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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
パラディンロードと第二回決闘イベント
613/1718

#586 海賊の代名詞

霧の海域を進む俺たちはイオンたちに水中の敵を任せて、順調に進む。


その間にシャローさんたちのメンバーの一人が解錠スキルを持っていたので、宝箱を開けるとお金だった。ハズレではないんだが…なんとも言えない。大金が入っていたわけでもないからな。


因みに他の幽霊船は全てハズレだった。


「まぁ、私たちのような海の生産職は魚を売ったりしてますから直接のお金はありがたかったりしますよ。今ではお金持ちなので、魅力半減ですけどね」


シャローさんたちはイベント時のお金とイベントで陰ながら料理を支えてくれた人たちだからな。うちのギルドの生産職は誰しも戦争イベントでがっぽり稼いでいる。なのでお金のありがたみが半減しているんだよな。


すると監視班から報告が入る。


「報告! 十時の方向に島を発見」


四方から大砲の音が響き、スクナビコナに直撃するがエーテルシールドで無傷だ。かなりの船に囲まれているな。すると歌声が聞こえてきた。


『俺たちゃ海賊黒ひげ一味~。泣く子も黙る海賊団~。男は殺して女は捕縛。女好きの我らがエロ船長~』


霧が晴れると海賊の大船団が姿を見せる。そして以前見たデイヴィ・ジョーンズの船に匹敵する大型船の船首に黒い髭を生やした男が立っていた。


エドワード・ティーチLv30

ボスモンスター 討伐対象 アクティブ


「そうさ! 俺の名は最悪の海賊! エドワード・ティーチ様だ」


名乗りと同時に再び大砲は撃たれるが効かん!


「まぁ、なんというかある程度予想通りではありますね」


「海賊で有名といえばまず名前が出てきますからね。それよりもなんでこういう時に限ってアーレイの奴はいないんだ」


「黒ひげのアーレイですからね」


俺たちが余裕な様子に海賊たちが騒ぎ出す。


「船長! あいつら、俺たちを舐め腐ってますぜ!」


「ぶっ殺してやりましょう!」


「そうだな。ならお前ら、行ってこい。大砲用意」


『え? ちょ、ま』


仲間の海賊が大砲に入れられ、発射されるがエーテルシールドに激突し、仲間の海賊は死ぬ。


「ダメか…いい船持っているな~。ガキども。よし、その船、俺様が貰ってやろう」


「アーレイの癖に生意気だな」


「ギルマス、結構気に入っているんですね」


そりゃあ、俺が発案、クロウさんが制作して作られた鎧から名付けられたのだ。気に入りもするさ。何より面白い。とりあえず俺は船首にたち、宣戦布告する。


「この船は俺たちの船だ。お前たちが乗っていい船じゃない」


「くだらねー理論だな。欲しいものは戦って奪えばいいだけだろうが!」


「やってみな。お前が売った喧嘩だ。全滅しても文句は言わせないからな」


「は! 上等だ! 野郎ども! やっちまえ!」


多数の海賊船から大砲による飽和攻撃が開始される。ならばこちらも行こう。


『やっていいぞ』


『はい!』


海中から海波動や聖波動、水柱が上がり船が一撃でぶっ壊される。


「ッ!? 水中に何かいやがったっか! おい! お前ら!」


『おぉ!』


海中に海賊たちが飛び込んでいく。俺なら絶対にいかないな。


彼らが最初に目にしたのは蒼穹だった。


『うそ~ん』


蒼雷で黒焦げにされた海賊たちが海中に浮く。


一方でイオンやリアンを見つけた海賊たちは大興奮。


「船長! すっげー美人のマーメイドがいます!」


「こっちには船長好みの気の強そうな美人がいますぜ!」


「何!? そういつはいいな~…おい! お前ら! 死ぬ気で捕まえろ! そいつらは俺の奴隷に飼ってやる」


奴隷?飼うだと?俺の中で何かがキレる音がした。


この時シャローさんたちはこの海賊団終わったなと思った。


「…魔導砲の準備お願いします」


「は、はい!」


『みんなはスクナビコナ正面以外の船を全滅させてくれ』


『わかりました!』


エーテルシールドが消える。それを見て、黒ひげが指示を出す。


『『『『チェーンエクスプロージョン』』』』


それよりも早く四方の海賊船の船団が粉々になる。


「な…何? なんで魔法が使え」


『テレポート』


俺は黒ひげの前に現れると殴り飛ばした。


「船長!」


「てめぇ! よくも船長を!」


どれ…久しぶりに運動をするか…俺は向かってきた奴らを格闘戦でぶっ飛ばしていく。このレベルなら格闘戦で十分戦えるな…サーベルの使い方も雑だ。俺はそいつを蹴り飛ばし、船のマストにぶつける。


「剣はこう使うんだよ!」


迅雷を抜刀する。その瞬間、ぶっ飛ばした奴を船のマストごと両断する。


「死にたい奴からかかってこい」


『ヒッ!?』


「海賊が何ビビってやがるんだ! 撃て! 撃ち殺せ!」


銃を構える暇があるとでも思っているのか?俺はわざと敵の武器全てを破壊していく。武器を壊し終わったら、船を壊し始める。


「あいつを止めろ~!!」


「で、でも船長武器が」


「体当たりでもいいだろうが! 相手は一人なんだぞ!」


『お、おぉ~!』


向かってきた全員の頭が横に真っ二つに斬れ、感電して黒焦げになる。


『お、おぉ~…』


全員が引く。俺が一歩踏み出すと通信が来る。


『魔導砲、準備完了しました』


タイムアップか…俺は黒ひげの股間を蹴り上げてからテレポートでスクナビコナに帰る。海賊たちはホッとする。


「やっちゃっていいよ」


「では、僭越ながら私が言いますね…こほん。魔導砲! 発射ぁあああ!」


『消し飛べや! おらぁああああ!』


狙い撃つぜじゃないんだ。みんなそれぞれ掛け声が違うか…別に決めているわけじゃないからな。


魔導砲が黒ひげの旗艦に迫る。


「な…躱せぇえええ!」


「舵が壊壊されています!」


「あ、あいつそれで船を…くそがぁああああ!」


消し飛んだ。インフォが来る。


『パイレーツミスト海域のボス、エドワード・ティーチを討伐しました。バッカニア島が解放されました』

『バッカニア島周辺では魔法が使用可能となりました』


どうやら俺よりイオンたちのほうが潰すのが早かったみたいだな。見ると輪切りにされた船があった恐らくクリュスの水輪だな。


一応シャローさんたちに何が起きたのか聞くと最初は蒼穹が船に巻きついて破壊していたりしたらしいのだが、面倒になったのだろう。サフィが発生させた渦潮に水流操作で巻き込ます作戦にシフトしたらしい。


その後、必死に泳ぐ海賊たちはリアンの呪歌をきかせられ、更に誘惑も発動し、海の中へ。後はみんなの餌食だな。


「一応数隻落としたんですけどね…渦潮に巻き込まれる船を見た辺りで見学していました」


それはそうなるだろう。俺でも見学している。


さて、バッカニアはカリブ海の海賊を指す言葉だ。恐らく今見えている島がバッカニア島なんだろう。海賊の島ならやはり宝が気になる。全会一致で俺たちは島に向かった。


名前 タクト 寵愛の召喚師Lv14


生命力 138

魔力  328

筋力  154

防御力 70

俊敏性 110

器用値 210


スキル


格闘Lv36→Lv38 蹴り技Lv36→Lv37 杖Lv40 片手剣Lv46 槍Lv34 

刀Lv41 投擲操作Lv11 詠唱破棄Lv30 魔力操作Lv16 魔力切断Lv21 

召喚魔術Lv40 封印魔術Lv36 ルーン魔術Lv30 阻害無効Lv5→Lv7 騎手Lv42 

錬金Lv27 採掘36 伐採Lv39 解体Lv51 鑑定Lv45 

識別Lv49 疾魔法Lv14 炎魔法Lv11 地魔法Lv13 海魔法Lv12 

暗黒魔法Lv12 神聖魔法Lv18 雷魔法Lv45 爆魔法Lv45 木魔法Lv36 

氷魔法Lv35 時空魔法Lv52 獣魔魔法Lv7 遅延魔法Lv16 連続詠唱Lv36 

水中行動Lv28 縮地Lv28→Lv29 読書Lv16 料理Lv44 釣りLv22 

シンクロLv30 エンゲージLv11 連携Lv23


名前 イオン ドラゴニュート・スワローLv13


生命力 137

魔力  238

筋力  157

防御力 92

俊敏性 308

器用値 186


スキル


二刀流Lv50 槍Lv10 投擲操作Lv32→Lv33 飛翔Lv37 超感覚Lv32 

魔力操作Lv12 魔力切断Lv23 高速遊泳Lv34→Lv35 竜眼Lv28 水分身Lv15

氷刃Lv37 蒼雷Lv26→Lv27 多連撃Lv28 水魔法Lv26 時空魔法Lv26 

水流操作Lv6→Lv8 蒼海波動Lv17 水圧結界Lv11 雹Lv18 星氷装甲Lv18 

氷牢Lv7 津波Lv2 冷凍光線Lv7 逆鱗Lv4 竜技Lv25 

竜化Lv9 竜魔法Lv6 起死回生Lv4 ドラゴンブレスLv11 星海竜の加護Lv24 

料理Lv28


名前 リアン ネーレーイスLv9


生命力 146

魔力  288

筋力  136

防御力 100

俊敏性 242

器用値 204


スキル


槍Lv32 杖Lv1 聖歌Lv36 呪歌Lv10→Lv12 舞踊Lv12 

高速遊泳Lv31 連続詠唱Lv6 詠唱破棄Lv7 同時詠唱Lv5 水圧弾Lv14 

疾魔法Lv11 水魔法Lv17 神聖魔法Lv10 雷魔法Lv15 連携Lv7

騎乗Lv13 未来予知Lv4 多連撃Lv14 潜水Lv18 誘惑Lv10→Lv12

音響探知Lv17 洪水Lv6 水流操作Lv8→Lv10 海波動Lv9 津波Lv8 

擬似女神化Lv2 料理Lv14 人化Lv30 人魚の加護Lv10


名前 サフィ モビーディックLv4


生命力 148

魔力  130

筋力  162

防御力 104

俊敏性 128

器用値 110


スキル


回転角Lv20 遊泳行動Lv33 遊泳飛行Lv18 ブリーチングLv12 水化の牙Lv9 

激突Lv27 強襲Lv23 物理破壊Lv16 堅牢Lv13 音響探知Lv20 

妨害音波Lv7 氷刃Lv9 疾走Lv27 騎乗Lv26 神聖魔法Lv10 

避雷針Lv4 白霧Lv7 津波Lv10 渦潮Lv3→Lv5 潮吹きLv8→Lv9 

咆哮Lv4 海ブレスLv2 極寒ブレスLv3 体格変化Lv17


名前 クリュス メリュジーヌLv5


生命力 232

魔力  192

筋力  172

防御力 122

俊敏性 168

器用値 156


スキル


吸血Lv16→Lv18 締め付けLv22 槍Lv13 高速遊泳Lv5→Lv6 飛翔Lv10 

猛毒尾Lv23→Lv24 致死毒Lv17→Lv18 吸血刃Lv24→Lv25 水圧切断Lv6 水圧弾Lv6 

氷刃Lv8 水輪Lv8→Lv9 連撃LLv13 猛毒ブレスLv20 海ブレスLv20 

地魔法Lv1 海魔法Lv2 暗黒魔法Lv2 雷魔法Lv18 氷魔法Lv18 

水潜伏Lv16→Lv17 熱探知Lv24→Lv25 誘惑Lv18→Lv19 恐怖Lv12→Lv13 罠設置Lv10 

海波動Lv4 人化Lv12 幻影Lv8 豪雨Lv5 妖精の輪Lv2


名前 蒼穹 青龍Lv5


生命力 148

魔力  118

筋力  122

防御力 84

俊敏性 120

器用値 102


スキル


噛み砕くLv6→Lv9 巻き付きLv3→Lv4 薙ぎ払いLv6→Lv8 飛翔Lv16 致死毒Lv3→Lv5 

熱探知Lv11→Lv13 遊泳行動Lv10→Lv11 竜鱗Lv10 竜爪Lv10→Lv11 超再生Lv9 

豪雨Lv3 疾魔法Lv2 蒼炎Lv8 防風壁Lv3 雷雨Lv5

聖波動Lv7 霊力Lv1 蒼雷Lv9 海ブレスLv7 雷ブレスLv7 

逆鱗Lv2 和魂Lv2

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最新作『動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います』を連載開始しました。
以下のリンク先で連載中です。


動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います
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[一言] いつも楽しみに読ませてもらっています。
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