128、 緊急依頼
我が家は絶賛お代わり自由なのですが 昨晩の鰻フェアで一部変更が有りました
赤い物が大好きなバンパイヤの皆さんが 鰻と梅干の食い合わせに気が付いたのか
気が付いて無いのかは 判りませんが 一緒に食べると 鰻を大量に食べられる
事に気付いてしまった御様子。 流石に鰻を禁止には出来ない為、苦肉の策で
梅干禁止令を出しました、 かなり時間が経過してから気付いたので 多少
手遅れ状態のバンパイヤさんが存在致しますが 皆さん存命です。
特に常用的に梅干が好きな カランド・ドルチェ夫妻はかなりの時間食べ続けた
のか 夫婦両方 御懐妊された様なお腹を晒して フウ・フウ言っています。
(大丈夫か? 御産婆呼ぼうかなって絵面で有る) 内科が正解かな
太田漢〇胃〇薬を処方した。 (無花果浣〇が正解か?)
て言う訳で バンパイアさん達は今日強制休日です、(多分動けませんし)
バンパイヤさんのタバコ農園の手伝いでもしようかなと思って 愛車ケッテン君
に乗って出かけて見たが 大量のタンゴが活躍していて 邪魔だから何処かに
行って 的な対応で追い出されてしまった。 (何か段々俺の居場所が無くなり
つつ有る様な気がする)
久しぶりにヴィーヴォ(ユグドラシル)本体に逢いに行った。
何時も近くに居るんだけど分体の受け取りには 本体への接触が必用なのだ。
『おはよう ヴィーヴォ 分体分けてくれる?』
「お早う御座います、太一さん 勿論です 3体で良いですね。」*ヴィーヴォ
分体を貰いに来たのには 当然訳が有る、先日黒の湖でユグドラシルの分体を
3体 植樹して来たのだ。 赤松さんの隣を起点に ユグドラシルの分体が管理
出来るエリアを加味して3体を効率良い場所に植樹したらしい。(そうなんです
俺が植樹して無いんです、誰がやったのか分からないですが 俺って要らない
人なの? って最近思います。)
{否定 マスター、違うのです マスターは働き過ぎ、気の使い過ぎ
スケベ過ぎなのです。 御自愛下さい もっとダラダラしていて下さい。}
スケベ過ぎの発言がとても気になるが、 アマは気を使ってくれているんだな、
そんな事言われちゃうと 全力で仕事しなくなっちゃうぞ。
でも多分出来ないなぁ~ 何か目標を持って行動していないと 俺は我慢
出来ない 質の悪い性格なんだろかと思うけど 俺の魂は 誰かのために
働けと 訴えている。 フォーに殺されて フォーに強制的に連れて来られて
最初は戸惑ったけど、今思えば 前世より圧倒的に俺の思うがままの生活が
送れている。 俺は多分フォーに殺されて幸せになったのかなぁ
なんて思っていたら 何かを知らせる感覚が 危機を知らせて来た。
<!!!太一君! 大変だよ! 骨さんのホテル 予約が10年先迄入って
骨さん もう直ぐ死ぬよ 過労死で!> 一寸待ってフォー落ち着いてね
それで 如何言うわけ? 超人気店に突然なったって訳なの?
其れってベビーブームって奴だよね、人口(魔族口)爆発しちゃうって事
だよね、 只10年先までの予約って 一体何が起こったんだろう?
<いいから 太一君早くして!> フォーが焦ってるってどんな状況だろう
リトが一緒に行ってくれるので トライク(元俺の)に便乗して 洞窟に転移
した。 完全予約制にして有るので 店舗前はじいじ商店の様な行列は無い、
入って見よう。
入口を入ってドアを開ける、 正面に有るフロントに骨の腕が一本乗っていた。
ええっ! ビッチさん手遅れ? と 思ったが右腕をカウンターに乗せて
フロント裏に跪いているビッチさんを発見。 息も絶え絶えだ。 (息?)
『大丈夫ですか? ビッチさん。』
「おお、其方か。 儂はもう駄目じゃ こんなに繁盛するとは 計算外で有った
後3日も持たないで有ろう。」*ビッチ
・・・何が悪かったんだろう? 燃料の回収効率は格段に上がって居る筈、
アマの言っていた 魔族の交配行動もそんなに頻繁では無いと言っていた。
何故お客さんが 詰め寄せて来たのかが不明だな。
フォーに ビッチさんのメンテナンスを御願いして、 予約状況を確認して見る。
フロント裏に有るスタッフルームに入ると 何やら石板が積み上がっている。
何此れ、昨日は無かったよね?
{肯定 マスター、あの骨は魔族にしては珍しく言語を残す術を知っていた
様です。 紙が無かったので 今迄使っていた石板に言語を記載して 保管
している姿がこの石板の山です。} それは石を削り出して記載しているのか
試しに記述事項を読んで見ると、予約日受付日・予約日・予約部屋番号・
宿泊日程・観光案内補助の有無・松茸狩りの御供の有無・夜の御相手斡旋の
有無・団体割引の計算等 多項目に及ぶ記載が有る。 此処迄考えたビッチさんは
大した物だなぁ~ なんて考えていたら。
{否定 マスター、その案件はフォー様が骨に打診して、骨が理解する前に
フォー様が 実行していらっしゃいました。} ヤッテくれたなフォー
夜の御相手って何だ? 団体は受け入れられるのか? 宴会場は作って無いぞ!
{肯定 マスター、先ず魔手不足ですが、筆記用具の改善が必須と思われます。
骨の消耗はあの石板に文字を刻むのに消費された労働による物です、骨が手ずから
予約表を記載する手段は 察して上げて下さい。} ふむ、先ずは拡張かな
フロントの受付に引っかかているビッチさんの前に A4のノートを100冊
位置いて ボールペンの御徳用パック(1パック10本入り)も20セット程
置いて、修正テープと 一応シャープペンシルと替え芯、消しゴムも出しとこう。
ヴィーヴォの分体をその横に1体置いて ビッチさんが気が付いたらノート等の
取り扱いを説明して貰う為に置いた。 (説明して上げてね)
{提案 マスター、太一水を置いて於いて骨に飲ませるのを提案致します。
マスターの水は魔素を大量に含んで居るので 骨のゴーレムボディーと
骨の精神に良い効果を齎すと思われます。}(そうなんだ じゃあ出して置こう)
ペットボトルは有るけど 全部中身が入った新品なので 今のどか沸いて
無いから中身捨てるのは勿体無いので 適当な瓶を見繕って俺水を満たした、
瓶に似合う柄杓が有ったので 置いておく、 序でだからビッチさんに頭から
俺水を柄杓で掬って掛けておこう。 (何かこんな感じの祭事が有ったな)
{肯定 マスター、多分降誕会です お釈迦さまに甘茶を頭からぶっ掛ける
言わば仏教国のクリスマスイベントです。} (何かそんなの有ったなぁ)
{肯定 マスター、因みに 4月8日です。} そうなんだ
それでは拡張工事に取り掛かりましょう。 何処をどの様に拡張しようか
考えながら 兎に角奥の方へ進んで見る、前回はこんな物だろうと14室を
作成したが、10年先まで予約が入るんだから 拡張できるスペースが有れば
有るだけ部屋作っちゃおうと思う。
一番奥の14号室の奥にも通路が未だ続いている、
先ずこの辺から着手しよう。 あっ!予約でどのスタイルの部屋が人気なのかを
確認してないや、如何しよう。
{告 マスター、部屋の空間だけ設定して 後はあの骨が起きてから
予約状況を聞いて頂ければ 私が一気に仕上げます。} 流石アマさん
一番奥まで行く迄に 20室のスペースは出来上がった、そしてその奥には
大きなとても立派なドアが有った。 何か重々しい雰囲気が有るドアだな
{肯定 マスター、此処はダンジョンです 階下に繋がる階段が有る筈です
此れ(ドア)は 多分ダンジョンの次のフロアに繋がる階段を封鎖する為に
骨が設定したドアなのでしょう。} ビッチさんが意図的に封鎖していたんだね
果たして此の奥にはどんな異世界ワールドが有るんでしょうか、ワクワクして
しまいますね。




