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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第四十二話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回マノンが黒鉄姫を撃破し

スカーレットは最上階に張られていた

結界【グラビティ・ジャマー】を破壊することに成功し

ついに秘密結社クリミナル・クローバー最高幹部、キューブ・ヴァイスと対峙した。

かつて導いてくれた師は、冷酷な重力魔導の使い手として牙を剥く。

交わされる言葉、容赦なき攻撃。

そして語られた、すべてを犠牲にしてでも叶えたい“悲願”。

師と弟子、信頼と裏切り。

哀しみの核心に、物語は踏み込んでいく。


智ノ議事塔最上階にて

マノンとスカーレットをヴァイスの猛攻が襲う

そんな中マノンがヴァイスへなぜこんなことをするかと問いを投げた。

それに対してヴァイスが口を開く


キューブ・ヴァイス「私の悲願はただ一つ…愛する者を蘇らせる事だ。」


スカーレット「愛する者を…蘇らせる…?」


マノン「死んだ人を生き返らせるってことだよね…それって可能なの?」

マノンの問いにスメラギが答えます。


スメラギ「死んでしまった直後や、遺体が完璧な状態でなおかつ外傷によるものなら可能なはずだ。」

ヴァイスの言葉を聞きスカーレットがさらに問いを投げる。


スカーレット「国や人々にここまで被害を出して…いったい誰を生き返らせる気なの?」


キューブ・ヴァイス「それを話す前に君達には教えてやろう、私はこの世界とは異なる世界から来た。」


マノン「異なる世界…確かクェルボ公爵もそんなこと言ってたね。」


キューブ・ヴァイス「クェルボのやつは元の世界でもゲスだったが私は違う、私は前の世界では医者をしていたんだ。そこで彼女と会った…」


スメラギ「最初に会ったときに【医療魔法】なんて使ってたのもその名残か…気づけなかったぜ。」


キューブ・ヴァイス「私は名医と呼ばれどんな難病や重傷も治してきた、そんなとき私の愛する者が病魔に侵された。今まで見たこともない症例に私は為す術がなかった…そんな悪意の塊のような病魔のせいで彼女は死んでしまった。」


スカーレット「まさか…前の世界で亡くなったその人をこの世界で蘇生する気なの?不可能よそんなの!」


キューブ・ヴァイス「彼女が亡くなった後、私は自身の無力さに嫌気がさして命を絶とうとした。しかしそんな時にあのお方が現れたのだ!」


マノン「あのお方?」スメラギ「おそらく奴らのトップだろう。」


キューブ・ヴァイス「死ぬ寸前の私にあのお方はこう言った、愛しき者を蘇らせてやろう…と その為に私はこの世界に来たのだ。」


スカーレット「じゃあその為なら私や孤児院の子達、それにこの国がどうなっても良いって言うの!」

そんなスカーレットの悲痛な問いに対してヴァイスの答えはこうでした。


キューブ・ヴァイス「あぁ 私は世界を滅ぼしてでも彼女を蘇らせる。」

その言葉を聞き戦意が喪失してしまったスカーレットはその場に崩れ落ちました。


キューブ・ヴァイス「せめて楽に殺してやろう…グラビティ・キューブ 1st【キューブスラスト】」

スカーレットへと無慈悲に魔法を放つヴァイス、しかしスカーレットに魔法が当たる直前!


マノン「はぁぁぁぁ!」 ガッ!ゴロゴロ…

マノンがスカーレットに体当たりをし、2人は魔法から逃れ転がります。

そしてマノンはすぐさま立ち上がり、ヴァイスへ向き直り剣を構えスカーレットに言葉を投げる。


マノン「スカーレットさん!立ってください!そしてヴァイスを止めましょう!」


キューブ・ヴァイス「面倒な…やはり君を先に潰さないといけないようだ…!グラビティ・キューブ 5th 【グラビティ・エリア】」


5つのキューブがマノンの周りを漂う、次の瞬間強力な重力場が展開されマノンに圧し掛かる!

しかしマノンは苦し気ながらも言葉を続ける。


マノン「ぐぐぐ…ス スカーレットさん、今ここで貴女が ヴァイスを止めないと…今後多くの人が彼のせいで地獄を見ます…そんなことあっていいんですか!ヴァイス…いや貴女の先生にそんなことさせていいんですか!」

その言葉を聞いたときスカーレットがハッとする、しかし


キューブ・ヴァイス「よく動く口だな、だがこれで終わりだ!」

その言葉と同時、3つのキューブが凄まじい早さでマノン目がけて飛ぶ!


マノン「はぁぁぁ!豪の剣【コスモ・スラッシュ】!」

ガキンッ!ガッ!ギィン!

なんとマノンは重量が圧し掛かった状態で3つのキューブを叩き落としたのです!


スメラギ「やるなマノン!火事場のバカ力ってやつか!」

そしてマノンがスメラギを両手で持ち床に突き刺した!


マノン「破邪の剣【ポップスター・ブレイク】!」

するとマノンを襲っていた重力が解けたのです


キューブ・ヴァイス「ほう…?見たところ破邪の力を帯びた剣か、なるほどな邪悪なモノが使った魔法にも特攻があるのか 興味深い。」

窮地を脱したマノンがヴァイスから視線を切らずにスカーレットに言葉をかける。


マノン「スカーレットさん ショックなのはわかります、今まで慕っていた人が実は悪い人だったなんて信じられませんよね、でも僕もそうでした…アランさんやクローネさんにパーティから追放されたときすごく悲しかった…でもそんな時スカーレットさんが僕を元気づけて一緒に戦ってくれましたよね!だから僕は…」


スカーレットのほうを向きマノンがこう言った。


マノン「スカーレットさんにしてもらったように貴女を助けます!」


スカーレット「マ…マノン…!」

スカーレットが顔を上げマノンのほうを見ると同時…


キューブ・ヴァイス「君もアイナの様に、一定の枠を超えた存在だと認識しよう。だが彼女ほど肉弾戦は得意じゃないだろう。だからこの手で行かせてもらう。」

少し前までマノンと距離があったはずのヴァイスが、すでに目の前まで迫っていたのです。


スカーレット「マノン!前よ!」 咄嗟にスカーレットが叫び、マノンもそれに呼応して向き直る

しかし無慈悲にもヴァイスの中段蹴りがマノンを捉える。


キューブ・ヴァイス「グラビティ・キューブ 4th 【グラビティ・マーシャルアーツ】…今のは完全に致命傷を与えたと思ったんだがな。」

そう言うヴァイスの視線の先には、吹き飛ばされているが咄嗟にガードし耐えているマノンの姿が。


スメラギ「っぶねぇ…スカーレットの声がなけりゃ反応できなかったな、大丈夫かマノン?」


マノン「うん…でもすごい一撃だ、アイナ様の打撃を喰らったみたいに痺れてるよ。」


キューブ・ヴァイス「流石と言わざるを得んな、だが今の一合効いただろう 私は効率的なんだすまないな。グラビティ・キューブ 6th【キューブ・ストーム】!」

そう唱えると6つのキューブがマノンを囲うように漂う!


スメラギ「さっきの範囲攻撃か!まずいぞマノン避けねぇと!」


マノン「わかってる!ッ…!?」

咄嗟に反応しようとしたマノンでしたが先ほどの蹴りのせいで体がうまく動きません


キューブ・ヴァイス「終わりだな…」 漂うキューブがマノンを襲う!刹那


スカーレット「【ボルガノン・マルチアロー】…」

炎の矢が漂うキューブを正確に穿ち魔法の発動を止めたのです!


キューブ・ヴァイス「なんだと…!?ハッ!」驚くヴァイスに追撃が降り注ぐ!


スカーレット「【ボルガノン・インパクト】!」

凄まじい火球がヴァイスを襲う!


キューブ・ヴァイス「回避する!ハァッ!」

凄まじい早さのバックステップで何とか魔法を回避するヴァイス

魔法で巻き上がった粉塵が晴れるとそこにはマノンの前に立ち、先ほどまでの打ち砕かれた様子は微塵も感じさせないスカーレットが立っていました。


スカーレット「ごめんねマノン アンタのおかげでやっと心が決まったわ…私は先生を止める!そして先生も、この国も救うわ!」

そう言うスカーレットの横に立ちマノンも剣を構える。


マノン「微力ながらお手伝いします!一緒にヴィリジアンさんを止めましょう!」


キューブ・ヴァイス「…本当に面倒だ 貴様らが立ちはだかったところで私は止まらない、全てを破壊してでも彼女を蘇らせる…その為だここで死ね!」


マノンとスカーレット対キューブ・ヴァイスの最終決戦がついに始まる

そしてこの戦いをきっかけに魔法国家ホルドーマの動乱は思いがけない方向に

向かっていくのでした。


次回 激闘!重力と星!


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


マノン

年齢:15歳 身長:158cm 見た目:銀髪・碧眼の少年

ジョブ:Cランク冒険者 スキル:勇剣を携えし者

【星詠みの眼】技:破邪の剣【ポップスター・ブレイク】

速の剣【シューティング・スター】  応用技【シューティングスター・ラッシュ】

豪の剣【コスモ・スラッシュ】【ライジング・スター】【メテオライト・インパクト】

性格はいたって真面目で、誰に対しても分け隔てなく優しい少年

過去に両親を魔物に殺されており、天涯孤独の身でもある

過去の弱いマノンはもういない

仲間に助けられて来た彼はいま仲間を支え助ける存在へと昇華したのです。



紅炎の魔術師 スカーレット・コルニア

年齢:17歳 身長:157cm 見た目:紅い髪に紅の瞳

赤と黒の模様が入ったマントと、黒を基調としたローブを纏う美貌の魔術師

ジョブ:炎系魔術師

スキル・魔法:上級炎魔術 飛翔魔法【フライ】魔力防壁

攻撃魔法:【ボルガノン・アロー】【ボルガノン・マルチアロー】

【ボルガノン・インパクト】【ボルガノン・メテオ】

強化魔法【エンチャント・ボルガノン】

少し(?)ツンデレ気質な紅炎の魔術師。

魔術師らしく知識量は豊富で頭の回転も速く、

さらには杖を用いた近接戦闘も「まぁまぁ得意」という器用さを持つ

一度はキューブ・ヴァイスの言葉に心を折られてしまったが

マノンの鼓舞のおかげで持ち直した

彼女は優しくそして慕っていたかつての先生を取り戻すため

最終決戦に挑むのでした。



キューブ・ヴァイス

年齢:28歳 身長:177㎝ 見た目:頭は紫色のキューブを被り黒い研究服を身に纏っている

ジョブ:魔導錬金術者 スキル:グラビティ・キューブ

技:1st【キューブスラスト】2nd 【キューブ・フローティング】【グラビティ・ブラックホール】

3th 【グラビティ・シールド】4th 【グラビティ・マーシャルアーツ】【重極拳】

5th 【グラビティ・エリア】 6th【キューブ・ストーム】

性格は冷静冷酷合理的 異世界からの転移者

圧倒的な力を有する魔法使い スキルは重力を纏ったキューブを自由自在に操れる

悲願を果たすために弟子やともに暮らしてきた国を滅ぼすべく行動する

悪魔の誘いに乗った彼は邪魔する者はすべて壊し

自身の悲願のために破滅の道を進む、そんな彼を救うことはできるのか。

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