表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚勇者は世界を救わない  作者: 粉みるくススル
ヨルムンガンド
68/74

28.黒い悪魔

三十三階から三十九階は淡々と進んだ。

時間的には、数日かかったが特に危なげなく攻略。


ここまでの階層、出てくる魔物は異形化していた。

巨大な鯖に人間の手足がついた者、マグロに蝶々の羽根、四足歩行のクジラ、マッチョボディに頭はそのまんまカニなんてのもいた。

極めつけは、チワワの顔のケロべロス。

これは酷い。

魔物というより、適当にくっつけたキメラという感じだ。


「本当にすまん」


そんな魔物を相手にしていたら、ハカセが謝ってきた。

もしかして?


「暇つぶしに作った魔物の失敗作じゃ。適当に破棄していたのじゃがこんなに増えていたのかぁ。これぞ生命の神秘!」


殴っていいよね?



四十階層のボス部屋。


あっうん。

全員の持てる火力で焼きら払った。

徹底的に殲滅した。

詳しい描写が省くが、ボスは巨大な虫、あの憎むべき黒い奴だ。

もう二度とこの部屋にはこないと決心して下の階層へ移動。



四十一階は巨大な部屋だった。

雰囲気的にはボス部屋。

中央に、角の生えた人型の巨大な魔物オーガとその子分らしきゴブリンが10匹ほどいた。


これらとの戦闘は予想以上に苦戦した。

まずゴブリンが強かった。

『鑑定』するとゴブリンオーガという名称なので普通のゴブリンとは違うのだろう。

オーガ自体も、そのパワーと見た目では予想できないスビートで翻弄された。


アグニさんがオーガを引きつけてくれたので、ゴブリンは2人1組になって順に潰していった。

ゴブリンを数匹倒したところで、アグニさんが叫ぶ。


「先にオーガからやるぞ!」


先程まで赤黒かったオーガの肌の赤みが増している。それれに比例したかのようにパワーとスビートが上がっていた。


「こいつ、ゴブリンを倒す旅に強くなっている」


作戦変更。

白百合騎士団がゴブリンを引きつけている間に、アグニさん達とオーガの討伐に。


僕のブリットショットとルミナスさんの弓でオーガの足を執拗に攻撃。

大きいダメージはないが、だいぶ動きが鈍くなってきている。

その隙にアグニさんの殴る蹴るからの縦回転の爪とかかと落としの連続攻撃。

今のかっこよかった。


なんとかオーガたちを撃破して下の階層へ。



四十二階。

また巨大な部屋で、中央に巨大な斧を持ったミノタウルスとオークが10匹ほどいた。

牛と豚の祭典か。


上の階同様の戦術でまずオーク一匹を倒してみた。

ミノタウルスの強さは変わらない様だ。


しかし強いな。

ミノタウルスもだがオークも強い。

『鑑定』するとサクリファイスオークという名称だった。

いやな予感がする。

突然、ミノタウルスがオークを斧で切断すると、その肉を食らいだした。

オークを食らったミノタウルスは一回り大きくなったようだ。

これは拙い。


アグニさんとルミナスさんでミノタウルスを牽制しながらオーク排除に努めた。

最終的に、ミノタウルスは3匹のオークを食らい、かなりの巨大化とパワーアップをしていた。


ミノタウルスはパワーはあったがスピードはそれほどでもなかったため、白百合騎士団の連携で翻弄しながら、アグニさん達と一緒に攻撃をくわえていった。

その結果、なんとか撃破。



四十三階。

予想通りというかなんというか、巨大な部屋と中央に魔物が。

今度は巨大な亀である。


今回は、亀1匹だったが、その甲羅が恐ろしく硬い。

更に、その甲羅の部分にフジツボの様な物が生えており、攻撃を加えると弾けて、そのはじけた破片が弾丸のように飛んでくる。これが厄介だった。

ならば柔らかい部分と甲羅以外の首や手足を狙うが、飛び散る亀の血液が強酸でこれもまた厄介。

防御とカウンター重視の魔物と言ったところか。


近接攻撃は拙いので遠距離に切り替えてみたが、魔法攻撃でもフジツボがはじけ飛んでくるのでなかなか攻撃が通らない。

だが、この遠距離攻撃で攻略法が見えた。

フジツボは厄介だが、再生はしない。

フジツボがはじけ飛んだ場所はただの甲羅なのでそこを集中攻撃した。

幸いにも、亀自体の火力は少なく、体当たりや回転攻撃をかわせば何とかなる。

ひたすら甲羅を攻撃した結果、その甲羅を突き抜けて攻撃が通った。

あとはあっさりしたもので割れた甲羅の部分から何度か攻撃を繰り返して撃破した。



残りの階層もこのような戦闘が続きそうなのでここで休憩を入れることにした。


「ナオトさん、先ほどオーク肉とミノタウルス肉が手に入ったはずです。ならば合いびきにして是非ハンバーグを!」


「あっはい」


ルミナスさんがぶれない。









_____________________________

名前 真神尚人 17歳

種族 人間族

職業 勇者


レベル 10

HP 3000/3000

MP 2862/2862 

力  550

体  510

俊  510

魔  600


【スキル】

万物創造 共通言語認識 電脳

狩人 剣術 刀術

投擲 体術 ゴブリン式格闘術

回避 解体 火魔法

水魔法 風魔法 土魔法

回復魔法 重力魔法 生活魔法

状態異常魔法 弱体化魔法

遠見 警戒 索敵

空間認識 料理 農業

状態異常耐性 並行詠唱


【称号】

異世界人 勇者 閃光のマヨネーズ

盗賊スレイヤー 帝国勲章 カレーの王子様


【固有魔法】

ブリットショット

ブリットバースト

リバイブ


【装備】

アダマンタイ(トウ)

皮の鎧

手甲

お洒落なマント

世界樹のペンダント

_____________________________

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング

新しい連載を始めました。よかったらお暇な時でも目をお通しください。
↓↓↓
干物男は異世界でも引きこもりたい
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ