07 問題発覚と討伐開始
ブクマが増えた!
いやー「定期的に見に来てやってもいいぜ」って方がいらっしゃるだけでうれしいですよ全く!
さてさて、風がない代わりに底冷えする最近。
湿度が上がらなくてのどガラガラですよ(;_;)
カラオケ行きたい………
五十四話、始まります
タクは父親の腕の中で目覚め、周囲でうとうとしている女性を見て青ざめる。
結局手を出されることはなかったが、この年になって親父の腕の中で眠るとか、恥ずかしくなってきたのだ。
あの三人が必死に譲り合っていた意味が分かったタク少年である。
「親父、親父。朝だよ、起きて」
「ん………タク、おはよう」
「はよ。顔洗ってくるね」
タクは先にベッドを抜け出し、部屋についている水場で顔を洗う。
食堂へと行けば料理を出してもらえるようで、タクと親方は身支度を整えて食堂へと向かう。
そこには既に騎士たちであふれており、二人は騎士たちの邪魔にならないように端を通りながら飯炊きの元へと向かう。
「すみません、二人」
「はいよ。………おや、ずいぶん若いのと、怖い顔の男だね。量はサービスしとくよ。たんと食ってくれ」
飯炊きの女性は肉と野菜をこれでもかと盛り付けると、タクの方へとプレートごと押す。
「親父、飯食ったらどうすんの?」
「お前は帰れ」
「………分かった」
「付いて来たら………」
「大丈夫だって。付いて行かないさ。流石に親父の迷惑になるようなことはしないよ」
そういってタクは肉に齧り付く。
親方は目を細めてタクを見てから、狩人にしては上品な食べ方で食事を食べ始める。
「豪快に食べる二人組だねぇー」
飯炊きの女性は、いい食べっぷりだと頷いていた。
騎士は、貴族の三男坊以下がなることの多い就職先だ。
稀に実力が買われて騎士になる者もいるが、騎士もれっきとした貴族で、基本的には騎士の下に使える兵士となる。あまりにも実力が突出している場合は騎士に抜擢されるのだが。
「あんな奴騎士にいたか?」
「あれだあれ。志願兵ってやつ」
「ああ、一応緊急依頼出てるからな」
「ご苦労なこって。役立たずは後ろに引っ込んでればいいのによ」
そんな騎士が求める者が二つある。
名誉と、欲の掃出し口だ。
名誉は、貴族の末席だが、貴族であるという誇りと矜持から始まり、どんな活躍をしたのだとか、基本的に誇るために求めるもの。
欲の掃出し口、というのは、男がどうしても多い騎士社会で、一番手っ取り早い方法、つまりは娼婦である。宿によって異なるが、娼婦であったり男娼であったり、もちろん酒場も併設しているが、そっちよりも肉体的な欲のはけ口があった方が仕事がはかどるらしい。
しがない男の性だと諦めるべきだ。
「親父、どうする?」
「山へ」
「山へ入るんだな。あの人たちは置いて行っていいの?」
「あとで来る」
「へー。俺はおとなしく狩人たちと南の森で待機しときます」
トゥーラエが生息している南の森に、準備が整った住民が志願者に案内されて入ってくるからそれの護衛を皆でして欲しいとタクは親方から頼まれていたのだ。
「御馳走様でした、おいしかったです」
「お礼なんて久しぶりに聞いたよ! どうだい? 私のこと、買わないかい?」
「あはは、遠慮しておきます」
「んもう、つれない子だね」
タクが食堂から出て行った直後、食堂のカウンターは男共で溢れることになるのだが、給仕がナイススタイルの誘ってもなかなか買わせてくれない高嶺の花だったのだから仕方ないことだろう。
気持ちは痛いほどよくわかるタクだったので、とりあえず絞りかすみたいになって魔物と戦えないという状態だけ避けてくれればそれでいいです、としか考えられなかった。
「あ………雲、出てる」
「来るな」
「吹雪? じゃあ、本当に今日が決戦一日目………」
「そうだ」
「一日目は様子見って言ってたけど、様子を見るだけで本当に終われる?」
「………」
「どんな攻撃をしてくるかも分からない魔物相手に、親父は、ちゃんと帰ってくる?」
どんなに年齢通りに見られない言動や行動をとっていても、中身は八歳。
最初の記憶が鮮明に残っているだけあって、未知の化け物と親族が戦闘行為になるというのは、何としてでも諦めてほしいタクである。
「………帰る、心配するな」
「………うん」
頭をぐりぐりと撫でまわされ、痛いとタクが声を上げたところで親方の容赦ない可愛がりは終えた。
「あれ? ちゃんと楽しめた? 俺らが先にここにきてると思ったんだけど」
「エヴァンス! すまんな親方。そっちの準備は?」
「万端だ」
「では行きましょうか」
大男と執事服と家政婦服と平民服がそろって北門を潜って山へと入る。
それを名残惜しく眺めていたタクは、一人南門へと駆けていく。
なぜ駆けるか。後ろの高級宿から夜に迫ってきた女性が出てきたからである。
ここでもしタクが立ち止まって話を聞いていたら、この先の運命は大きく変わっただろうが、奪われたくないものが奪われていただろう。
「はぁ………」
一人膝を抱え、親方愛用の揺り椅子をこぐタク。
目を閉じれば生暖かい赤を思い出しそうで、独りでいつもより広く感じる家の中を見回す。
すでにひどくなっている吹雪のせいで、家の壁はどんどんとけたたましく音を鳴らしている。
「………れ………け………」
パチパチとはじける木を見つめているうちに耳に入った、人の声。
切羽詰まったようなその声に駆られて、玄関扉に耳を付ける。
しばらくじっと耳を傾けたが、聞こえてくるのは風の唸り声と容赦なく叩き付ける雪の音だけ。
なんでもなかったのかと耳を話そうと思った瞬間、それは聞こえた。
「誰か! 助けてください!!」
反射的に扉を開けて、吹きすさぶ吹雪と温度の差に思わず顔を覆う。
手筈通りにことが進んでいれば、領主から貸し出された魔術師がテントの周りに魔術陣を張って、町民を守っているはずだった。その場所を固定するという機能がある魔術を張ることができるのは、領主の持つ魔術具だけである。
だから、その扉の前に広がるのは、安全な中でぬくぬくと被害が去るのを待っている町民だったはずなのだ。
「ウソだろ………」
目の前に広がるのは、ことごとく倒されたテント、避難してきたものの行く当てがなくさまよう人々。そして、ぎりぎり見える南門でギラギラと目を光らせ涎を垂らす、大きな狼らしき影だった。
「ああ! すみません、どうか、どうかこの子だけでも、家の中へ入れていただくことはできないでしょうか」
「え」
「お願いします。この子だけでも、この中で暖まらせてください。この吹雪が終わるまでていいですから」
「あ、あなたは?」
「私は………」
すがりついてきたのは一組の親子。
押しつけられる子供を抱いて、去ろうとする母親を動かない思考を精一杯動かして引き留めたタクが見たのは、どこか諦めながらも希望を失っていない、そんな母の瞳だった。
「どうか、この子をお願いします」
「………あなたも中に入るといい」
「え?」
「残された子供はどうしろと? 中に入って暖を取ってください。少し俺は出てきますんで」
「え?」
「清潔な布は手前の扉の奥に沢山積んでありますから、それを使ってください」
そういって、親子を家の中へと引き込み、自分は外へ出ると、手に持ったコートを羽織り、近くの狩人の家へと向かう。
知識と記憶が一致しても、知識と感覚が一致しない。
それの最たるものが、母親だった。
子供を守るために自分を犠牲にするその姿勢に、自分の母親もそうであったのだろうかとタクは思いながら、狩人の家の扉をたたく。
「おい! タクだ!! 居るか?」
「なんだい? なんかあったのか?」
「避難民の様子が変なんだ。俺の一存で狩人の家で暖を取らせることにするかもしれない。他の家にも伝えてくれ」
「おうよ!」
タクは、親方の代わりに狩人たちを動かすことができる。
親方がそう言い含めたからなのだが、狩人たちも、タクのことを年齢不相応ながらに信用していた。むしろタクの実年齢を知る者はいない。それが良いように作用した。
「聞いてほしい、町の中の民よ!」
テントがあっただろう場所で、タクは叫んだ。
吹雪のせいでかすれ、積もった雪に吸い込まれて大きくは届かないだろうが、町の民はこの場所に居る。
「俺らは狩人! 俺らの家で暖を取ってくれ、このままでは死んでしまう!!」
言葉を選んでいる暇はなかった。
「タク、地下蔵が開けられる家はない。お前のところはどうだ?」
「俺のところは開けられる。皆とりあえず一列に並んでくれ」
タクの家の地下は、丁度雷が落ちた時が肉のなくなった時だった為、肉を貯めて保存しておく地下蔵はきれいに清掃されたままなのである。それに、地下蔵は少々高さに欠けるものの、その広さはかなりのものだ。
「いつ討伐が終わるか分からない。この吹雪もいつ収まるか分からない! 俺らの家でいいなら入ってくれ!!」
町の人口を考えると、ここに居る人間の量はあまりにも少なかった。
「女子供は俺の家に、男は彼らの家に、案内するから付いてきてくれ!」
タクは一番近くにいた女性と、その腕に抱かれている子供たちに近寄り、雪の中から救い上げる。
「う、うちの子をっ」
「死なせたくない、付いてきて。少なくともここよりは温かい」
比較的穏やかな気性で、心配性な者が多かったのだろう。
狩人は信用できないと動かない者もいないわけではなかったが、それでも多くの人はまるで死に別れるように抱擁を交わしてそれぞれの狩人についていく。
タクたちはそれを苦い顔をしながら眺め、自らの家へと案内する。
「ただいま」
「お、おかえりなさい?」
はっと目を上げると、先ほど助けた女性が椅子に座り、子供は家の中を駆け回っていた。
タクは後ろに人がいるのだと思いだし、中へと招き入れ、最初に助けた女性に清潔な布を配ってもらう合間に地下蔵の扉を開け、中がそんなに寒くないことを確認し、とりあえずあったまった人から地下蔵へと入ってもらう。
大人はすこし身をかがめないといけない地下蔵だが、子供は入ったことない新しい場所にきらきらと目を輝かせて走り回っていた。地面の上に建てられている家の数倍の広さを持つ地下蔵は、避難していた女子供が入ってもまだ十分な広さを保っていた。
「先ほどは助けていただき、ありがとうございました」
「いや、無事なようでよかったよ」
「なぜですか?」
「は?」
最初に助けた女性は、暖炉に火をくべるタクの側へと腰を下ろし、目線をしっかりと合わせて聞いてきた。
「狩人は………その、私たちと区別されているのに、なぜ、手を伸ばしたんですか?」
差別ではない。
差別にしか思えないが、職業そのものが嫌悪対象として他と区別されているから起こる意識の差。それを人は差別とは呼ばない。
「なんででしょうね」
「え?」
「俺を守って母さんは死んだんです。そんな母を、あなたが思い出させてくれたから、かもしれません」
「…………」
ふっと笑って薪をまた暖炉にくべる。
ぱちぱちと音がして、すぐに火が薪を舐め、薪にも火が移る。
「ただ、それだけです………大丈夫ですか? 顔が赤い」
「あ、ああ! 大丈夫です。ちょっと火に当たりすぎたのかもしれません、娘の様子を見てきますね」
「あ、はい」
そう言って女性は側を離れていく。
パタパタと手で顔を仰ぐ女性は確かに熱そうで、タクはまた暖炉に薪をくべて火を調節しながら、これからどうするか考える。
「シノ、シノならどうした? 俺はどうすればいい? 親父………」
地下蔵は、上で付けた暖炉の煙が壁をめぐるので、とても温かい。
女性ばかりとなっている地下蔵では、きっと服を脱いで乾かしているのだろう、きゃっきゃと騒ぐ声が聞こえる。
「タク、居るか、タク、助けてくれ」
「あ、ああ!」
まだ収まっていない吹雪の中、飛び込んできた狩人は、血まみれだった。
それに息をのむ助けた女性。
何事かと顔を出した女性たちも息をのむ。
「子供を地下蔵へ、話が聞きたければ地下への扉を開けておけばいい。そちらには行かないから」
「は、はい。ほら、入って。中でじっとしていなさい」
「タク………」
「大丈夫か? とりあえず座れ………座れるか?」
入ってきた狩人は、まだそれなりに若い奴だった。
数人の男を家へと案内したはず。それがなぜ血まみれでこの家に飛び込んでくることになるのか、それが分からない。
「ああ、座れる。………背中を切られて、頭をやられた」
「何に? 魔物か? あの狼みたいなやつが侵入したのか?」
「いや………」
狩人は、歯を食いしばって、憎々しげに告げる。
「………町の、住人だ」
地下蔵でヒッと息をのむ声が聞こえる。
それほどまでに、狩人の声は地を這うような恐ろしさがあった。
「家へ案内して、暖炉に火をつけて、布を渡そうとしたら、後ろから頭を殴られて。よろけたら、斧を振り下ろされた」
「そうか………応急処置をしよう、上着を脱いで、床へ………ちょっとまて、毛皮を敷くから」
淡々と告げる狩人に少し恐ろしくなってしまい、タクは呼びの敷布を寝室から引っ張り出す。
普通の狩人たちの家よりも広い親方の家では定期的に会合を開いたり、遠征に行く前夜、親方の家で過ごしたりもしているため、毛布や敷布に関しては多くの予備があるのだ。
「ほら、ここに横になれ。あ、先に回復薬飲んどけよ」
「ははは、タクは慌てすぎだ。………俺は新参者だったから知らなかったけど、こんなに憎まれたんだな………」
もしものことを考えて暖炉の上でほんのり温めてあった回復薬の効果は、すぐに狩人の体に変化をもたらした。止めどなく流れていた血は止まり、上裸になった狩人の体をタクは拭いていく。
斧にやられたという背中の傷だが、勢いが乗っていなかったのが、振り下ろしたのがそんなに力強くない男だったからなのか、そんなに深く割れていたわけではなかったのが幸いした。
「良かった。少し動き辛いかもしれないが、動くには問題ないはずだ。奥で横になって休んでくれ。俺の判断ミスだ。恨むなら、憎むなら………俺を、恨んでくれ」
「………ああ、分かった。けどな? タク」
よいしょっと体を起こした男は笑って言う。
「もともと親方に、お前の親父さんに拾われた命だ。特に俺みたいな若い奴は、親方を恩人、本当の父親だとさえ思ってる。お前のことを皆が息子だと思ってるようにな」
座り込んで下を向いているタクの頭を、狩人はゆっくりと撫でる。
「息子の間違いは親の責任だ。今回のリーダーはお前だが、その責任を負うべきは親の俺らだ。気にすんな」
出そうになる涙を懸命に引っ込めながらタクは頷く。
「これ、シノが作った治療薬。苦いけど、かなり体が軽くなると思う」
「ありがとよ」
狩人は治療薬を一息で飲み干し、顔を青くさせて、タクが差し出した水を息も付かずに飲み干す。
その様子にタクは苦笑して、狩人にいつものハンモックを広げて寝ているように言うと、仮面を一つ手渡す。
「なんだ、これ?」
「いや、アルテっていう友人に聞いたんだけど、最近この仮面をつけた物語が流行ってるんだって。だからこれ被っとけば怖がられないと思う」
町の中にたびたび訪れる吟遊詩人が伝える、剣闘士の仮面だ。
一人の子供を抱えた元剣闘士が世界をめぐって旅をするというありきたりだが面白い話で、最近町の子供たちはその話でもちきりなのである。
「ぷっ」
子供に人気だと聞いて吹き出す狩人。
それをタクが持っているのが、何より可笑しかったのだ。
狩人たちの顔は怖い。なんたって、獣と肉薄して仕留める職に就いているのだから、いたるところに傷があるのが当たり前で、古株になると若者に教える立場になるため盾役もこなさなければならない時もあり、傷はより多くなるのだ。
「いやいやいや、だって顔怖いじゃん!」
「精悍って言葉が似合うのはお前くらいだもんな」
「ちゃんと被っておけよ、俺はまた少し出てくる」
「はいよ」
褒められて少し耳を赤くしながらタクは、地下蔵の近くまで近寄り声をかける。
「すみません、彼を保護することになりました。あなたたちには決して近寄らないでしょうが、彼は俺の家族、家族への危害は加えないで欲しい」
地下蔵からおびえたような息遣いが聞こえてくれるが、タクの声に応えるような声はない。
「俺は他の家が平気かどうか見てくる。何か………誰かに伝えたいことはあるだろうか? 可能な範囲で伝えてくる」
「じゃあ!」
地下蔵から声が上がる。
「旦那に、私の無事を伝えて欲しい………」
「分かった。地下蔵の端に紙とペンがある。そこにあなたの名前と旦那の名前を書いてくれ。必ず無事を伝えよう」
「わ、私も」
「私も」
地下蔵でかさかさと音が響き、最終的に最初に助けた女性がその紙を手渡してきた。
「よろしく、お願いします」
「はい、必ず」
タクはまた吹雪の中に身をさらす。
□■□■□
数刻前。
「人、来ねぇな? あれ、絶対吹雪だと思うんだが」
「なにか町の方であったのかねー。まあ、俺らは倒せばいいんだし、大丈夫じゃないか?」
「タク………」
「親方、心配すんなって。タク君はトゥーラエの加護がある南の森に居るんだから」
「来ますよ」
四人の頭上から雪がサラサラと降り注ぎ、一瞬ののちに暴風に巻き込まれる。
吹雪となり狭まった視界に、それぞれが構える。
親方は手に持ったハルバートを肩に担ぎ腰を落とし、シーブは剣の柄に手をかけて姿勢を低くする。メティオノーラは少しだけ腰を落としてすぐに動けるように体を傾け、エヴァンスは袖から針のように尖った暗器を出して構える。
―――クワァアァァァン
魔物の声が聞こえたと同時に動き出すメティオノーラ以外の三人。
魔物の声に向けて動きだしたのではなく、前と左右から繰り出される技を懸命に捌く。
「あの声は囮だ!」
「前二、右上一下三、左横二下一」
「ちぃっ!」
メティオノーラを囲むように、三人はそれぞれ指示通りの場所から現れる化け物を刈った。
「本体が来るぞ!」
一瞬途切れる吹雪。
そこにいた雪の魔物。
「なんだ、あれ」
「バケ、モノ」
大きな口が無数に付いたバケモノがそこにいた。頭と胴体、手足と呼べるものは付いているものの、それらは意味のあるように付いていない。様々な獣の形質がその体に与えられており、ぎょろりと動いた眼球が四人を敵だと見定める。
「合成獣………?」
誰のか分からないその呟きに応えるかのように、雪の魔物の様々な口が開き、なぎ声で地面の雪が弾けそこから更なる化け物が飛び出してくる。
―――クワァアァァァン
雪の中に潜む魔物は、襲いかかってくるときは本体とつながっているが、敵を認識した途端そのつながりを切って襲いかかってくる。
雪山での戦いが、始まった。
あれ?なんでこんな長くなってんの?
さくっと一話で戦闘シーン終わらせようと思ったのに…………親方たちがでしゃばってくるからっ
そしてあれですよ。
不定形ではない、理解が及ばない姿形をした生き物登場です。
ってか、時間バラバラ過ぎるだろうか………




