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召喚勇者は世界を救わない  作者: 粉みるくススル
ヨルムンガンド
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29.肉じゃがの味付けは醤油・味醂・酒・砂糖

休憩中に、松本さんがオーク肉で肉じゃがを作ってくれた。

紫色をしている――肉じゃが?

魚の頭が浮いている――肉じゃが?

瘴気を放っている――食べ物?


さすがにお腹の調子が悪いことにした。


白百合騎士団は「美味しい」と連呼しながら貪るように食べていた。虚ろな目をしながら。

これは絶対アウトな奴だ・・・。


ルミナスさんは「独特な風味があって美味しいですね」とニコニコしながら食べていた。

これは絶対アウトな(ルミナスさん)だ・・・。


独特とうより毒々な気がするんですけどね。

アグニさんは、臭いでやられてぶっ倒れていた。

これは絶対アウト――



四十四階。

引き続き巨大な部屋と中央に魔物。

魔物は、空中に浮く巨大なサメだった。

巨大なサメは空中を泳ぎながらこちらに突っ込んでくる。

それをブリットショットで迎撃。

すると、拳大のピラニアの様な魚に分裂。

この魔物、無数のピラニアが集まって1匹のサメの姿になっていた。


姿はデカいが、元になっている本体が小さいなら!

的が大きい、そして的が多い。それなら楽だろうと高を括っていたがこいつとんでもない相手だった。


まずどんなにデカいダメージを与えても分裂してピラニア1匹が死ぬだけ。

死んだピラニアも少しすると復活してサメに集合する。

埒が明かない。

攻撃面でも、サメでの1点突撃。ピラニアでの面での集団攻撃。

厄介だ。


こういう魔物は、全体を一気に倒すか、コアの様な物があるはずだが・・・。

攻略法が見つからない。


どうしたものか・・・!


あれがあった!

『収納』からあれを取り出し『投擲』した。

以前、思い付きで作った投網を。


粘着性溶解投網。それによって捕縛されたサメは身動きが取れずに溶かされていく。

サメが一回り小さくなったところで、中心あたりに赤いピラニアが見えた。

予想通りであってくれ!

そのピラニアを倒すとサメは霧散した。

どうやら赤いピラニアがコアの様な物で正解だった。


「シャークな奴だったね」


と松本さん。


「なんという高度なエルフギャグ!」


とルミナスさん。



ダンジョン内で外の状況は見えないが時刻的には深夜だったので1泊することにした。

ボス部屋みたいな構造になっていたため各階にセーフティゾーンがあったのでその辺は心配なかった。


「そう言えば松本さん。肉じゃがは何で味付けしたの?この世界に醤油や味醂はなかったはずだけど」


「醤油みたいな色をした液体と美味しそうな調味料を入れてみました。隠し味にカツオ出汁です!」


「そ、そう・・・」


何だろう。何でだろう。冷静に考えると僕の周りって残念な女子しかいないのでは?

地球では碌な奴がいなかったから残念くらいだと可愛く見えてしまうが・・・。


そんなことを考えながら無心で料理を作っていたら完璧な肉じゃがを作ってしまった。

肉じゃが、一人暮らしの時はよく作ったなぁ。

大量に作ってある程度食べたらトマト缶とチーズを足してイタリアン肉じゃが。

更に食べ進んだらカレー粉入れて肉じゃがカレー。

リメイク肉じゃがにはお世話になりました!


「「「美味しいです!」」」


「これは何という料理ですか?」


肉じゃがを気に入った白百合騎士団の皆さん。

そして料理名をきいてくるアンジェリカさん。


「ミートポテトスープ?」


松本さんの名誉のために肉じゃがではないことにした。

数時間前のあれが肉じゃがですよこの世界では!

また文化汚染が・・・。


「ナオトクンハリョウリガウマインダネ」


松本さんの目が死んでる。


「私は松本様の料理も好きですよ!独創的で!命を削られる様な危機感溢れる味で!」


とルミナスさん。


「ソウデスカ」


松本さんのライフが!






_____________________________

名前 真神尚人 17歳

種族 人間族

職業 勇者


レベル 10

HP 3000/3000

MP 2862/2862 

力  550

体  510

俊  510

魔  600


【スキル】

万物創造 共通言語認識 電脳

狩人 剣術 刀術

投擲 体術 ゴブリン式格闘術

回避 解体 火魔法

水魔法 風魔法 土魔法

回復魔法 重力魔法 生活魔法

状態異常魔法 弱体化魔法

遠見 警戒 索敵

空間認識 料理 農業

状態異常耐性 並行詠唱


【称号】

異世界人 勇者 閃光のマヨネーズ

盗賊スレイヤー 帝国勲章 カレーの王子様


【固有魔法】

ブリットショット

ブリットバースト

リバイブ


【装備】

アダマンタイ(トウ)

皮の鎧

手甲

お洒落なマント

世界樹のペンダント

_____________________________

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