だ。」*ドルチェ 


フォーはコレ扱いか。<酷いよ、まあ自覚は有るけど。>

で お話は出来るかな? 


「はっ、はい。御案内します 此方へおいで下さい。」*ぺザンテ



集落奥の他の建物より 大きな建物に入る。(集会場かな?)

 建物の中に入る。(ドアは蓆かぁ)おおっ、木製の建物だ 木の良い匂いがする

「此方にお掛け下さい」案内された 部屋には丸いテーブルを囲むように

木製の椅子が置いてある、 その一つに座る。 椅子とテーブル久しぶり。

その後、部屋に2人の男性と一人の女性が入室して来た。


「フォー様 女性がぺザンテの妻、”マルカート”と申します。そして背の

高い男性が”トランクィッツロ”と申します。 そしてもう一人が・・・


「俺は 話なんか聞く耳持たね~ぜ。」*スケルッァンド


「こら!スケルッァンド 礼を逸しては成りません。」*マルカート

まあ バンパイヤにも色々居るよね。 


「御主人様。今、無礼打ちに致します。」*ドルチェ


『ちょっと、ちょっと 待ってドルチェさん 俺、気にして無いから。』

ってゆうか、何処から出てきたその刃物?ドルチェさんケッコウ短気?


「ドルチェさん???」 出ました、バンパイヤ カルテッド。

ペザンテサン・マルカートさん・トランクィッロさん・スケルッァンドさんの

同時発声攻撃。バンパイヤは同時発声練習でもしてるのかな?


「フォー様 何故ドルチェに敬称を付けて 御呼びになってるのですか?」

*バンパイヤ カルテッド。


『ん、だってドルチェさんとは対等若しくは俺の方が低い立場と思ってるから。』


「んな、なんだってぇ~。」


・・・「だから、此方のフォー様は以前のフォー様とは別人なのだ。失礼の

無い様に対応せよ。」*カランド


「承知しました。」*バンパイヤ カルテッド


 さて進軍の原因は?


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