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俺のハーレムど~なってるの?!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家


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第6話 地球の神様は知りたがり!

 自主的に食器を片づける僕。


「あっ、後で私がやります」

「えっラウラ様が自らですか?!」

「せめてこれくらいは」「いやいやいや」


 神様にメイドはさせられないよ。


「とにかく急いで地球の神様にこの報告を」

「もうちょっと、事の成り行きが落ち着いてからでは」

「緊急の事案があればすぐに教えるようにと、カイト様の事も逐一、知りたがっていました」


 地球の神様は、

 知りたがりなのかあ。


「恐くない?」

「めっっっっちゃ怖いです!!」

「あー、震えているね」「地球の神様は創造主の中ではトップクラスですから」


 6年前の説明でも、

 そういった話を聞いた記憶がうっすらと。


「それで僕が呼ばれたんでしたっけ」

「はい、地球の住民はどの世界に比べても段違い、桁違いに強いですから」

「俺が勇者として無双できたくらいだからなあここで」「その御恩があるにも関わらず、私は、私は……」


 不在の間にあった事だからなあ、

 結婚式に間に合うように戻ってきたとはいえ、

 こんな事になるなんて、思いもよらなかったのだろう。


「怒らせると、どうなるの?」

「下手すると私なんか、どうとでもなってしまいます」

「具体的には」「人と蟻、いえ、人とカタツムリくらいの関係ですから」「なにそれ」


 それくらいの力の差があるってことだろうけど、

 だったら簡単に踏みつぶせるとかいう感じなのか。


「ていうか、ラウラ様がパルムさんを焼いたみたいに、地球の神様がラウラ様を」

「もっとえげつない事も可能ですね、ぶるぶる、せっかく貴重な地球人を派遣していただいたのに」

「俺はどうなるの」「それも含めて相談ですね」「もう帰れないんだよね?」「もちろんそれも含めてです」


 帰れないなら帰れないでどうするか、とか?


「うーん、今更になって新しいハーレムもなあ、でも例え時間を捲き戻せたとしても元のハーレムも」

「いくら魔王が滅びて、この世界においての私の力が強くなってもさすがに時間の巻き戻しまでは出来ません」

「じゃあどうなるの」「時間を下さい、今夜にはある程度の話は」「地球に行くんだよね?」「はい、カイト様の夕食までには帰ってきます」


 本当に報告だけって感じなのかな、

 どさくさまぎれに遊びに行かなきゃいいけど、

 さすがにそれは無いか、あの怯えようだったら。


「その前に適当なメイドを呼んでよ」

「いえ、とりあえず今の状況はそのままにしたいので」

「えっじゃあ今夜まで僕だけ?!」「はい、結界ですでに屋敷に人の出入りはできません」


 そんなことしてたんだ、

 というかそんなことできるんだ、

 これも魔王が倒されたから、でいいのかな?


「俺の世話は」「私がしますので」

「女神様には女神の部下とかは」「神としては居ませんね」

「大変だったんですね」「地球のような立派な世界ではありませんから」


 文明の差でそれは、まあ。


「わかりました、とりあえず待ちます」

「食器はそのままで」「洗うくらいさせてよ暇なんだし」

「……わかりました」「夕食の材料って残ってるかなあ」「お持ちしますね」


 あっ、ひょっとして!


「地球の食材を持ってきてくれるの?!」

「そのあたりはお楽しみに、といった感じで」

「楽しみだなあ、こっちの味付けって何気に大味だし」


 日本の繊細な味が懐かしい。


「それでは行って参りますね」

「あっ、何も無い壁に扉が出現した!」

「カイト様がこちらに来た扉ですよ」「そうだったっけ」


 そして扉を開けるラウラ様。


「……外出は控えてくださいね、これ以上、カイト様が傷つかないように」

「まあ花嫁全員に逃げられた勇者とか、指さされて笑われてもだよね、中庭に出るのは」

「敷地内でしたらそれくらいなら、とにかく地球の神様に……怒られてきます」「うん、まあ、頑張って」


 こうして出て行った女神様、

 うーん、とりあえず食器を洗って片付けよう、

 それにしても、俺のこれから……ど~なっちゃうの?!


(まあ、ラウラ様を、待つか……)


 ――その一方で、カイトを裏切った元ハーレムはというと……!

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