おもいで
「いいですか?増えすぎた水は見えない粉となって上に上がり、集まって雲になります」
「それからー?」
「粉は上で冷えて固まり、落ちてきます。落ちてくる時に塊同士がが擦れて静電気というものが生まれます。」
「うーん…ママのお話は難しいのだ!」
「…パパの血が濃いですね。雷の説明ごときで悩んでもらっては困ります。」
走馬灯ってすげぇよな。…これだけ過去を振り替えれるんだからな。
…俺のお母さんは小さい時に死んじまったらしい。
天夜「行くぞオラァ!」
真琴「氷柱を握ったぞアイツ」
死因はわからねぇ。
とにかく親父はそれ以上教えてくれなかった。
あやめ「消し炭にしてやるよ!」
お母さんは賢く、強かった。
自分の力を、立場を、冷静に保てる人だった。
最も、俺と正反対だった。
いおり「ちょっとあやめ!どうしちゃったの!」
徳雄「…何があったんだ?いきなり強い光がフラッシュ、その後はあやめが倒れた。」
天夜「雷だよ。」
徳雄「は?」
天夜「いおりとかいうやつが氷を無造作に飛ばすからよ、その際に擦れてできた静電気を『雷』にして飛ばした。」
徳雄「なんで氷溶けてんだよ」
天夜「質問が多いぞ!!!!お前エセ探偵だろ!!!!!!
あんなにマグマ近づけられたら氷とけるわ!」
真琴「天夜!後ろ!」
いおり「遅い!」
ドンッ
鈍い音が教室に広がる。
氷で後頭部を殴られた。
これほど痛いものはない。
普通に痛いんだ。
静電気は残っていない。
…何も残っていない…。
「おい!何やってんだ!」
天夜「俺がやった...喧嘩の発端は俺だ!」
先生だ。…ここが学校なの忘れてたわ…。
後頭部...いてぇよぉ...いてぇ...
「お前は遅刻早退提出物。おとなしくしてりゃいいもの、バカをやりやがって。
停学はまぬがれんぞ。いいな?」
天夜「…はい」
毎度思うんだこのストーリーよぉ
急展開すぎるよなぁ…




