転生の話
「え?なにここ...」
気がつくとそこはすごく神聖な雰囲気の漂うファンシーな部屋でした。
「いやーごめんね〜」
声がした方に振り向くとめっちゃイケメンとファンシーロリータがそこにいた。
「君は影無くんで間違いないかな?」
イケメンが爽やかに聞かれたので
「はい..影無ですけど...」
影無 照は自分の名前である。
というかなぜかさっきまで忘れてた気がするけど。
「うんうん!それは良かったよ!それでね。いきなりで悪いとは思うけど、ちょっと手伝って欲しい事があってね。転移予定が間違えて上半身と下半身の間に魔法陣出ちゃったもんで体が物理的に二つになっちゃったんだよ。本当にすまないね...まぁ死んだわけだけど、大丈夫!転移がダメでも転生はできるから!!私は何たって神さまだからね!」
弾丸トークで今聞き捨てならないことを言われた気がする。
「えっと...つまり僕は死んだんですか?」
「うん。ぱっくりとね。」
透明なウィンドが目の前に出ると動画が流れてた。
いじめられてたわけなので、トイレでリンチをされてる場面でした。
散々体を殴られてる動画を見せられてるわけですが、突然光出して気づけばリンチしてた奴は血まみれで当の僕の身体はというと腰から綺麗になくなって血を吹き出してました。
上半身は?って思ったら丁寧に便座の蓋の上に飾られてました。
「いやー上半身だけの転移なんてびっくりしたよー。けどナイスフォローでしょ!流石に上半身ないとまずいからね!」
「ちなみに蓋の上に置いた案は私の提案...」
アハハなんて笑いながら自称神さまが言ってる横でファンシーロリータはピースサインをしていた。
「まぁこんな事なっちゃったけど、気にしない気にしない!自己紹介が遅れたね。
僕は神さまをしてる神って言うんだ
!
彼女は女神のリロータ。彼女は魔術神でもあるからね。今回の事態収束に付き合ってもらってるのさ。」
キリッとドヤ顔で自己紹介されてしまった。
「君のことを見てたんだけど、色々あったね。名前負けしてるっていじめられてたんだ?まぁあの世界にはステータスやらスキルやらないからね。君は産まれる事が決まったその時から今から行く世界『ルーヴルー』の勇者になってもらう予定だったんだよ。」
「僕が...勇者...ですか?」
「そそー。そっちの世界的に言えば魔王や邪神を倒して世界平和ーって感じだね。こっちの世界には魔王いるけど、全部が全部悪であるとは言えないから悪いことしたらお灸をすえるくらいの気持ちでいてくれればいいよ!」
軽い感じで神さまは色々言ってる気がする。
そして極め付けはずっと同じサイズのぬいぐるみで遊んでいたリロータ様だった。
「とりあえず身体ないから、転生になる。転生したら勇者として適当にしてくれればいいと思う。」
「適当...」
「うんうん!まぁ色々必要なスキルとかあとで習得できるから!とりあえず【言語理解】【鑑定】はつけとくから安心して!」
「勇者の称号そのものがチート。それとお詫びの加護もある。」
「とりあえず向こう行ってもらおう!赤ん坊の時は暇だろうからその時に色々説明するよ!」
パンッ!
リロータ様が手を叩くと魔法陣に囲まれる。
「あ!それと元々の入る予定だった人の精神というか性格?にも少し引っ張られて最初は違和感あるかもしれないけどなれるから安心してねー」
神さまは去り際にそういうと二人は手を振って消えて行った。
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「あ....。」
リロータが少し慌て始め、魔法ログを確認始める。
「どうしたんだい?」
「元々男性だったから、転生先の条件に性別を入れるの忘れてた。調べたら転生候補者内の条件も勇者の称号に見合うように最高位に設定してた。」
「ふむふむ。けどそれでも男性になる可能性あるよね?」
「普通はそう。けど今の星廻りで身籠もった条件リストに合う該当者は一名。彼。お姫様になった。」
「え...」
二人はまたしても失敗をしてしまった。
転職しようと前々からアプリを作ってみたくて、プログラムの勉強を始めました。
プログラマーってなんかいいでしょw
響きがw
2020年から小学校でプログラムは必修らしいので子どもに恥ずかしくない親でありたい。
「俺、プログラマーになったら自分のシナリオでゲーム作るんだ」
フラグを立ててみましたw




