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地球の果ての島の物語  作者: 亜滝紅羽
白兎事件編
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80/86

白兎事件編33(文化祭・3/戦闘開始・1)

三者三様の対応。


まずは対話を試みる木戸と、

そもそも人だと思っていない柳瀬と、

悪意への着眼点がまるでない柚木と。


中川はふわふわしています。中川マジ天使です。

(木戸・校庭裏にて)


 どうにも妙なカップルがいたので、木の上から観察している。

 校門を抜けると、柳瀬はさらりと男共を連れてどこかへ行ってしまった。ペア分けの意味ねぇじゃんと思って適当に散策してみたら、いくつか不審点を発見したので逐一柳瀬に報告しておく。


 まず、体育館トイレによく分からない召喚紋。


 屋台のテントに血痕。


 極めつけは、フードを被った白い服の女が連れて歩くどう見ても何かに酔った男子生徒。


「野外⋯⋯」


 そんな不衛生な場所で致さなくても⋯⋯。


 ふたりが歩いて行くのは高校校舎の裏側に位置する場所だ。文化祭の喧騒から外れ、確かにこんなところ用もないのに誰も来ねぇわな。

 俺は木の上を移動しながら、付かず離れずを保ちつつついて行く。なんかこの図ちょっと嫌なんですけどぉ。

 他人の行為に興味はない。けど、柳瀬は『白百合の純潔』という団体は行為の間に内臓を抜く集団だと言っていた。

 ただ雰囲気に酔って、お家に帰るまで我慢出来ないだけならそれに越したことはない。


 でも、違うな。


 女が、男子生徒を押し倒す。


 舌なめずりをして女が手を翳す。その手に狙いを定めて、先程屋台から拝借しておいた爪楊枝を投げ飛ばした。


「⋯⋯っ!?」


 手のひらを貫通した爪楊枝に、女の手が止まる。

 その合間を縫って、俺は木の上から跳躍して男子生徒を跨いで着地する。

 よいしょと下半身剥き出しの男子生徒を引きずり出して、ポイ捨てしておいた。悪いけど構っている暇はない。


「服着てどっか逃げな」

「は、はぃ⋯⋯!?」

「なんだお前は!」


 答える義理はない。さて、どうするか。生け捕りがベストか?


 女を取り囲むようにして無数の針が現れる。


「お、いいねぇ」


 男子生徒が離れたのを確認して、もう一度木の上に戻る。

 自分で武器を作れない以上、作るしかない。俺は手近な木の枝を折ると、顔の前で構えた。


「そんなもので防げると思うな!」

「防ぐつもりないですぅ」


 苛立った様子で女が俺を指し示す。一斉に銀光を放つ先端がこちらへ飛んでくる。


 どん、と音が収束した。


「なっ⋯⋯!?」

「上手に出来ました〜」


 うん、即席にしては上手くいった。

 太めの枝を選んで大正解。飛んでくる先端に沿うようにして枝を削って、簡易な槍が出来上がった。そんなに殺傷能力はなさそうだけど、脅しに使うには十分な出来栄えだ。


「わ、私の術は⋯!?」

「ハートにしておいたよ」


 俺は笑顔で後方を指さした。

 隣の木の幹に、銀色のハートが描かれている。これは恋人達の聖地になるに違いない。そして俺も先輩と一緒に写真撮りたい。

 

「は、はぁと!?」

「それで、もう手の内はおしまい?」


 女がハートに目を奪われている隙に、女の後ろに着地する。

 足を引っ掛けると、ぺたんと尻もちをついた。見上げてくる瞳の先に槍の先端を突きつけると、「ひっ」と小さく声を上げる。


「戦闘慣れしてないな。想定外への反応が脆すぎる」


 加えて、恐怖への閾値が狭すぎる。

 術をかけて一方的に蹂躙するやり方しか知らないんだろうな。反撃に合うことを想定していない。

 

「た、助けて⋯!」

「そんなこと言われても、さっきチェリーボーイ殺そうとしてたじゃない」

「わ、私の身体をあげるから!見逃してよ、未遂でしょ⋯!?」

「いらんけどぉ⋯⋯」


 いや、そんなショック受けた顔されても⋯⋯。


 何でそんな自分に自信持ってんのかな。とりあえず身体差し出しときゃ男は言うこと聞くと思ってんの、すげぇ不快。


 柳瀬の店のお姉さん達なんて、プライド持って身体使ってお仕事してんのに。見習って欲しいね、と考えた瞬間、ふと気付いた。


 槍は眼前に突きつけたまま、しゃがみこんで女の白いフードを外す。


 ―――やっぱり。


「『紅翠館(こうすいかん)』のお姉さん?」


 思わず呟くと、お姉さんははっと目を見開いた。

 綺麗に染め上げたルビー色の短髪、青い瞳、瞳孔が開くと縦に伸びる特徴。

 前に部屋に連れ込まれたことがあるから覚えている。一夜だけでもいいから抱いてくれとすっげぇしつこかった肉食系女子のお姉さんだ。

 名前知らんけど。


「な、何でそれを⋯⋯!?」

「えっ、⋯と」


 しまった。つい声に出してしまった。

 さすがに20cm近く縮んでいるし、黒髪と眼帯で俺だとバレてはいないようだけど、余計なことは言わない方がいいな。


「し、仕事で行ったことあって⋯?」

「お前、学生じゃないの?」

「童顔ですみませぇん」


 言い訳が苦しい!柳瀬の店のお姉さんが出てくることはさすがに想定してなかった!


 いらんこと言う前に、体勢を立て直そう。俺は立ち上がって、お姉さんを見下ろした。

 

「お姉さん、『白百合の純潔』の方で間違いない?」


 尋ねると、大きく口を開けるので槍を差し込んだ。


「ぁぐっ!」

「自決するのは勘弁。俺に蘇生能力はないんだよねぇ」


 しかし面倒な事実を知ってしまった。『紅翠館』と『白百合の純潔』が繋がっていたなんて、柳瀬が知らないはずがない。

 子ども嫌いの柳瀬が夏椎との共同作戦にやけに積極的だったのも、先輩が攫われるリスクを踏まえても文化祭参加を決めたのも、これが理由か。


「お姉さん、勝手に別の世界のひと連れ込んじゃダメだよ。警察庁に手を出すなんて以ての(ほか)だ。ここにいたいなら最低限のルールは守んないと」

「⋯⋯っ!」

「この星の神様はお優しいから目を瞑ってくれていたことだって、限度がある」


 女は槍を口から引き抜くと、きっと俺を睨み上げた。


「この星の神なんて男に媚びを売るだけの売女じゃないか!」


 ⋯⋯は?


「お前は表の者だから知らないだけだ!アレは男を咥えこんで、気に食わなければ魂を消滅させる化け物なのよ!」

「いや、誰それ」

「私の大事な人も、(たぶら)かされてる⋯!私が、目を覚まさせてあげないといけないの⋯っ」


 わぁ、宇宙が見える。


 訳が分からん。誰の話をしてる?


「⋯⋯何で、何も知らねぇのにそんなこと言えんの?」


 俺も知らなかったうちのひとりだけど。


「俺には一切の価値がない」なんて。


 泣いてたんだよ、あんな小さい身体で。


 痛かった、怖かった、って誰にも言えずにずっと我慢してたんだよ。


 それなのに、なんであの人がそんな事言われなきゃならねぇの。


「ベリアル様が仰っていたわ」

「ベリアル様⋯⋯」

「あの咎人を殺せばベリアル様が何でも願いを叶えて下さる!そうだ、お前も私に協力なさい!そうすればお前の願いも⋯⋯」

「俺は自分の願いは自分で手に入れるよ」


 もういいや。眼前の有機物から槍を下ろす。


「誰かの犠牲を経てあの人を手に入れたって、そこに何の価値もない」

「私達は咎人を処分するだけよ。純潔の供物は気持ち良く死ねて、皆が救われる。その報酬に願いを叶えてもらえることの何が悪いって言うの?」

「俺とお姉さんでは立ち位置が違う。いくら論議したって俺達の意見が交わることはないよ」


 話していても無駄だ。この人の処分は柳瀬に指示を仰ぐとしよう。


 柳瀬に電話をかけようと、ズボンのポケットに入れたスマホに手をかけた瞬間。ぞ、と背筋が粟立った。

 弾かれるように跳躍して、真上の枝を掴んで枝の上に回転しながら着地する。その真下、お姉さんのいた場所に、つるりとした肌の四つ足の何かが覆いかぶさっていた。


 断末魔が響き渡る。


 髪が舞って、真っ赤になったお姉さんの上で、それが緑から赤に染まっていく。


「あらぁ、可愛い子」


 長い指が後ろから伸びてくる。

 

 咄嗟に枝の下に回り込んで、隣の木へ飛び移る。俺のいた木が真横にずるりとバランスを崩して倒れ落ちた。


「おいおい⋯⋯」


 苦笑いしか出てこない。

 叫び続けていた女の声が止まって、それが俺に向かって顔を上げた。

 目はない。鼻もない。口だけが顔の輪郭まで裂けて、数え切れない鮫の歯に似た鋭い白がこちらを向いている。

 四足歩行の獣に見えるが、形状は小柄な人型だ。骨がひしゃげて関節が盛り上がっている。

 骨まで残っていない。上手に残さず食べて、余程腹が減っているのかなぁ。

 喉の奥を唸らせて、何かは地面へ爪を立てる。

 跳んてくる赤と緑のまだら模様は、即席の槍をものともせずに食いちぎった。


「せっかく作ったのに!」

 

 後頸部に肘を落として、そのまま地面まで突き下ろす。地面に埋まった何はもがいているが、力はさほどないようだ。


 でも、厄介なのはこっちじゃねぇな!


「くっ、そ!」


 地面に手を着いて、スライドしながら避ける。そのまま木の上へ戻ろうかと思ったが、直感で地面に伏せた。木がハサミを入れた紙のようにスライスされていく。

 どん、どん、と千切りにされた木が落ちていく。今度はよくわからん生き物が跳んでくる。蹴り飛ばした矢先、無理やり首を引いてなんかよく分からん攻撃を避ける。


「あー、やりづれぇ!」

 

 軌道が読めねぇ。真空波か?空気の振動?物体ではねぇよな?


 どちらにせよ一発喰らえばアウトだ。でも、俺はまだ死にたくねぇ!


「ぜってぇ香流と結ばれるまで死ねねぇから!」

「ふ、はっ!あの紛い物とぉ?」


 真後ろから男の嘲笑が耳に届く。

 一気に振り抜いた肘が男の髪に掠った。男は薄く微笑んで、親指を下へ向ける。


「キショいな、お前」


 んな事は言われ慣れてるよ!


 さてどうしたもんかと一瞬の思考の間。けれど、男は何もして来なかった。

 男と対峙した俺の脇をすり抜けて、緑の何かがゆっくりと男の足元へ縋るように歩いて行く。


 俺は何も出来なかった。


 風に靡く肉紅(にくこう)の髪。人間離れした容姿。


 分かっている。アイツの髪は鮮やかな青色だ。違うと分かっているのに、理解が追いつかない。

 その笑顔を、俺は良く知っている。気付けばこめかみが熱く、滴り落ちる血が地面に吸い込まれていった。


「⋯⋯柳瀬?」


 目の前に、柳瀬がいた。




(夏椎・高校校舎にて)


 とても平和に文化祭を楽しんでいる。

 周囲を警戒しながら歩いているけれど、特に怪しそうな人はいない。みんな誰かと一緒に行動していて、時折こちらを振り返る人はいれど声をかけてくる様子はない。

 正直、前の大人ふたりが非常に目立っている。

 無駄にキラキラさせながら歩いていて、特に男子生徒の注目を集めている。隣のアリアスさんも頬を赤くしながら香流さんを見上げているが、


「お姉様⋯⋯」


 違う人を思い浮かべているようなので俺は何もコメントをしなかった。確かに、長い金髪が揺れる後ろ姿はエリックさんだと言われても違和感はない。

 

「あ、ここだよ」


 辿り着いた教室で中川さんが顔を上げる。

 教室の看板にはライブ喫茶と書かれていて、顔を覗かせると中でアイドル衣装を着た男子生徒が美しいラインダンスを披露していた。

 

 とても、ごつい。

 歓声も野太い。

 

 何となく足を止める中川さんとは対照的に、香流さんはごく平然と店の中へ入って行った。


「いらっしゃいま⋯⋯」


 突然店先に現れた美少女へ、店内がざわりと圧巻される。

 慌てて俺は香流さんを引き戻した。世界が違う。安易に異世界へ足を踏み入れないで欲しい。


「夏椎?」

「絶対違いますから。何かの間違いですよ」

「でも看板同じだぞ」


 きょとんとしたままの香流さんの後ろから、「どーん!」と石田先生が現れた。


「石田!」

「来てくれてありがとう!今ちょうど有志のマッチョが踊ってるところだよ」

「入る前に入場料をお願いします」

 

 ドアの横に、先日、警察庁の前で木戸さんといた女の子達がいた。

 向こうは気付いていないようだけど、香流さんはさっと俺の後ろに隠れる。でも香流さんの方が背が高いのであんまり意味がない。


「ヤヌアさん、俺の友達だから俺が払うよ」

「じゃあ、こちらチケットになります。1ドリンク制です」


 石田先生も、ヤヌアさんと呼ばれた金髪の先輩も、どちらも燕尾服を着ている。

 店の中では、他の人たちも燕尾服で接客をしていた。どういったコンセプトなのかは分からないけれど、何かで統一しているのは良く分かる。


「なんかオトナだねぇ」


 ドリンクを受け取り、燕尾服の生徒に真ん中の席へ案内され、キョロキョロしながら中川さんがぽつりと言った。

 何故か一緒に付いてきて、ちゃっかり香流さんの隣に座った石田先生はふふんと人差し指を顎に当てて胸を張る。


「なんたって高3だからね。高校生活最後の文化祭!盛り上がらなければ嘘だ!」


 石田先生が立ち上がって人差し指を天井へ向けると、「おぉー!!」と生徒達がそれに続いた。

 なんと言う一体感。俺が固まっていると、同じく固まっている香流さんが石田先生の服の裾を摘んだ。


「石田、文化祭ってそんな大変な行事だったのか⋯⋯?」

「俺は学校行事に命をかけている!石田はいつでも本気だから!」


 そして生徒達もそれに追随していると。

 確かに、眺めていると全員が役割を持って行動しているように見える。オーダーを取る人、ドリンクを運ぶ人、受付、席の采配など細やかな気配りが見て取れる。


「たくちゃん、そろそろステージの時間だよ」

「おっけーい!じゃ、行こうぜ中川!」

「はい!?」

「君も一緒に行く?」


 石田先生に誘われて、香流さんは首がちぎれそうなくらいぶんぶん首を振った。


「ちょっと待って石田くん!俺なんにも聞いてないけど!」

「大丈夫。中川ならステージに立つだけで可愛い」

「まぁ俺は可愛いけど!」


 何て自信過剰な天使だ。実際可愛いのが何とも言えない気持ちにさせる。

 石田先生は中川さんをぐいぐい押しながら教室のドアから退出して行った。香流さんが明らさまにほっとしている。


「ねぇ、夏椎」


 黙ったまま呆然と石田先生を見上げていた翔真が、俺のローブの裾をちょんちょんとつついた。

 俺が振り返ると、すごく複雑な表情を浮かべている。


「おれ達、石田先生のクラスになるんだよね?」

「すごく賑やかな学校生活になりそうだね⋯⋯」

「アリアスちゃん、ステージに立てって言われたらどうする?」


 翔真はアリアスさんにも尋ねた。アリアスさんは肩を縮こまらせる。

 

「す、すてぇじとは?」

「晃はどうする?」

「夏椎が立つなら俺も立つ」

「濁りなき眼で言うじゃん」


 翔真が笑っていると、突然、ふっとライトが消えた。

 香流さんが咄嗟に立ち上がる。臨戦態勢に入る保護者の手を引いて、翔真がくすくす笑いながら座らせる。


「大丈夫だよ、ステージが始まるだけでしょ」

「でも⋯⋯」


 戸惑ったような香流さんが何か言いかけると、ずん、と音楽が鳴り始める。

 パッとライトがついて、ステージ上にキラキラとした衣装に着替えた性別迷子のふたりが立っていた。

 香流さんがアレを着なくて良かったと分かりやすくほっとした顔をしている。着ても全く違和感はないだろうけど、実際違和感のないステージ上のふたりは鳴り始める音楽に合わせてくるくる回り始める。

 ちらりと横を見ると、晃がスマホを構えていた。


「⋯⋯撮ってるの?」

「後で川崎に見せる」


 何だかんだで大人に懐いてはいるんだよね、晃も⋯⋯。



 くるくるく〜る

 くるくるく〜る

 回って回って輪廻に乗って!



「⋯⋯⋯」

「どういう表情?」

「俺の友達が楽しそうで嬉しいけど、中川はどこを目指してるんだろうと思って⋯⋯」

「あぁ、天使へ思いを馳せちゃったわけね」


 柚木兄弟が遠い目をしている。

 ライブを見に来た人の顔じゃない。周りの盛り上がりとは対象的に、このテーブルだけとても静かだ。

 静かだから、良く分かった。


「来たな」


 一言。

 香流さんは小さく唇を開くと、飛んできたナイフをアリアスさんの眼前で捉えた。直径10cmほどの小さなナイフは、確実にアリアスさんの眉間を狙っていた。


「全員テーブルの下へ潜れ!」


 香流さんは端的に命令を下して、自分もテーブルの下へ潜り込む。

 このまま向こうの世界へ飛ぶのかと思ったが、香流さんはポケットから指輪を取り出すと俺に投げ渡した。


「俺は生徒を守る。お前達で行け」

「えっ!?」

「向こうには愛敬がいる!それに、お前達のいい特訓になるだろ」


 香流さんは立ち上がり際、いたずらっ子のように笑った。それがとても自然な表情で、俺は思わず首を縦に動かす。


「信頼して任せるのも、大人の仕事だって蓮が言ってたから!」

「でも⋯っ」


 そのまま立ち上がる香流さんへ翔真が手を伸ばす。

 でも、俺はそれを止めた。アリアスさんへ視線を向ける。


「アリアスさん!」

「は、はい!」


 アリアスさんは俺の手に自分の手を重ねて、ぎゅっと目を閉じた。

 薄い唇を開いて、小さな声で知らない言語を呟く。


「《扉を開けて》」


 瞬間、足元に大きな穴が開く。


「晃、指輪を回収して!」

 

 落ちる前に、俺は声をあげた。晃の影が指輪を包んで、そのまま視界が暗転する。

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