↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺のハーレムど~なってるの?!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

14/18

第14話 地球の神様とは、ど~なってるの?!

「ううっ、うううぅぅぅ……」

「とりあえず、落ちついて下さい」


 俺の胸で泣く女神ラウラ様、

 21歳の身体で熟女を慰める、

 いや地球での俺は確か彼女よりも年上……


(10年で地球のことは全部忘れる、とすれば今は6割忘れているな)


 あくまで抱きしめてあげているだけですよ、

 大丈夫かなお水でも飲ませてあげようかメイドどこ行った、

 義理でも義務でも良いから1人くらい残してくれても良かったのに。


(もう外からは入れないんだっけ)


 でも人が来た気配も、

 呼び鈴も鳴ってないよな、

 女神様の結界で完全に近づけなくなってたりしてるのかな。


「……ふう、もう大丈夫よ」

「あっはい、まだちょっと震えていますが」

「ぶち切れられて本当に怖かったの、もう本当に終わったと思ったわ」


 そう言いながら何か出す、

 これはスポーツドリンクだ懐かしい、

 ごくごく飲んでぷはぁって感じで落ち着いた。


「それで何を言われたんですか」

「事の経緯と現状を説明したら『ばっかもーーーん』って」

「あっ何か国民的アニメで聞いた記憶が」「現実よ」「尚更怖いかあ」


 前世の細かい記憶が掘り起こされて来た気が。


「具体的な話は、っていうか正直に打ち明けたんですね」

「何かあったら逐一報告は義務ですし、そもそも定期的に動画付きで報告メールを」

「じゃあ変に隠すと」「私自身が消されますね」「こっわ」「今回の件も、いえまだチャンスが僅かに」


 チャンスって?!


「許して貰えるんですか」「あくまで結婚式は今日という予定です」

「まあそうですね」「ですから今日中に結婚式を挙げられれば、ギリギリセーフで」

「式のやり直しですか」「それまでは待って頂けるそうです」「過ぎれば?」「……その時に」


 怖いなあ、

 俺まで震えちゃいそう、

 地球の神様に会った事ないけど!


「最招集は」

「この部屋へ戻る直前に、ついさっき、改めてギルマスに伝えておいたわ」

「パルムさんは何と」「至急戻るように連絡は出したし1人は直接会いに行ったと」


 でもなあ。


「……すでに抱かれている女性陣も」

「やはり気にするわよね」「寝取られていましたか」

「それでも戻って来たら、許せるかしら?」「うーーーん」


 前世の俺からすれば、

 許す許さない以前の問題だったかも、

 ってまだはっきり思い出せないけど酷くモテなかった気がする。


(でも結婚式まではって紳士的に待ってたからなあ)


 そう、キスもせず……

 だったのがこうもあっさり寝取られた、

 にもかかわらず逆にあっさり戻ってきてもモヤる。


「女神様としては」

「これは地球の神様も言っていたけど、全てカイト様次第なの」

「つまりは」「今日の日付中に戻ってきて、それでカイト様が許せば丸く収まるのよ」


 ……さんざん寝取られておいて?


「あっそう言えば寝取った相手に神罰を下すとかは」

「それはするけど何をするにも結果が出てから、つまり明日になってからね」

「今日の日付のうち、再結婚式までは様子見と」「神罰の重さも変わってくるから」


 ジャッジメントですのってか、

 あっこれも前世の何かの記憶だ!


「本当に戻ってくるかなあ」

「ハーレムを解散させたギルマスには、どっちみち重罪は変わりないわ」

「死刑ですか」「それで済むと思う?」「こっわ」「何より私だって罰を受けるのよ、ぶるぶる」


 地球の神様からかな、

 いやほんと偉いんだな我が故郷《ふるさと》って、

 そのあたり昔、説明を受けたような、忘れちゃってるっぽいけど。


「まあ結婚式に来たら、話だけは聞こうかな、来たらだけど」

「私は、地球の神様もだけれど、カイト様が幸せになればそれで良いの」

「ハーレムに限らず?」「そうですね、極端に言うと相手が1人しか残っていなくても」


 その結果がみんな居なくなったという、

 ウケるー、いやこれは笑えないな俺のせいもあるか、

 みんな幸せにするつもりでは居たけど、それは俺だけだったんだから。


「じゃあまた花婿の衣装を着ないと」

「そのまえに夕食を頂いちゃいましょう」

「あっその袋は」「駅周辺のハンバーガーショップ回ってきたわ」


 いっぱいあるなあ、

 物凄く懐かしい匂いだ!


「いいんですかこんなの持ち込んで」

「ええ地球の神様に許可は、ゴミはこっちで捨てるわね」

「Mバーガーに1STバーガー、ケンタも……あれ、テリアは?」


 駅前ガード下の。


「ああ、あそこ潰れてマックになったわよ」

「マジでー?!」「さあ、ポテトが醒めないうちに」

「う、うん、本当だシェイクもある」「一緒にいただきましょう」


 とっても懐かしい味の夕食だった。


(あぁ、この味に、なぜかまた涙が……)


 泣いてばっかだな俺。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。