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魔王選定  作者: 華宵 朔灼
第四章 状況整理
85/113

14 魔導国家フィデリントⅡ

一日一件ずつブクマが増えてるんですが、喜ばせても何も出ませんよ?


雑談タイム―

皆さんはどんな音楽を聴きますか?

私はアニソンが好きで、アニメを見るのは歌の為と言っても過言ではない幼少期を過ごしたのですが、実家にあるCDはほぼ全てクラシックだったりします。

小学校の音楽の授業で「好きな曲の楽譜を書いてみよう」と言う宿題が出され、母に教わりながら半泣きで「パリは燃えているか」の楽譜を書き起こして先生に呆れられ、本来の難易度を初めて知る、なんてことがありました。

先生としては主旋律を楽譜に書いてきてくれればよかったらしいです。

その楽譜を課題として好きな楽器を弾いてみようと言う授業だったんですが、ピアノで弾く段階になって露見すると言う失態。大変だった。

とりあえず伯父に教えてもらった「猫ふんじゃった」を弾いて課題を終えましたけど。

あ、でも猛者が居ましたよ。

バイオリンをやってる子で、「新世界」の楽譜を書いてきたと思ったら、シンバルを一回叩いて課題を通過した猛者が。


本編行きましょう!

 彼には、出来れば行きたくない場所が三つある。

 一つは実家。両親と、領地を纏め順風満帆に過ごしている兄夫婦とその子供たちが暮らしている実家なのだが、帰ってこいとの通達が月に一度は届く。王都で仕事をしているんだから別に顔を出さなくても年に一度は会うことになっているのだから良いじゃないかと思うのだが、家族に大してどんなに言葉を尽くしても通じない。

 一つは政務室。頭の中が筋肉で埋まっているヤツや、字引しか頭の中にないヤツ、ちゃらちゃらしてて何考えているか分からないヤツ、怒鳴ることと見下すことしか知らないヤツ、とにかくさまざまなヤツらと顔を合わせてきちんと話さなければならないのは、どうにも疲れる。引き出しの一番上には筆記具と共に胃薬が常備されている。

 そして最後の一つは。


 「聞いてるかー?」

 「………聞いてますよ」


 貴賓室と書いてある扉の先にある個室群の中でも最奥にある防音処理された個室で、二人の男性が杯を傾けていた。

 魔導国家の、それも貴賓室らしく、壁際には酒を冷やしておける棚があり、机には火の出ない焜炉が設置してありその上には冷めない料理が並んでいる。

 革張りで身が沈むほどの弾力がある長椅子や、目が痛くならない程の光で部屋を照らしている灯り、木目が浮き出ていてところどころに細かい装飾がされている扉など、どれも市井ではなかなかお目に罹れない一級品ばかりだ。


 「サバガマナが帰って来ない間に、あいつら居場所をなくそうとか画策してんだぞ? 笑い種だよな」

 「そうですね。私には頭の痛い話でしかないですが」


 宰相と軍部統括。

 二人が居るにふさわしい部屋であろう。

 首都ベルナーディグの、貴族街外苑部にある飲み屋であり、貴賓室は呑み屋として使われることの多い居酒屋がここだ。

 軍部統括が毎度宰相の愚痴を聞かされることになっている、できれば行きたくない場所の最後の一つでもある。


 「しかもだよ、この前あの愚図()、俺になんて言ったと思う」

 「………何て言ったんですか?」

 「そろそろ身の振り方を考えた方が良いのではないか? だとよ! いらんお世話だっての!!」

 「へぇ」


 声マネまでして言う宰相に、軍部統括は笑いを堪えながら同情する。

 王が愚図と言うことに関しては軍部統括も同じことを考えている為反論しない。


 「私は私の道を歩んでいますからって返答したのに、帰ってきた言葉は、他の者と歩む道も素晴らしいぞ? だぞ!? 俺は嫌味を言ったんだ、素直にとる奴があるか!」

 「それはまた………いつものことですよ」

 「直接的に言ったら不敬なもんで言えないのが辛すぎる」

 「ご愁傷様です」


 そろそろ結婚とか考えないの? と上司に言われ、私は独身であることに負い目を感じている訳でも不満を持っているわけでもないんですよ、と返したところ、上司は、独身生活(ソレ)を否定するわけではないが妻を持てば更に人生楽しくなるぞ、と言ってきたのだ。

 負い目も不満も抱えているあんたと同じ轍は踏まねーよ? とかなり遠回しに言っていたのだが、汲み取ってくれない会話は独り身の宰相を心配する話で終わったらしい。


 「お前はいいよね」

 「何がですか?」

 「独り身でもそれに苦言を言うやつなんていないだろ? 一応奥方(あいつ)いたんだし」


 宰相と軍部統括が独身なのは結構有名な話である。


 「家族からは毎月のようにお見合いの催促が来ますがね」

 「お前は末っ子だもんな………でもいいじゃないか。前の妻のことが忘れられず新しい妻を得る気はないって言い訳に真実味を帯びさせることができるんだし」


 二人が独身であることと同じくらい有名なのが、軍部統括の奥方は誰もが認める美人で、聡明な深窓の佳人であったこと。

 独身貴族の集まる社交会では毎度優良物件として名の上がる宰相と軍部統括だが、軍部統括に挑むのは難しいのか割と彼は壁の華と化している。


 「家族から(子供)を見たいと切望されるのも苦しいですよ」

 「それは同情する」


 見目がよく、地位と金を持ち、後ろ盾も十分すぎるほどのものがある。

 しかし同年代で残っているのは、基本的に行き遅れと呼ばれる女性たちで、成人して社交界に入ってきた令嬢たちは若すぎて二人の食指は動かない。

 仕事と結婚しているような二人にとって、これから妻帯者になろうなんて考える暇がないのかもしれないが。


 「にしても………っと、店員か」


 扉の外部に付けられたノッカーが扉を鳴らし、きっかり3を数えてから木製の扉が開く。


 「追加注文を承りに来ました。何か注文はありますか?」

 「つまみを。後は適当にオススメを数品」


 こざっぱりとしていて、印象に残り辛い顔をした店員がその発言に笑顔で相槌を打つ。

 壁に設置されているお品書きにオススメなんてものは存在しないが、貴賓室のお客様向けのお品書きの中から今日一番の出来のものを数品選べばいいのだがら厨房にとっては願ったりかなったりだったりする。


 「まだ食べるのか………」

 「お前は?」

 「いりません。酒は棚に腐るほどありますから」

 「じゃあそれで」

 「分かりました。できたものからお運びいたします」


 高級店らしい身の運び方で一礼して給仕は部屋を出て行った。

 高級店らしいと言うのは、相手に不快感を抱かせない接待ができ、もしもの場合は客の剣とも盾ともなれ、記憶力の良い者を指す。


 「相変わらず良い教育をさせてるな」

 「当然ですよ。私の店なんですから」

 「本当に人を育てるのは上手いよ、お前は」

 「褒め言葉として受け取っておきましょう」


 この店は恐らくこの国のどこよりも安全だ。

 最低でも冒険者ギルド員と同程度の力量を誇る店員と、壁や天井、床に張り巡らされた魔術陣や埋め込まれた魔道具。いっそ過剰ともいえる安全さを誇っている。

 この店を作ったのは知らない者も多いが軍部統括で、この一番奥の部屋は店の関係者のみ入ることを許された貴賓室の中の貴賓室、つまりは軍部統括の娯楽部屋だったりもする。料理は頼まないと出てこないが、壁に設置してある酒類はほとんど軍部統括の持ち込みで、店の管轄外である。

 いつかこの部屋に入ることを許されるようになりたいと考える貴族は多いが、入ることなどできるわけがない。


 「お前がここに招くのって、俺とサバガマナぐらいか?」

 「そうですね。一人で来るとやれ密会だとか煩いので大抵はファズと来てますよ」

 「いいよなー………俺、今だにサバガマナ様とお話できてない」

 「………いつかお話できますよ」


 平和主義なファベリズに憧れている者も多い。

 宰相は、サバガマナに憧れて国に従事しているので、その憧れを壊したくないと思っている軍部統括は直接顔を合わせないようにいろいろと細かく調節していたりする。

 そのおかげが未だに宰相のファベリズに対する憧れは強いままだし、謁見の場でしか言葉を交わすことができていない。

 上を目指して直進する性格な宰相とファベリズを合わせてはならないと確信している軍部統括であり、サバガマナもきっちり深く理解して進んで合わないように行動している。


 「お話中真に申し訳ありません」

 「何だ」

 「至急との手紙が届いております」


 店員ではなく店長が来て、宰相と軍部統括に手紙を手渡す。

 赤いインクで至急と書かれ、王宮の印の封蝋で閉じられている手紙は、かなりの面倒事の予感をひしひしと感じさせる。


 「………何て?」


 笑顔で青筋を浮かべる器用な宰相は、軍部統括の手紙の内容を尋ねる。


 「………恐らく内容は同じですよ」


 軍部統括はと言うと、紙とインクに罪はないと言いたげな表情で、手紙を宰相の手元に置く。

 それを読んだ宰相は一層笑みを深め、一言。


 「屠殺したい」

 「挿げ替えるのは協力してもいいですが、全ての勢力の面倒を見る気を持って下さいね」


 なんてことはない。

 王宮で数日後に開かれる独身者へのお誘いだった。


 「さて………すみません、私の筆記具を………」

 「こちらに」

 「ありがとう」


 執事と言ってもいいくらいの仕事をこなす店長。

 硬いボードに括り付けられた軍部統括としての紋が刻まれた紙に万年筆でさらさらとお断りの返答を書いていく。


 「え? 断るの?」

 「この前日から軍部の演練があるので、それに同行します」

 「ずっる! 確か欠席するって」


 毎年ある遠方での軍事演習。

 軍部統括が出席するか欠席するかでその練度は大きく変わると言われていて、今年は参加しないらしいから大分楽ができると軍部の新人達が安堵のため息を付いているのは、結構有名な話だ。


 「欠席するかもしれないなんて噂が出ていましたが、私が明言したわけではありませんよ」


 そう。明言したわけではない。

 例年、演練についていく場合はその演習内容に事前に口を出すのに、今年は何も言わなかったから付いてこないのではないかと実しやかにささやかれていただけなのだから。


 「俺嫌だよ!? ご令嬢に囲まれるのがどれだけ疲れるか」

 「それ(その立場)、羨ましいと思われる方々も居られるんですから」


 余裕ができて達観することができる軍部統括の同情する視線と窘める発言に目を逸らし、上手い言い訳を探す。

 二人で出席すれば、ご令嬢と少し話してから「案件があるので」と会場を離れることが可能だが、独りだとそれもできない。独り身の恨みがましげな視線にさらされ、行き遅れの熱い視線に絡まれ、新人の熱気に当てられる。そんなほぼ強制参加の独身貴族の集いに参加したくないと視線を彷徨わせる宰相。


 「くそぉ………何か言い訳………良い訳、あるか?」


 今日もフィデリントは平和である。


 □■□■□


 セレシーデとネリーは二人だけで王都を目指す予定だった。

 予定だったのだが、ディルエバースより温かい気候のフィデリントではセレシーデの男装では拙いと言うことで、結局騎獣屋の、喉を潰された彼が付いてくることになった。


 「声が出せないのは少々不便ですが、それなりに優秀な弓の使い手ですし、この喉を治す許可はすでに出ているのに王都へと行こうともしないんですもの。護衛ではなく、同行者として連れて行ってあげてくださいな」


 そんなことを騎獣屋の店長に言われ、結局御者として付いてくることになった。


 「彼の名前はルエル。弓の腕に関しては………そうね、冒険者ギルドでB評価を貰っていると言えばいいかしら?」


 がたごととゆっくり揺れながら進む荷馬車の中で、セレシーデは疲れて眠っている主を眺めながら傍らに置いてあるルエルの武器を見る。

 そこに立てかけてあるのは、女性にしては力の強いセレシーデが持ち上げることも、固定したとしても引けない頑丈な弦が張ってある大弓。


 「本当にあんなのが引けるのか………?」


 確かに冒険者ギルドの評価は信用に値するが、そこにある弓は常識からかけ離れていた。

 そんな弓の真価を試す場は、案外早く来るわけで。


 「………ん。る、ルエル? どうした」


 休憩所に荷馬車を停め、セレシーデとルエルが交代で見張りに着こうと話し合い、ルエルが見張りについていた時間。

 セレシーデは見張りに付いていたルエルに揺さぶり起こされた。

 従者の鏡と言うか、真っ先にネリーが横で健やかに寝ていることを確認したセレシーデは、ルエルに状況を聞く。


 「大勢、襲撃、盗賊、ああ弓で迎撃するのか」


 会話の手段は、事前に決めてあった手振り身振りだ。

 騎獣屋の店長から教えてもらった手振り身振りの会話手段の簡易版、と言った感じだろうか。なめらかな会話をすることはまだできないが、それでもある程度の意思疎通は簡単にできるようになったセレシーデである。


 「狙いは、うちと商隊、どっちだ?」


 セレシーデが、右手あげてうち、左手を上げて商隊、と言えば、左手を握り右手を指で押すルエル。


 「商隊を襲って益を得て、さらに良ければうちも、と言った感じなのか………」


 おまけの襲撃と言うことは、そこまでの人員が割かれるわけでもない。

 襲ってきた盗賊たちが、数に物を聞かせる集団でなければ。

 もともとこちらは三人で、普通に見た限りでは女児が一人に男が二人だ。セレシーデが女性であると看破できるような者たちがいないこと願いながら、もし女とみられているならばさらに手薄になるのではないかと希望がもてる。


 「私はネリーを起こして、荷馬車の紐を占める。御者台で迎撃を頼む」


 既に騎獣は手も足も甲羅の中に引っ込めて逃げることもできない。迎撃するか宵闇に紛れて逃げるかしかないのだが、ルエルが迎撃の姿勢を取ったことでセレシーデも殿を買って出る。

 セレシーデが女性であることを知っているルエルはわずかに瞠目したが、頷くと大弓を担いで御者台へと向い、そのまま騎獣の固い甲羅の上でしっかりと大弓を構えて彫像のように敵を見据えて立つ。


 「お嬢様、ネリーお嬢様、起きてください」

 「んー………ぁう? 暗いけど朝ぁ?」


 目を擦りながら身を起こしたネリー。

 セレシーデはちゃんと起きてくれたことに安堵して、荷馬車の横にしっかりと留めてある武器を取り外すと、ネリーに渡す。


 「違いますお嬢様。盗賊の襲撃です」

 「っ」


 タクらと旅をして、他人からの悪意に慣れてきたセレシーデだが、あの時は同年代の者が二人も側に居たのだ。一人が出かけても、必ず一人は同年代の者が側に居てくれた。

 そのぬくもりがない、今回の旅で初めての襲撃。

 緊張して身がすくんでしまっても仕方ないだろう。


 「緊張しないで。私は荷馬車の紐を締めますから、ここの荷物番をお願いできますか?」

 「わ、分かった」

 「宜しくお願いします」


 ギュッと抜き身の短剣を握りしめたネリーに微笑みかけ、セレシーデは自らの武器である剣を荷馬車の壁から外して外へと出ていく。

 荷馬車の紐を締める、と言うのは、荷馬車の一番後ろで敵の侵入を防ぐ、と言う意味だ。完全な箱型の馬車を乗る者は少ない。なんて言っても運べる荷物の容量が決まってしまうし、防腐処理しても長いこと使うことはできない。その為か大抵の荷馬車は壁と天井の骨組みを作って、そこに耐水処理の施された布をかぶせてしっかりと紐で留めるのが一般的なのである。

 荷馬車に乗っている状態で一番危険な迎撃役であり、最終的な防御線を担うのが、荷馬車の紐を締める者なのである。


 「こちらに敵なし」


 盗賊も夜襲を心得ているのか、梢の音が邪魔で、盗賊たちの音は聞こえてこない。

 土地に馴染んでいない者が、聞きなれない梢や虫の音から土地に馴染んだ者の呼吸音や足音を聞き分けるのは至難の業だ。セレシーデは見通しが甘かったと女性にしては薄い唇を噛む。もしネリーとの二人旅をしていたら、簡単に襲われていたことだろう。


 ―――なぜ、力があるのに振るわないんだ?


 襲撃に備えながら、なぜ迎撃を真っ先に考えないのかとエイファに聞いたとき、きょとんとした顔でエイファとタクが、微笑んで返答したのを思い出す。


 ―――危険は進んで会うモノじゃないよ、セレシーデさん。会ってしまったら逃げるのを念頭に、力を振るうのは最終手段


 たき火に薪をくべながら、水を汲んで帰ってきたアルテとネリーを見るタク。

 その視線を負ってみれば、両手で水桶を抱えるネリーと、利き手を空けて片手で少し重そうに水桶を持ってくるアルテ。自然な動作で腰元まで利き手を引き上げ、手振り身振りを付け加えてネリーと話している姿は可愛らしいものだが、アルテは会話を楽しみながらもちゃんと周囲に視線を配っているのが、注視すれば分かる。

 逆に言えば、注視しなければ分からない視線の配り方であり、それに自分が気が付かなかったセレシーデの僅かに残っていた護衛としての自信がしぼんでいく。


 ―――確かに村や町だったら攻撃が防衛の手段になるわ。でも、今は何の安全も保障されていない旅の途中。全てが自己責任で、放てば同程度の衝撃が返ってくる無防備な旅よ、セレシーデ。


 警戒はいくらしてもし足りないと笑うエイファ。

 しすぎると精神的に参ってしまうから、少しずつ慣れて行けばいいと言われるが、あんな自然にできる気がしないと言えば、アルテの気の配り方は孤児院生まれだからと言う言葉が返ってきて唖然とする。


 ―――話してなかったっけ? 俺らある意味全員訳ありなんで。警戒と襲撃に関してはかなり慣れてますよ


 まずは様々な音を聞いて、他の音を探すのに慣れないといけませんねと笑って教育手段を考えるタク。

 何の話をしているのかとネリーが興味を示したことで話は中断し、初めて見た商品のことに対する会話に移行したそんな温かい日々の思い出。


 「私はまだまだ、なのだな………」


 生えていく樹が違えば、風が鳴らす葉のすれ合う音も違ってくる。

 慣れていない中で、目が使えない闇の中で、音を聞き分けるのは至難の業。

 それでも静かに耳を澄ませていると、野営をしている商隊の方から聞こえてくるざわめき。やっと気が付いたのかと心中でため息を漏らしながら、そろそろ来るだろう盗賊の足音に耳を澄ます。

 金属が打ち鳴らされる音が響き、数人の痛みによる悲鳴がこだまする。


 「来た、か」


 やっと聞こえてくる足音。

 それを遮ったのは、空気を引き裂くような、そんな轟音だった。

族と名のつくもので、軽々しい行動をするのは暴走族ぐらいじゃないかなーと思っている最近。

史上では困窮した農村の者たちが、手仕事のない冬に商人を街道で待ち伏せて臨時収入を得ていたと言う盗賊の歴史がありますし。

圧倒的な力量差がなければ、地の利は覆されないと言う実例でしょうね。


さて、また次回お会いしましょう!

TORQUE、欲しいなぁ………

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