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4月2日
第一話です。
ではどうぞ。
ボクの名前は灰原碧。
明日から高校2年生。
ボクには忘れたい出来事がある。
本当に忘れたい、忘れたいはずなのに……。
それを思い出すと、呼吸が苦しくなるんだ。なぜか。
ボクは毎日のようにぐちゃぐちゃの部屋でペンを握る。
そして、「今日思ったこと」を交えて短編小説を書く。
どうせ誰にも見られないんだから、好きなだけ汚せられるよ。
『不変』
今日も今日とて孤独な私。
昨日も明日も変わらない、今日が過ぎる。
大切な恋人を亡くしてから、私はもう、私ではない。
それが例え、新しい日々の出発点だとしても。
私には何者でもなくなった。
どこへも行けなくなった。
誰がこんな私を見てくれて、認めてくれるのだろうか。
ある程度書き終えたところでペンを置いた。
窓の外を見る。
外では桜が満開だ。
優しいピンク色……なぜか単純に「綺麗」とは思わない。
どうせ、儚く、汚されて散るんだ。
―――――青春もきっと、同じことなんだよ。
少し短かったですがどうでしたか。
おそらく今日、もう一話投稿するかもしれません。
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