102、 変身
『そう言えば ラゴン様は先程何をなさっていたのですか?』
「ああ、先日 プレストから人族の姿に成る魔法を教えて貰ったんじゃが
又忘れてしまってのう、思い出そうと難儀しておったのじゃ。」*大じいじ
アマ、魔族の識字率って高くないって言ってたよね。
{肯定 マスター、はい 高くありません そして活字事態の意味する
精度と言いますか 語意が貧弱と言いますか 例えばマスターの世界で言う所の
簡単なメモ(箇条書き)的な物が 魔族界の文字なのです ですから 文字で
意思の疎通などは 出来ないのです。}
あれ、俺の認識がオカシイのか、今使ってる言葉を文字にすればいいだけでは
無いのか、 それが出来ない文字ってどんな物?
{肯定 マスター、現在マスターが使っている言語は魔法です、この世界では
極少量の魔力を持っていれば 言語を使用できます。ですからマスターもここに
来て直ぐビフォアー・フォー様と会話出来たのです。}
すげ~ 言語は魔法だったんだ って言う事は幼児でも話せるんだな。
{肯定 マスター、声帯が発声出来る状態なら 言語を話せます。}
つまり 文字は言語を書き表せないって事だ。でもこれでは大じいじにメモ帳
渡しても ダメだな。・・・ アマ、プレストさん呼べるかな。
{肯定 マスター、呼べますが 食事をしに此方に向かって来てます。}
それは丁度良い、 ええっとボイスレコーダー出してっと。
『ラゴン様 プレストさん此処に来るそうなので もう一度聞いて見ては
如何ですか、私に考えが有りますので。』
「そうであるか、あ奴にまた頭下げるのは腹立たしいが 致し方ないな。」*
大じいじ そうです 今何とかしますからね
うどん食べながら待っていると プレストさんがやって来た、
黒基調のスイミングウエアは目に眩しい、その上に ピンクの半そでパーカーを
羽織っている。カッコイイよな プレストさん。
「太一殿 あれは鱗じゃよ、つまり奴は全裸じゃ。」*大じいじ問題発言きた~
{告 マスター、思考がエロの方向へ向かいつつ有ります、見えてないので全裸
じゃあ有りません 絶対に。} アマの地雷踏みつけました
「よう、ラゴン・太一殿 ここ良いか?」*プレスト
『はい、プレストさん うどん召し上がりますか?』
「んっ、うどん? それか食べる食べる ラゴンが美味そうに食ってるからな」*
プレスト アマ、御願い (追加のうどんを御願いした)
「実はなプレストよ 昨日教えて貰った 変化の魔法(人族への) 忘れて
しもうての、もう一度教えてくれんかのぅ。」*大じいじ
ここで ボイスレコーダースイッチ オン!
「ブー、あははっははは!やめろ お前やはり老人性痴呆症だろ 決定だな。
だから 明日やろうなんて言ってたからから 覚えて居られたらな なんて
言ったんだ。」*プレスト 口は悪いなプレストさん
『プレストさん 御願いです、 ラゴン様にもう一度教えて下さい。』
「まあ、太一殿の御願いと有らば、拒絶はせぬが。」*プレスト
「そう言う訳じゃ、リバイヤサンがその様な姿に変化する 魔法を儂に伝授
するのじゃ、そして それが成った時 お前を見返してやるのじゃ。」*
大じい 人に頼んでるのに 大じいじ 態度大き過ぎ
「なっ! 貴様 私はリバイヤサンでは無いと先日も言ったではないか!
私は レヴィアタンだ! そうか もうダメなのだな ラゴン 脳味噌。」*
プレスト プレストさんもそれは言い過ぎです
「貴様ぁ~ 大体 リバイヤサンとレヴィアタンは 同じ種族を指す名称では
無いか 何でおのれは それ程呼称に拘るんだ! 」*大じいじ
「だってリバイヤサンって さんだし 何か年上っぽいじゃない、
レヴィアタンって タンだし、なんかカワイイでしょ! だから私は
レヴィアタンなの!」*プレスト
なあ アマ、 龍族でも 拘りとか伝統とかもあのレベルなのか?
{肯定 マスター、はい あのレベルです、リバイヤサンとレヴィアタンは同じ
生物の呼称です マスターの世界のマ〇クと〇クドの違いと酷似しています。}
まあ プレストさんの 個人的な拘り何だろうけど、あまり触るのは止めよう。
その後 何とか変身方法を聞き出した 大じいじは 変身したが、その
新たな姿。 (凄くカッコイイ御爺ちゃん)の姿では 上手にうどんを
食べられなかった。
「くっ!太一殿 人族に近い姿なら 食事の面で迷惑を掛けにくく成ると
思ったのだが、この為体御勘弁願いたい。」*大じいじ
そんな訳で その後の食事も 大じいじだけは 規格外な大食いは続く。




