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「ふと顔を上げた時に見える部屋の角の暗い部分がなんか怖いんだよね」って話。
「ねえ」
「どしたー?」
「僕の部屋のさ、角の暗い部分に絶対何かいるんだよね。」
「“何か“って?」
「昨日さ、ゲームしててふと顔を上げたのよ。そしたらそこに何かいるような気配?がして。」
「幽霊?」
「わかんないけど居そうじゃない?知らんけど。」
お前もいるのも幽霊ならシェアハウスやろ。
「すっか。」
「悪霊かな?」
「やっぱ現実にも悪霊はいるんだ。」
「いるよー!」
「どんなことすんの?やっぱ人のこと呪ったりとか?」
「いや、聞いた話だと狙った相手を家までつけるとか」
ストーカー?
「あとは?」
「裸で出歩くとか」
露出狂?
「ほ、他には?」
「あとは、小さい子に声かけたりとか」
変質者?
「悪霊がやるの?」
人間じゃなくて?
「うん。悪霊のやること。」
「……幽霊って、なんだろうね。」
「なんで人間側の君が悩んでんの!?」
「いや、ちょっとね。」
やってることが人間すぎて頭痛くなっちゃって。
「そっか。」
「悪霊は、よくないね。」
「そうだね。」




