118、 新商品の販売方法
やっと話が出来るよ、話に成らない頑固者が権力持ってると大変面倒臭い。
お肉と野菜の交換レートは依然と変わらない物となった そして以前の村
より 魔族領に近くなった為、人族領の直ぐ近くにミノタウロスとオークが
村を作ると言い出した。 そうですか 後で手伝うね。 まずは通貨の話だ。
『これは提案何ですが、魔族領の新商品を人族に販売して頂きたいのです。
それが 此れなんですが。』
新通貨とミスリルを出した。 通貨はフォーが作ったのを出せば良かったが、
ミスリルは魔王城に有った在庫の巨大な塊を貰って来たが、此のままでは
売れないので 城下町の外で俺が 水鉄砲で
小分けにしようとしたら危ないから止めなさいとフォーに止められて アマが
小分けにしてくれた物だ。(折角自分でやろうと思ったのに) 10グラム
程の塊なのだが 大きさは縦20センチ・横7センチ・厚み4センチの
インゴットだ、 此れで10グラムって質量と重さが噛合って無い不思議金属だ。
因みに武器に良し・盾に良し・魔法の杖及び魔道具に良し・アクセサリー
にしても良し・消臭・消毒・病魔退散・安産祈願・交通安全・家内安全・厄除け・
(魔族厄有るんだ)魔除け(きっと是は嘘だな魔族領に有ったし)等
多方向への利用が可能な素材らしい。 魔力との親和性が良く、熱伝導しない
(お鍋は作れないのか) 融解点不明、形状記憶機能有り(何で)あれ?
可笑しいぞ 融解点不明って事は 鍛造も鋳造も出来ないって事じゃないの?
<太一君それはね 魔法で加工するから大丈夫なんだよ、一度魔法によって
形状を変えたら たとえ破損・変形しても魔力を注ぐと元の形に戻る性質が
有るんだ、便利でしょ~。> 確かに便利だ、今度アマに包丁作って貰おう
話が脱線してしまった。
「此れらは何ですか、フォー様(太一)。」*クス
『魔族領の新通貨とミスリルのインゴットです。 此れらを人族に売って貰って
販売した値段より クスさん達の手数料を引いた人族のお金を 俺達に渡して
貰いたいのです。』
「ミッ、ミスリルですか。それと魔族領のお金は商品になるのでしょうか?」*
クス
『そう思いますよね、この硬貨魔鋼で出来ているんです、魔鋼なら売れるで
しょう。』
「はっ、はい!多分破格の値段で。 そっ、それで其れらを御幾らで販売
すれば良いのでしょうか。」*クス
<そこも御願いしたいんだよねぇ、先ずクスちゃんには 魔鋼10ドンと
ミスリル10ドン (ドンは人族の重量単位 約10グラム(9.78g))が
欲しいのだけど値段んを人族の商人に聞いて欲しいんです。>
「えっ? 売るんでは無く 欲しいから幾らかを聞くんですか?」*クス
<はい、聞くんですよ そうすると人族の商人は先ず間違いなく高い値段を
吹っ掛けて来ます。それを覚えておいて 次に商人が来た時に商品を見せて
その値段で売ると言って見て下さい。 商人は前回吹っ掛けた値段では買えない
ので、値引き交渉をして来る筈です、この場合販売する事を断ってもらい 但し
見本の 100アーク通貨(小貨)と屑ミスリルを 見本として渡して下さい。
その値段で買うと言っては来ないと思いますが、その場合は見本分の100アーク
分だけ此れしか無いと言ってから売って下さい。>
「はい、分かりました。??」*クス
<此処迄は良い様ですね、そしてその次に来た時は 以前の料金の2倍に値上げ
して下さい。多分そんなには出さない筈なので帰って貰って下さい そして次に
着た時は 更に料金を2倍にして下さい。 ねえ 太一君この位で良い?
人族の商人が吹っ掛けて来た値段の4倍に成るけど この辺で勘弁して上げる?>
「あっ、あの そんな事すると買って貰えなくなるのでは 無いですか?」*
クス
<定期的に必ず ミスリルと魔鋼が手に入るのに買わない訳ないですよ。>
流石 悪魔である、考え方が全く以って悪魔である。
<だって良いじゃない、以前から獣人族には重税を掛けているんだから
この辺で一発逆転して 獣人達にも良い思いして貰わなくちゃ、 ねっ。>
まあ獣人達への手数料も取引額が多く成ればその分多く成るから 良いか。
そう言えばさぁ フォー。
<なあに、太一君。>
獣人族の村で 魔鋼とかミスリルを販売すると ここ(獣人族の村)襲われたり
しないかな? 其処ん所心配なんだけど。
<・・・・・太一君 大変だ それは有り得るよね! 如何しよう殲滅
しなきゃダメかな。> 殲滅したら買ってくれる人がいなくなっちゃうよ
何か良い防衛策を考えねばならないな。
「太一さん 私を2体此処に残して下さい、 防衛とクスさんの補助は私が
行います。 其れとアマービレさん 彼女に遠距離念話を授けて上げて下さい」*
ヴィーヴォ ああ、頼りになる木が有ったなぁ
アマが念話を刷り込んで、俺が村の中心にヴィーヴォ(ユグドラシル)植えて
プリンケースを改造してクスさんが ヴィーヴォの分体1つを首から下げて
持ち歩ける様にして、大きな瓶に俺水出して(ヴィーヴォに上げてね)ると
フォーが クスに水鉄砲の説明をしている。 それ渡して大丈夫なの?
<ああ、太一君 大丈夫だよ、先ず魔力と毒の発射機能を無くして 威力も
最低限必要な程度に抑えて有るから、 相手に怪我等は負わせないよ、 水と
麻痺毒(丁度太一君の世界から 河豚が一杯有ったんで 河豚毒にして見ました)>
一寸待て、河豚毒ってテトロドトキシンって奴で俺のいた世界では 解毒薬が
無かった筈だけど それで良いのフォー?
<大丈夫だよ 太一君、 太一君の鉄砲に入ってる麻痺毒より穏やかで しかも
こちらには治癒魔法が有るんだから 大丈夫でしょう。>
こちらの人族は丈夫いのか? まあ魔法で治療が出来るのは分かるが 俺の
水鉄砲の麻痺毒の方が危険ってのはそれで良いの?
<太一君の場合 魔族を対象とする場合が有るからね、万が一の対策として
魔族領でも有数の麻痺毒を入れて有るよ。> 何の毒だろう
<一応 大じいじでも暫く痺れるからね、良く効くよ~。>
そう言う問題じゃ無いと思う、 キツイ麻痺毒は人命を脅かす筈だ。 そんなの
俺の水鉄砲入ってていいのだろうか?
<大丈夫だって、麻痺毒は麻痺しかしないの。下手な心配は胃炎になるよ。>
フォーに変な心配をさせてしまった、毒性の括りはこの世界は割とアバウト
なのだと この時知った。
<何カッコ付けてるの? 前からそんな感じでしょ。>ぐうの音も出なかった。




