「傘を持ってない時だけ降ってくるのなんなん?」って話。
「いらっしゃいませー」
「ありがとうございましたー」
「いらっちゃいませー」
「ありがとーざいましたー」
「いらっしゃせー」
「あざしたー」
「しゃっせー」
「ざしたー」
「せー」
「たー」
「ー」
「ー」
「よし、みんな帰ったか。」
「傘が売れるねぇー」
「急に雨降り出したからな」
「実は定価700円だけどこっそり1200円にしておいたんだよ。」
「うわ悪霊だ。」
「商売繁盛の神様でしょ。むしろ」
「どーだかな」
「売り上げに貢献してるんだからボーナス上げてくんないかな。」
「まだインフルだからな。店長たち」
「「熱が下がんない」って後輩くんXで呟いてた。」
「大変そうだな。」
「ねえ」
「どした?」
「傘がない時に雨が降るのなんなん?」
「それはマジでそう。」
「なんかこの前さー僕さー買い物に行ったんだけど」
「おう」
「いつもは折りたたみ持ってんだけど、その日だけ忘れちゃったのよ。」
「ほんで?」
「そしたらその月1番のゲリラ豪雨でさーほんと最悪だった。」
「日頃の行いだろ。」
「えー?こんなにいい人間がー?」
幽霊やんけ。
「でもそう言うことってあるよな。俺も何回か経験あるわ。」
「濡れると何が一番嫌かって言うと、服がベッタベタに張り付くんよ。僕よく給水性能がいいやつきてるし。」
「防水性のジャンバーみたいなのを用意しとかなきゃいけないんだな。」
「だねー。」




