第八十六話『いろいろ話パート013にゃん』
第八十六話『いろいろ話パート013にゃん』
《狂おしいほど大好きにゃん》
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「しかもにゃ。
『ダブル』で、にゃんよ」
「んれは当然なのわん。
ミアン」
「わざわざ口にするまでもないわよ。
ミアンちゃん」
「んでも、
いわずにはいられにゃいのにゃん」
『ヨモギ団子』
「も」
『えびふらい』
「もウチにとっては、
かけがえのにゃい、って……。
ミーにゃん、イオラにゃん。
どうしたのにゃん?」
「ううん。なぁんでもないのわぁん」
「そうよ。
なぁんでもないんじゃないかしら」
「にゃら、にゃあんで、
そろいもそろって」
『ぷぅぅっ、と、ふくれっツラ』
「にゃの?」
《ご機嫌斜めにゃがらも、お話の始まりにゃん》
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「ウチにゃあ。
今さらにゃがらに気がついたのにゃん」
「アタシもぉ」
「ごみ箱の『ごみ』って、
回収しにゃいと」
「ごみ箱自体も引っくるめて、
『ごみ』となってしまうのわん」
《いやあ。ここにもあそこにも、『ごみの山』にゃんよ》
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「ミアン。
自分の最大の敵はね。
なにを隠そう、自分自身なんだって」
「にゃろうにゃあ。
——ウチ、
『真実を映し出す鏡』
のカガミにゃんの前に立つと、
いっつも、つくづく思うもんにゃあ。
にゃあんて美しいもんが、
この世ん中にはあるのにゃん、って」
《自分で自分に、『しっと』してしまうのにゃん》
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『まだ……オレは闘える』
「まさに」
『不屈の闘志』
「と尊敬したいところにゃのにゃけれども」
「まさかミリアんに、
腕相撲で負けちゃうなんてねぇ。
これぞまさに」
『予想だにしなかった展開』
「って、やつなのわん。
なぁんか見ちゃいけないものを、
見させられちゃったようなぁ」
《見ているこっちが複雑にゃ思いにゃん》
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「ミーにゃんミーにゃん。
ウチにゃあ。
あんたを尊敬したいのにゃけれども」
「んだからぁ。
ダメなもんはダメなのわん」
「にゃあんで、
んにゃに頭っから拒否を?
……はっ!
ひょっとして、照れてるのにゃん?」
「んのように見えるのわん?」
「ちぃっとも。
どっちかというと、
迷惑がってるようにゃあ……」
「うんうん。いい線いってるのわん」
「いい線って……。
にゃら、にゃあんでにゃの?」
「んだぁってさ。
よけいな負担をしょい込むのが、
目にみえてるもん」
《ミーにゃんが省エネ志向にゃったとはにゃあ》




