第4話 エルコイ村到着!
エルコイ村に到着すると、そこは石や木などで作られた家が並んでいた。
そして他の建物より目立っていた、教会らしき建物も見えた。
「結構でかいんだな。なんかもっと、小さい集落ってイメージしてたな」
「大体はこんな感じさ。でも街とか都市はもっと大きいよ」
「行ってみたいな」
そう話しながら歩いていると、耳が尖った人や翼が生えている人、トカゲのような尻尾を生やしている人が目に入った。
「あれってまさか……!」
「ん?ああ、あれは異種族の人たちだね。人族とは違うルーツを持つ種族さ」
「すげぇぇぇ!本物だ!しかも全員美人だし!」
すると村の人達が俺を見つめてきた。
しかも全員、どこかドン引きしている目線だった。
「あれ……俺まさか変なこと言っちゃった?」
俺の発言に、テラは頭を抱えて答えた。
「自分の格好を見たらどうだい……」
「えっと……Tシャツと下着………やべぇ?!」
急いで近くに生えていた、タンポポや雑草をパンツに差し込んで叫んだ。
「これはファッションだ!いいな?!変態だと思うなよ!」
しかし村人達は段々と離れていった。
「あれ、テラ?俺おかしい事いった?ってあれ?テラ?!なんで離れてるんだ!」
「君は一体誰なんだい?」
「他人になってる?!」
その瞬間、槍を持った兵士らしき人たちが現れた。
「自警団だ!道を開けろ……って何だあの変態は!」
「誰が変態だ!俺は紳士だ!」
「どこかだよ!とりあえず捕まえろ!」
自警団がそう叫ぶと、俺は取り押さえられた。
「やめて、痛い!助けてテラ!俺死んじゃう!」
「貴様……容易くテラ様の名前を叫ぶんじゃねぇ!」
俺は何とか逃げ出そうともがいていたら、後ろから老人の声が聞こえた。
「……テラ様の事を知っておるのか?」
「知ってるも何も、そこにいるテラに呼ばれたんだよ!」
そう叫ぶと、村人たち全員はテラの方向を見つめた。
するとテラは溜息を吐き、ゆっくりと村長のところへ歩いていった。
「これはこれは……テラ様ではないか!どうしてここに?」
そう村長が質問すると、テラは答えた。
「少し村長さんとお話をしたいと思ってね」
「ほう……わかりました。それで……この男は?」
テラが俺を見つめながら溜息を吐き、答えた。
「僕の連れさ。それでどこか落ち着いて話せる場所はないかな?」
「ならわしの家で話そう。おい、そこの男を解放してやれ」
こうして俺は解放され、村長の家で話をすることになった。




