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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第四十三話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

師として、導き手として。

そして今は、世界を敵に回す存在として。


スカーレットの前に立ちはだかったのは、

秘密結社クリミナル・クローバー最高幹部キューブ・ヴァイス。


すべてを犠牲にしてでも叶えたい“悲願”。

語られた過去と、歪んだ覚悟に、スカーレットの心は一度折れる。

しかし その絶望の中で、マノンは立ち上がった。


仲間を守るため、想いを繋ぐため。

少年の言葉と剣が、再びスカーレットを戦場へ引き戻す。

師と弟子、星と重力。

哀しみと執念が激突する中、最終決戦の幕が、今上がる。


智ノ議事塔最上階にて


キューブ・ヴァイス「死ね…グラビティ・キューブ1st【キューブスラスト】!」

戦いの口火を切ったのはヴァイス スカーレット目がけて、3つのキューブを飛ばす!


スカーレット「3つ同時!避けるのは無理!なら【魔力防壁 最高硬度】!」

魔力防壁を展開し、キューブを防ぎきったスカーレット、しかし

ヴァイスはすでにマノンに迫っていました


スメラギ「来るぞマノン!恐らくだが奴は重力操作で自分の体の動作をコントロールしてるっぽい!一挙手一投足見逃すな!」


マノン「うん!どんな攻撃が飛んでくるんだ…?」

警戒を上げるマノン しかしヴァイスが予想外の一手を繰り出す。


キューブ・ヴァイス「やはり経験が足りないな、私にばかり集中していては死ぬぞ。」

ヴァイスがマノンの刃圏に入ると同時、マノンの背後からキューブが飛ぶ!


マノン「今不自然に指を動かした!まさか!」

感覚が研ぎ澄まされたマノンが頭を屈め半身ずれる、その瞬間

頭があった場所をキューブが豪速で通り抜ける。


マノン「ギリギリ避けれた!」スメラギ「油断すんな!腹に力入れろ!来るぞ!」

マノンがキューブを避けたことにより明確な隙が生まれた、そこにヴァイスの掌底が入る!


キューブ・ヴァイス「内臓がひっくり返る感覚を教えよう、【重極拳】」

ダァンッ! 掌底の威力を殺しきれずマノンが激しく後ろに飛ぶ。


キューブ・ヴァイス「またガードされたか、反応がいいな。」


マノン「ゲホッゲホ…グゥ…」何とかガードしたものの衝撃で怯むマノン。

その隙をヴァイスが逃さない また攻撃に移ろうとしたその瞬間


スカーレット「させないわ!【ボルガノン・マルチアロー】!」

大量の炎の矢がヴァイスに降り注ぐ!


キューブ・ヴァイス「ハァ…スカーレット先ほども言っただろう 魔法は冷静に撃てと。」

そう言いながらヴァイスは降り注ぐ魔法を注視する


キューブ・ヴァイス「冷静に判断すれば弾幕なんて簡単に避けれる。」

魔法を展開せずスカーレットが放った大量の炎の矢をすべて避けるヴァイス


スカーレット「あら先生 私はとっても冷静よ!【ボルガノン・メテオ】!」

余裕なヴァイスへ大火球を放つスカーレット


キューブ・ヴァイス「何も学んでいないようだな、防いでマノンに止めを刺す。グラビティ・キューブ 3th 【グラビティ・シールド】。」

ヴァイスは大火球が飛んでくる方向にシールドを置きマノンに視線を移す、その瞬間スカーレットがニッと笑う。


スカーレット「私は先生の教え子よ!舐めないで!マルチアローの残火を喰らい!連なり!大きくなる!【チェイン・ボルガノン】!」

大火球はヴァイスに届くころには特大の豪炎火球になっていたのです!


キューブ・ヴァイス「フッ なるほどな 先ほどのマルチアローから計算していたのか!【グラビティ・シールド】で抑えるのは不可、この距離避けることも不可…ならば!グラビティ・キューブ 2nd 【グラビティ・ブラックホール】!」

即座にシールド解き、2つのキューブが回転し混ざり合い小規模なブラックホールが完成する

それがスカーレットの魔法とぶつかり対消滅する、辺りには豪炎で出た煙が立ち込める。


スカーレット「ハァァ!」スカーレットが煙の中から現れ、ヴァイス目がけて杖を振り下ろす!


キューブ・ヴァイス「不意打ちなら声を殺してするんだな…グラビティ・キューブ1st【キューブスラスト】!」

杖を振り下ろそうとするスカーレットにキューブが飛ぶ!しかし


スカーレット「先生こそ 戦闘経験足りてないんじゃないかしら!」

スカーレットは攻撃の体勢から身をひるがえし、キューブ避け煙に消える

それと同時!逆方向の煙からマノンが静かに鋭く攻撃を放つ!


マノン「速の剣【シューティング・スター】!」

反応が遅れたヴァイスが両手でガードを上げる! ザシュッ!

ガードした左腕から鮮血が舞う


マノン「浅い!」スメラギ「ギリギリで体をよじったっぽいな!」


キューブ・ヴァイス「手傷を負わされるとはな…ならば範囲攻撃で圧殺だ。グラビティ・キューブ5th 【グラビティ・エリア】!」

煙ごと広範囲を重力が襲う!マノンとスカーレットの体に負荷がかかる!


キューブ・ヴァイス「終わりだ…彼方まで吹き飛べ!」

ヴァイスがマノンに迫り攻撃の体勢に入る!


マノン「破邪の剣【ポップスター・ブレイク】!」

スメラギを地面に突き刺し重力を解除するマノン

しかしすでにヴァイスが懐に入っている!


キューブ・ヴァイス「【重極大発勁】!」

ヴァイスの攻撃に呼応するようにマノンがスメラギを跳ね上げ迎撃に入る!


マノン「【ライジング・スター】!」

両者の凄まじい攻撃がぶつかり合う!

そしてマノンとヴァイスはお互いに吹き飛ぶ!

その衝撃でマノンは壁に叩きつけられてしまいました。


マノン「ギリギリ攻撃を合わせれた…でもすぐには動けない…」

スカーレットはその様子を見て、マノンはすぐには動けないと瞬時に判断する。


スカーレット「マノンはすぐに動けない、なら私が先生を削り切る!【ボルガノン・インパク…」

スカーレットが魔法を唱え終える刹那

ヴァイスが吹き飛ばされた方向から黒紫色の邪悪な塊が飛び出し、スカーレットが放とうとした魔法を消し飛ばしたのです。


スカーレット「なっ!?今のは何!」

即座に退避しヴァイスを注視するスカーレット、土埃の中からヴァイスが姿を現す。


キューブ・ヴァイス「ごほっごほ…全くなんて力だ。これではクェルボが負けたのも納得せざるを得んな…」

そう言うと同時、ヴァイスの周りに先ほどスカーレットの魔法を消し飛ばした黒紫の塊が3つ現れました。


スカーレット「その魔法は一体…」

その問いにヴァイスが口を開く


キューブ・ヴァイス「先ほども見せたはずだがな、コレは【グラビティ・ブラックホール】重力を帯びたキューブ同士が反発し混ざり合う事で生じる小規模なブラックホール…と言ってもなんの事かわからんだろうから端的に言おう、コレに触れたあらゆる物はこの世から消える。」


スカーレット「さっき私の【チェイン・ボルガノン】を防いだ魔法、そんな恐ろしい魔法だったのね。」

ヴァイスが言葉を続けます


キューブ・ヴァイス「本来ならこの魔法は【グラビティ・シールド】で防ぎきれない魔法や技を受けるためのモノだ…だが私は合理的でね、面倒な君達を消し飛ばすとしよう。」

その言葉と同時、3つのブラックホールが壁や床を削りながらスカーレット目掛けて動き出す


スカーレット「話を聞く限りじゃ【魔力防壁】も他の魔法も全部無意味!どうにかして…」

思考を回すスカーレット、しかしその背後で

壁が、音もなく削り取られていく。

削れたはずの瓦礫は、落ちることすらなく消え

スカーレットを呑もうと近づく!


マノン「スカーレットさん!後ろ!」

マノンの声でスカーレットが自身の窮地を理解する!

なんとかギリギリでブラックホールを回避するスカーレット そしてマノンとスカーレットの距離が出来た事でヴァイスがマノンに攻撃を仕掛ける!


キューブ・ヴァイス「もう満身創痍だろう、抵抗は無駄だ。」

そう言いながらヴァイスがマノンの懐に入り震脚を踏み込み崩拳を放つ!


マノン「喰らったら負けだ!動け僕の体!」

先ほどの一合で受けたダメージが回復しきれていないマノンがギリギリ回避します。


キューブ・ヴァイス「終わりだ…」

マノンが避けた先、そこにブラックホールが迫っていました。


スメラギ「マノン!後ろだ!避けろ!!!」


マノン「はぁぁぁ!」

なんとかサイドステップで躱すマノン、それを見越してヴァイスの拳が走る!

ドゴッ!ドカッ!ボグッ! 避けきれず数発攻撃を喰らいふらつくマノン

そんなマノンを見てヴァイスが問いを投げる。


キューブ・ヴァイス「なぜそうまでして抵抗する?君はこの国を助ける義理はないだろ?」

その問いに対してふらつく自身の足をガッ!と叩きマノンが啖呵を切る。


マノン「そんなの決まってる…【困っている人がいたら助けるのは当たり前!】だからです!」

その言葉はスメラギが人間の、英雄と呼ばれていた時に言った言葉でした。


スメラギ「…こいつ本当に!マノン俺はお前の相棒になれて最高だ!」


キューブ・ヴァイス「そうか…君は清く正しい心を持っているんだな。だがそれが報われないのが世の常だ、そして私は…いや我々にとって邪魔になりそうな君を排除する。【重極大発勁】!」

ふらつくマノンめがけてヴァイスの発勁が放たれる!しかし


マノン「この攻撃は動作が大きい…僕がギリギリの状態だから油断したんだ、だったら!」

先ほどまでふらついていたのが嘘のように、ヴァイスの攻撃を避けマノンが懐に入る!


キューブ・ヴァイス「なッ!?」完全に予想外な動きにヴァイスの反応が遅れる!


マノン「破邪の剣【ポップスター・ブレイク】!」

マノンの放った一撃がヴァイスのガードを抜け脇腹に突き刺さる!


キューブ・ヴァイス「グアッ…!?」攻撃の反動で激しく後ろに飛ばされるヴァイス

その時マノンがある事に気づきました。


マノン「今何でキューブでガードしなかったんだ?1stや3th…もしかして!スメラギ!」


スメラギ「どうしたマノン?」


マノン「ヴァイスが操ってたキューブの数って10個を超えた事あった?」

急な問いにスメラギ少し思考し気づく。


スメラギ「全部把握してるわけじゃねぇが確かにそうだ、同じタイミングで使ってる技のキューブの総数は10個だ!今もあのブラックホールに2つ×3で6つ 身体強化に4つだ!」


マノン「だからさっきの攻撃ガードできなかったんだ!それがわかれば!」

マノンはスカーレットに向かって声を張り上げる。


マノン「スカーレットさん!ヴァイスのキューブは同時に操れるのは10個までです!その3つのブラックホールをなんとかすれば、ヴァイスが使えるキューブは格段に減ります!」


スカーレット「わかったわ!…でもどうすれば、こんな未知の魔法…未知の?あっ!」

何かに気づいたスカーレット、それを見て安心したマノンがヴァイスに向き直り構える。


キューブ・ヴァイス「グハッ…まさか気づくとはな、君は歳の割に聡明だな。だからこそやはり脅威になりえる。」そう血を吐きながら指を動かす。


マノン「また何か指示を!」 スメラギ「気を付けろマノン!」


キューブ・ヴァイス「ブラックホールに指示を出しただけだ、スカーレットを狙えとな。そして私は君に集中するとしよう…ゴホッ あまり肉弾戦は得意ではないんだがな。」


マノン「負けませんよ…」 キューブ・ヴァイス「フッ…行くぞ。」


刹那 マノンとヴァイスがぶつかり合う!


次回 闇を駆ける星


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介



マノン

年齢:15歳 身長:158cm 見た目:銀髪・碧眼の少年

ジョブ:Cランク冒険者 スキル:勇剣を携えし者

【星詠みの眼】技:破邪の剣【ポップスター・ブレイク】

速の剣【シューティング・スター】  応用技【シューティングスター・ラッシュ】

豪の剣【コスモ・スラッシュ】【ライジング・スター】【メテオライト・インパクト】

性格はいたって真面目で、誰に対しても分け隔てなく優しい少年

過去に両親を魔物に殺されており、天涯孤独の身でもある

ここに来て戦闘勘が覚醒したマノン

今まで戦ってきたアラン・エビル クェルボ公爵との戦闘の経験を糧に

魔道に落ちた心優しき彼を止める事が出来るのか?


紅炎の魔術師 スカーレット・コルニア

年齢:17歳 身長:157cm 見た目:紅い髪に紅の瞳

赤と黒の模様が入ったマントと、黒を基調としたローブを纏う美貌の魔術師

ジョブ:炎系魔術師

スキル・魔法:上級炎魔術 飛翔魔法【フライ】魔力防壁

攻撃魔法:【ボルガノン・アロー】【ボルガノン・マルチアロー】

【ボルガノン・インパクト】【ボルガノン・メテオ】【チェイン・ボルガノン】

強化魔法【エンチャント・ボルガノン】

少し(?)ツンデレ気質な紅炎の魔術師。

魔術師らしく知識量は豊富で頭の回転も速く、

さらには杖を用いた近接戦闘も「まぁまぁ得意」という器用さを持つ

先生に教えてもらった事や自身が冒険者として培った

戦闘の知恵をフル活用しヴァイスを翻弄した。



キューブ・ヴァイス

年齢:28歳 身長:177㎝ 見た目:頭は紫色のキューブを被り黒い研究服を身に纏っている

ジョブ:魔導錬金術者 スキル:グラビティ・キューブ

技:1st【キューブスラスト】2nd 【キューブ・フローティング】【グラビティ・ブラックホール】

3th 【グラビティ・シールド】4th 【グラビティ・マーシャルアーツ】【重極拳】

5th 【グラビティ・エリア】 6th【キューブ・ストーム】

性格は冷静冷酷合理的 異世界からの転移者

圧倒的な力を有する魔法使い スキルは重力を纏ったキューブを自由自在に操れる

悲願を果たすために弟子やともに暮らしてきた国を滅ぼすべく行動する

クェルボ公爵の敗北を聞いたとき彼はなぜ負けるのかわからないと思った。

しかしそれは間違えだった、目の前にいる少年は確かに彼、いや

クリミナル・クローバーの敵になりえる存在だと!

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