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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
191/418

191、 幸せになる呪い


 呪いの改造を終えて 俺は母屋に向けてケッテン君でフォーと走っている

呪いさんは 呪い研究会事務所兼実験場で待機して貰っている、 

是は一緒に呪いさんを母屋に連れて帰ると、 呪いさんが特別な物だと

ディパを含む住民達に気取られるのを防ぐ為だ。 


 何故こんな面倒臭い事をしているかと言うと、 俺の考えはこんな風

である。  俺と近しい者達に了解を取ってから 俺製 幸せになる呪いを

その対象全員に送る、 当然俺の呪いには受け入れるか・拒否するかの

選択権付きだ その判断は各個人にお任せする、それと新機能を付けて見た

 呪いを受け入れても・拒否しても その選択をした理由が俺に返って来る

仕様にして見た、 これは遠くに居る対象にはその理由が聞き取り難いから

だが それと共に呪いに対してと俺に対しての意識調査も兼ねている。

大体 幸せになる呪い等今迄存在しなかった物に魔族は如何言った反応を

するかと、俺に対する感情が如何言った物かが知りたかったのだ。

 まあ新機能は如何でも良いのだが このプロジェクトに使う呪い達に混ぜて

改造済みのディパを呪っていた呪いさんをディパに対して送る予定だ、

ディパが受け入れるかは本人次第だが 受け入れられなかった時は呪いさん

には諦めて貰う。 



 自宅食堂に到着したので 早速皆さんに一斉メールで確認を取る、

早速返って来る返信には ”拒否”が2件だけ有った。

ラゴン(大じいじ)とリテヌート(ばあば)だ、 ばあばの返信には

「何時も良くしてくれる太一さんからこれ以上何かを受け取るのは

忍びないのと 多分ドラゴンハーフの私には呪いが効かない。」との事


 大じいじの返信は 「儂には呪いが効かない 後、発泡スチロールと

エ〇ーグ〇ーンのプラ板を至急貰い受けたい。」のコメントが有った。

成程、龍族ドラゴン関係には呪い無効なんだ あれ?魔王様は確か

ドラゴンクォーターだった筈、魔王様には呪い効くのかな?

 {肯定 マスター、魔王様には呪いは効きません。多分興味本位で

幸せになる呪いを見て観たいだけだと推察します。}  そう言う事ね


 

 確認はしたので早速呪い発動! (内緒で呪い研究会事務所兼実験場にて

待機してる呪いさんにも指示を出す)



 俺が見える範囲に居た食堂利用者の住民達の前には、キラキラした煙が

出現して 多分今受け入れ承認判定を各個人から貰うのを待機している

のだろう。  暫く見ているとキラキラ達は消えて行く、そして俺の

スマホに結果が返って来る。 俺の呪い達の結果報告はスマホにメールと

して送って貰う事にしてあります、一気に大量の呪い達に口頭で結果報告

されても 俺、聖徳太子さんじゃ無いから判断出来ないと思った結果です。


 大量に送られて来る結果、見て観よう。

全ての結果を精査してみて思った、俺の呪いはほゞ受け入れて貰えなかった。

チョットがっかりな結果だったが その殆どが俺に対して今でも良くして

貰っているのにこれ以上な物を貰うのが忍びないが大多数を占めていた。

 中には ”こんな物儂に送って来おって 何を儂にやらせる積りじゃ”

(多分これベレトさんだな) とか  ”面白そうだが 太一殿から

これを貰うとフォーが嫉妬しそうであるから 辞退致す。”

(これは 魔王様だな) 等有ったが俺に不満を持って拒否してきた魔族は

居なかったので一安心だった。



 当然受け入れてくれた方も居た、 先ずリト、 ”お兄ちゃんが くれる

ものは すべて もらうの” (だ そうだ) そしてヴィーヴォ、

”私の可愛い妖精からの贈り物を拒否するなんて有り得ません。”

(俺はいつの間にか ヴィーヴォの所有物になったらしい)

次にビバーチェだ ”少年の贈り物は貰うの、そしてその他も貰うの”

・・・一寸背筋が寒くなる感が有るコメントでは有るが ビバーチェさんは

俺の呪いを受けてくれた様だ。

 そして真打ディパだが 俺の呪いを受けてくれた、他の魔族達とは

全くの別物呪いだが ディパ専用幸せの呪いだ、 上手く付き合って

くれるのを祈ろう。


 これにて人族全滅は阻止出来たと思われ、俺のプロジェクトは終了だ。

あっ! 大じいじに発泡スチロールと特殊プラ板持って行かなくちゃ。




 人族達がバタバタと死んで行くビデオを見ながらほくそ笑んでいる、

何方かにとっても似ているゴーレムの御爺さん、 (チョット怖い)

呪い返しの効果に大層感心している御様子。 


  人族領に呪いを返したビデオを見て研究している御爺さん、

(未だ改善の余地が有りますな、 運も盛大に悪くなって頂きたい物です

それに信用の失墜も必用だな。) 等と考えを巡らせ 思考の中で自分達を

貶めた者達が苦しみながら死んで行く様を想像し、効果的な呪いの開発に

役立てようと、更に思いを巡らせて行く 前世の神様に激似なゴーレム

御爺さんは不敵に笑う。


 フォーさんが言っていた、呪いを使うには先ず魔法の訓練が必要と。

その訓練は 太一君がほゞ毎日行っているから 参加して見れば との

勧めをフォーさんから受けた。 

 しかし如何も見た目少年な太一君が 魔法のエキスパートとは見えないが

彼は今日、呪いを発動させていた。  それも一度に大量の呪いをだ、

フォーさんに確認したが 一度にあれ程大量の呪いを発動させるのは

魔王様でも不可能だ、 だそうだ。 

明日魔法の訓練に参加して見よう。


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