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侍女に頼んで湿布を貼ってもらうと、少し痛みが和らぐ気がした。
「聖女様、本日から私、アイリーンが専属侍女としてお世話させて頂きますね」
「専属だなんて、なんか恥ずかしいねぇ。私のことはチヨちゃんでいいからね。あなたのことはアイちゃんでいいかな?」
「もちろんでございます。ただ聖女様のことを友達のように呼ぶのは少し抵抗が……。チヨコ様でよろしいでしょうか」
「そのうち慣れてきたらチヨちゃんって呼んでね」
「出来るだけ努めます」
「さて、雨がすごくて外には出られないし、何かないかしら」
「よろしければ城内をご案内致しましょう。せ……チヨコ様の体調が良ければそのようにするように言われておりますので」
「あら、じゃあお願いするわね。まだ見てないところが沢山ありそうだものね」
「かしこまりました。今から出られますか?」
「そうしましょう。
ハナコ、お散歩だって、良かったね」
散歩という言葉に敏感に反応してハナコは飛び上がって喜んだ。




