表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雑談幽霊  作者: うさぎマン
深夜のコンビニバイトやってます
PR
2/11

「年取るにつれて味覚がバグって嫌いだったものが食べれるようになるってマジ?」って話。

「ねえ、年取ったら味覚がバグるってマジ?」

「え?マジなんじゃねーの?よくそう言うし。」

「マジ?僕いまだにシソとかさぁ、かおりとか、あの、パクチー?とかそう言うの?が無理なんだけど。」

「…そうなんだ。俺はいけるけどな。パクチーとか。」

「マジー?信じられないわ。あれって何が美味しいの?」

……そうだ、幽霊(こいつ)、飯食うんだった。いやマジで。この前焼肉に誘われたし。なんなら先月仕込み中に肉まん一個食べてたのバレて店長に怒られてたし。

なんかこいつ、やってること人なんだよなぁ。ほんと。こいつ電車乗るし、なんならこの前一緒に乗った。

しかも府中で降りてた。住んでんのかな。

なんか幽霊ぽくないんだよなぁ。見た目完全に20代後半やし。

お客さんも別に見えてるし。普通に会話してたし。レジやってるし。スマホ買い替えてたし。

俺の子供の頃からずっと同じ姿だったから、自己紹介で「幽霊ですー!」って言われて納得しちゃったし。

「聞いてるー?」

「ん?聞いてなかった。なんだっけ?舌がバグるのかって?」

「そうそう!舌がバグって嫌いなものが好きになるってなんなんだろうね。経験ある?」

「経験か……俺は、わさびが食べられるようになったな。」

「僕もわさびは食べられるようになったなぁ別に好き好んで食べないけど。」

「そうなのか?俺は寿司とか刺身とか、わさびつけるけど。」

「マジ?僕はつけないなぁ……そういえば、嫌いな食べ物ってあるの?」

「うーん……目玉焼きとか、ゆで卵とかかな。」

「卵嫌い系?あれ?でもこの前一緒にオムライス食べにいかなかったっけ?」

「ああ、なんて言うか、その、別に卵は嫌いじゃないのよ。俺は。その、白身ってあるじゃん?」

「うんあるね。それがどしたー?」

「なんか、その、白身単体であるものが嫌いなんだよね。」

「ふーん。そうなんだ。」

「うん。黄身は食べれなくはないんだけど。」

「そんなものかね。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ