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召喚勇者は世界を救わない  作者: 粉みるくススル
ヨルムンガンド
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20.ダンジョン再び

クリスマスパーティも終わり、リフレッシュしたところで再度ダンジョン攻略を再開した。

ユニークスキルの暴走の不安もあったが、、世界樹に行けば何かあるのではないかという期待もあった。



ダンジョン二十一階。

また迷宮タイプに戻った。

既に地図は購入していたのでサクサク進んだ。

出現する魔物は今のところいない。

いないというか反応しないようにしているというか。

ここからの階層の魔物は、擬態して待ち伏せするタイプの魔物だ。

正解のルートを怪しいものに触れずに進めば危険はない・・・はすだ。

実際に二十三階まで進めた。まだ半日しかたっていないのに。



ダンジョン二十三階。

地図通り進んでいるはずなのだが・・・


「行き止まりですね」

「ですね」


エドさんが地図にはない壁に触れようと


「お待ちください」


マリエルさんが、エドさんが触れる前にその壁に体当たりをする。

次の瞬間、その壁から無数の手が!

壁から現れた無数の手がマリエルさんを拘束する!


「くっ」


くっころくるか!

そんな暢気なことを考えながら無数の手に対処する。

僕とエドさんで壁から生えた手の処理をする。

アグニさんとルミナスさんには背後の警戒を。

切っても切っても生えてくる手の処理をしながら『鑑定』をかけると、名称がウォールゴーレムとでる。


「本体は壁です!」


「任せてください!マッスル!!」


スミスさんが壁を殴る。

あっパンチでぶち抜いた。

脳筋司教つえぇ。


「マッスル神様のお導きのままに」


マッスル神を信仰すると、ゴーレムを素手で殴り倒せるようになるのかな・・・。


「エドさん、この階層は・・・魔物が色々な物に・・・擬態しているので・・・迂闊な行動は・・・」


息の荒いマリエルさん。


「マリエルさん、いくら何でも体ごと突っ込むのは。エドさんに抱き着いて拘束するなり」


「なっーーーそそそんなことは、抱き着くなんて・・・」


「僕は、ルミナスちゃんに抱き着いてもらうとうれしいよー」


エドさんが軽い感じで答えて壁に手を付くと


壁がくるっと回転してエドさんが消えた。


「殿!」


あっ、皇太子なのに殿って呼び方なんだ。と暢気に考える。

この展開に脳がついていけない。


「マッスル!」


スミスさんが、エドさんが消えた壁を殴る。

壁がくるっと回転してスミスさんが消えた。


「殿ーー!」


マリエルさんもそれを追いかけて壁の向こうに消えた。


「うむ?どうする?」


アグニさんが冷静で良かった。表情は分からないけど。


「なんだか面白そうですね」


ん?ちょまっ


「はい!」


ルミナスさんは壁の向こうに消えていった。


「行くしかないな」

「そうですね」


表情は読めないが恐らく苦笑いしているアグニさんと頷きあって壁に触れる。

壁はくるっと回って真っ暗な空間についこまれるように移動した。


次の瞬間


骨!


人型の骨、スケルトンと呼ばれるアンデットがいた。


「またお客さんか」


スケルトンが喋った!

異様なスケルトンに警戒しながら辺りを見回すと、エドさん達倒れていた。


バタッ


何かが倒れる音がしたので確認するとアグニさんが倒れていた。


「安心するがいい、君の仲間はワシの霊法で眠っているだけじゃ」


スケルトンは、僕のことは気にせず話を続ける。


「ワシは、稀代の霊法使い・・・名前なんじゃっけ?忘れたわ。まぁハカセと呼べばいいじゃろう。改めて、稀代の霊法使いハカセじゃ」


「うーむ。下僕と新種と・・・ぬしは子孫か。そうかそうか、残った者達は滅びなかった」


何を言っているんだこのスケルトンは。


「なかなか興味深い。少し遺伝子を調べさせてもらうぞ」


急に眠気が襲ってきた。

この眠気に抵抗できず、僕の意識は落ちていく。



目を覚ますと僕はベッドに寝ていた。


「ここは?」


「おはようございますナオトさん」


ルミナスさんが、両手でカップを持ち何かを飲んでいる。

周りには、エドさん達もいた。

各々くつろいでいる。


「目が覚めたか」


視界に骸骨が入り込む。


「すまんが体を調べるために、ぬしだけ特別製の薬をつかってな。効果が切れるまで動けないのじゃ」


慌てて起き上がろうとするが、体を動かすことが出来ない。


「安心せい、何もせんよ。ぬしの仲間達も大人しくしてるじゃろ?」


知性のあるアンデットか。危険だ。信じることが出来ない。


「ふむ。よく見たら骨格だけしか生きていないな。ちょっと待っておれ」


スケルトンは、その場から消えると次の瞬間、チャイナドレスを着た豊満な美女が現われた。


「わしに合う老紳士なボディがなかったのでな。これで許してくれ」


「ああ、わしはゴーレムじゃよ。正確には、このゴーレムの動力となっている記憶触媒がわしで、ゴーレムがわしの手足代わりのロボットといったところじゃな。生体部品は寿命が短くてな、何度か交換したところで面倒になってクローン体からゴーレムにしてしまった」


ファンタジーの世界に転移したと思ったらSFだった。

エドさん達は、ハカセが言っていることを全く理解していない様だ。

ですよね。

地球知識からしてもぶっ飛んでる。


「わしが研究している間にだいぶ時間が経過したようじゃのお。ほれ、何があったのか外はどうなっているのかじじいに言ってみなさい」


ここでハカセに逆らっても状況は好転しないだろうなと悟り、ハカセに聞かれるままに色々な話をした。


「理解した。面倒なことになっているみたいじゃのお。あれだけ警告したのにやはりじゃ、だからリベラルな奴等は気に食わないのじゃ」


ハカセは一人で納得している。


「ハカセ、少し質問良いですか?」


「構わんよ」


「実は、まったく状況が理解できてません。そもそもあなたは何者なんですか?」


「うむ。まずはわしのことを話そう。これは君たちにかかわる話でもある。これからする話は、神話でも言い伝えでもない本当の真実じゃ」












_____________________________

名前 真神尚人 17歳

種族 人間族

職業 勇者


レベル 10

HP 3000/3000

MP 2862/2862 

力  550

体  510

俊  510

魔  600


【スキル】

万物創造 共通言語認識 電脳

狩人 剣術 刀術

投擲 体術 ゴブリン式格闘術

回避 解体 火魔法

水魔法 風魔法 土魔法

回復魔法 重力魔法 生活魔法

状態異常魔法 弱体化魔法

遠見 警戒 索敵

空間認識 料理 農業

状態異常耐性 並行詠唱


【称号】

異世界人 勇者 閃光のマヨネーズ

盗賊スレイヤー 帝国勲章 カレーの王子様


【固有魔法】

ブリットショット

ブリットバースト

リバイブ


【装備】

アダマンタイ(トウ)

皮の鎧

手甲

お洒落なマント

世界樹のペンダント

_____________________________




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新しい連載を始めました。よかったらお暇な時でも目をお通しください。
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干物男は異世界でも引きこもりたい
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