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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
120/418

120、 久しぶりの休日


 魔王様の依頼も片付き、人族との取引も獣人達に任せたので 暫くは

自宅にてゆっくりしよう。 


 日課にしてる朝食前の水撒きして、 朝ごはん食べてからは プールに行こう

実際俺が作ってから 俺自身は使っていないんだよね、 そろそろ夏も終盤

だと カランドが言っていたから 今の内に入らなきゃ。


 プールに着いて 水着に着替えて 適当な本出して、ユグドラシルの葉っぱ

借りて(これで本当に浮くのかな?) 流れるプールにゆっくりと入った。 

 あっ、何かドリンク貰って来れば良かったかな 1周してからでも良いな。


ユグドラシルの葉っぱは本当に人を乗せて浮いた、どんな浮力なんだ? そして

とても快適だ、枕が欲しいので収納から取り出して 上向きに寝っ転がる。

この体勢で本読んでると 必ず寝るな。


ウオータースライダーからは 元気な子供の声がする そして水柱が上がる。

プールサイドでは リト・ネコ3匹・ヘビ5匹が水鉄砲で銃撃戦を繰り広げ

ながら ドタバタ走り捲ってる。 


 1周してドリンク(コーラ、 アルコールは入っていない)を貰ってから

2週目に突入! ゆっくり流れるプールは距離の関係も有り 1周小一時間程

繋る様だ。 これは、これで良い時間だよね。  安全に水の上を流されて

本を読んで時間を潰すって なかなか体験出来ない事だと思う。

 

 「パパ 御機嫌だね、 もう少しで 此処から出られると思うから

もう少し 時間を下さいね。」*アハト 


 ああ、気にしないで 療養しててね。 アハトが元気でなかったら 俺が

悲しいから 十分に英気を養ってから 元気な姿で戻っておいで。 

 アハトはヴィーヴォと言い争った後からは 俺の収納の中で療養中なのである。

時々 自分の気になる会話に介入はして来るが 姿は未だ見せていない。 

 ああ、アハトが完全だと思ったら 元気な姿を見せてね、 又会う時がとっても

楽しみだよ、アハト。


 「はい、一秒でも早く パパと同じ所へ来ます。」*アハト


だから 無理しないでは 逆効果に成ったけど、 何時までも俺は君を待って

います、 だから急がず・焦らず ゆっくりと養生して下さい、

無理はしないでね 。 




 読んでいた本を置いて、天井を見る かなり高い所に有るアクリル製の天井を

ウオータースライダーのチューブが時々視界を妨げる やっぱり外が薄ら赤い

穏やかな時間が過ぎて行く、(カラカラ)んっ? 足の方から何か音が

頭を上げて足の方向を見ると 2枚の葉っぱがドッキングしていて その上で

リト・ネコ3匹・ヘビ5匹が 人生ゲームをやっていた 君たちそれ好きだね。

俺も途中から混ぜて貰って暫くしたら、 [お腹が空いて来た感じがする。]

を合図に 昼食の準備に掛かる。 




 売店に移動して 何作ろうか思案していると プレストさんがやって来た


 「太一殿 お昼の用意であろう、今日は何じゃ?」*プレスト


『はい 何かリクエストは有りますか? お肉が良いですか。』


「いや、肉はもう良い、 何か真新しい物が食べたいのぉ。」*プレスト


真新しい物か 何か有ったかな、う~ん あっ、あれは如何だろう。


 『プレストさん パスタは好きですか?』


「パスタとは あの麺の事であろう、あれも好きじゃな。」*プレスト



 それじゃあ 作り始めよう 多分人数が増えるのを見越して、アマに多めに

パスタ茹でといて貰う。 俺はデカいボウル用意して たらこの薄皮を剥く

ボウルに入れて 其処に適量の牛乳・マヨネーズ・バター・醤油・昆布茶を

入れて混ぜて置く、これで後はパスタが茹ったら此れに入れて混ぜるだけ

超簡単。 んっ? ニコニコ笑顔でドルチェさんが何か持って来た。


 「御主人様、これでも出来ますよね。」*ドルチェ  何その樽

ああ、明太子だ 出来ますよほゞやり方は同じだ。


 『ええ、出来ますよ 作りますね。』


又ボウル出して 明太子薄皮剥いて ボウルに入れて牛乳・マヨネーズ・

バターを入れる、醤油と昆布茶は明太子の方が味が濃いから 味見してからね。

アマが茹でてくれたパスタを半分づつボウルに入れて混ぜて お皿に

取り分ける、あっ! 海苔切るの忘れてた。

 

 [お兄ちゃん 如何したの?]  


『ああ、海苔切るの忘れちゃたの。』


って言い切る前にリトは俺が持っていた海苔を引っ手繰ると作業テーブルの上に

乗せて 何処から出したのか デザインナイフを30本位横一列に思念移動で

コントロールして 一瞬で大量の刻み海苔を完成させた。

 

 『有難う、リト 凄い技術だね。 それでそのデザインナイフは何処から

持って来たの?』 


[大じいじの お家に有ったの 使えると思って貰って来たの。]


やはり大じいじの所か、でも替え刃は渡したけどあんな一杯のデザインナイフは

渡して無かったと思うけど。


{肯定 マスター、ラゴン様が ナイフが無くなったと何度もビフォアー・

フォー様にデザインナイフを所望されていましたので リトが取ったの

でしょう。} ・・・お小言は昼飯後だな

 リトに刻んで貰った海苔を掛けて出来上がり 因みに明太子には醤油だけ

追加した。 


 『では皆さん 頂きます。』


やはりバンパイヤ勢は明太パスタ一直線だった、追加で一味とタバスコも

掛けてる、 プレストさんとリトは両方だ、一応2人でシェアした見たいだ。

俺はたらこパスタにした、美味いのだが パンチが無いな 柚子胡椒を出して

少し絡めて見る、柚子胡椒の清々しい辛みが良く合う。


柚子胡椒の瓶をテーブルに置いて於いたがバンパイヤは興味が無い様子

(赤くないもんね) エルフ勢は食べて見ていたが 大量に使用した物は

後頭部を自分で叩きながら 水飲んでる。 リトとプレストさんも試していた。



食事が終わって、 リトの所に行く 2人きりに成ってから話始めた。


 『ねえ リト さっきのナイフなんだけど 大じいじに頂戴って言って

から貰って来たの?』


 [・・・言って無い、勝手に持って来ちゃった。]  やっぱり


『大じいじだって フォーとか俺から貰ってるんだけど 人の物を勝手に

持って来ちゃダメだよ、 どうしても欲しいなら その持ち主に断わらなきゃ,

無くなっちゃったと思ってたらしいよ 大じいじ。』


 [ごめんなさい、 でもお兄ちゃんは くれたの 前に貰った乗り物も

毎日のご飯も お兄ちゃんは何も言わなくても くれるの、 だから大じいじも

良いと思ったの。]  はい 確りとした理論が有りました


 『そうか でもねリトだってリトの大事なあのトライクを誰かか勝手に

持って行っちゃったら 困るでしょう、 だから之からは貰う時は

それを持ってる人に断わってからにしてね。』 


 [わかった お兄ちゃん。]  判ったら此れで御仕舞、替え刃を渡した。                                         

   

午後もプールで本を読んで過ごし、日が傾いてから湯殿に向かい 軽く一杯

引っ掛けてから、本館に戻って来た。 今日はこの後夕食を食べて終了だな。

 自分に部屋のドアを開けてから気付きました、 ここをもうチョット何とか

する時間を取ればよかったなぁ、 ドアを開けて自室の奥を覗くと 全面

ガラス張りの窓に映る大きな月が見えた。


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