表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/33

隣の席の女の子と遊園地【匂わせ編】


「来たぞ遊園地!!」


みこちゃんは拳をあげる。笑顔は満開。桜も満開。


「今日は絶対に観覧車に乗る!!」


「なんで?」


みこちゃんの目は天の川くらい輝いていたのにその星はもうどこかへ流れていってしまったようだ。


「紅葉にね、ここの遊園地行くなら観覧車の頂上から写真撮ってきてって言われたの。今頃二人はイチャイチャしてるのかなぁ、、」


しょぼしょぼしつつそう言ってスマホを開くみこちゃん。急にガビーんとした表情になる。


「ゆ、ゆーくん。これ見てよ。」


俺に見せてきたのは望月さんのストーリー。


「もしかして匂わせ?」


「うん、、よく勘付きましたね。夕弦さん。ここの布、日向がお気に入りの服の柄と一緒。前出かけた時この服が一番の勝負服って言ってた。」


「みこちゃん、、」


「ここカラオケかなぁ〜密室に二人きり。うわぁ、、」


虫を食べたような表情になるみこちゃん。きっとよからぬことでも考えているのだろう。こんなことを察する俺も大概だと思うが、、


「じゃあ、俺らも匂わせする?」


みこちゃんの顔が明るくなる。


「え!ほんと!?ずっとやってみたかったんだよね〜匂わせ!!!」


冗談で言ったつもりだったんだけど、まさかこんなに喜んでくれるとは。てか俺でいいのか!?


「早速写真撮ろう!ゆーくんちょっとこっちに行って!」


「うん。」


想像以上にやる気だ。え、俺で本当に大丈夫?


「よし!撮れたぞ!ストーリーにあげてもいい?」


「もちろん。それ終わったらジェットコースター乗りに行かない?」


みこちゃんはしゃいでて可愛いなぁ。


「行こ!!」


待ち場に着いた。


「30分待ちだって。」


結構並ぶんだなぁ。


「あ、ゆーくん待ち時間長いと思ったでしょ?でも今日は平日だから空いてる方なんだよ?」


「え、そうなの?」


「そうだよ〜。休みの日だとめっちゃ並ぶよ!それより!さっき撮った匂わせ写真見せてあげる!」


みこちゃんはそう言ってスマホを見せる。が、勢い余って俺にぶつかる。


「あ、ごめん。ちょっとはしゃぎすぎちゃってるかも。」


「ううん。俺よりはマシ。頑張って抑えてるけどすごくはしゃいでる。」


「本当にぃ?」


「てか、この写真すごく上手に撮れてる。あとで俺にも送って。」


「ゆーくんなんか今日いつもよりイケメンすぎるだろっ。ハオ!!」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ