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魔王転生〜転生した世界は魔族が滅ぼされた後の世界でした〜  作者: るる
プロローグ

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8/103

3話 ソルテジオ・アシュレイ

高評価等とても励みになります。

もし良ければ高評価等よろしくお願いします


2026年7月7日

内容を分かりやすくしながら少し変更しました。

「ルクステータス」

 体力16魔力50力10守8速13技24運10

 HP8MP65SP33

 

「下級マンティコアステータス」

 体力50魔力10力30守25速20技10

 HP68MP20SP10 状態毒

 

ルクは血を拭い、大きく息を吸い込んだ。

「ふぅ〜〜。毒は確実に効いている」


相手は大きな体を駆使して戦うタイプの魔物。

まだ対してレベルを上げられてない我のステータスでは、正面からぶつかれば一発で肉塊に変えられるレベル差……。だがしかーし!

「相手は力任せの獣の動きしかしてこない」

「……ならば!それを利用してやるまで!」


【スペルマジック:パワーアップ、スピードアップ】

全身へ魔力を巡らせ、さらに両手へと再び闇魔法を纏わせる。

【スペルマジック:シザークロウ】


「こいやぁ!!雑魚野郎が!!」

「ガァァァ!!」

ルクの挑発をまともに受けたマンティコアが、怒りのまま飛び掛かる。


その瞬間。

「今だ!」

【スペルマジック:ハイジャンプ!!】

ルクはジャンプ力増加魔法をマンティコア相手に放つ!


「もっと跳ぶがいい!勢いそのままに!」

「ガァッ!?」


するとその巨体が予想以上の高さまで跳び上がり着地点を見失ったマンティコアは、そのまま頭から大樹へと激突した。


ドゴォォォン!!

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」

大木がバキバキと音を立て崩れ落ち、マンティコアに大ダメージを与える。


「隙あり!」

【アクティブスキル:シザーエッジ!!】

そこへ追撃の斬撃が尻から背中へ一直線に走る。


勿論、追撃という名のプレゼントも忘れない!

【スペルマジック:ヴェノムショット!!】


毒が傷口へ染み込むようにマンティコアに覆い被さると毒によるスリップダメージが加速する!

「ガァァァァ!!」

 

マンティコアは痛みに悶えながらも、本能のままに咆哮を上げスキルを発動。

【グギガグギギャウガァ!!】


「それはもう見たぞ!」

同じミスをする者は二流とばかりに、衝撃波が来ると読んでいたルクは、すでに魔法を発動させていた。

【スペルマジック:ハイジャンプ!!】


今度はそれを自信にかけ高くジャンプすると

衝撃波はその足元を通り過ぎ飛散する。


「今度はこちらの番だ!」

着地と同時に両手を地面へ向ける。


【スペルマジック:アーススワンプ!!】


ボゴォォッ!!

マンティコアの足元が一瞬で泥沼へ変わり

巨体がズブズブと沈み始める!


時間を掛けさえすれば勝ちなのだ!

全力でマンティコアの体力を削っていく

「ガァッ!?」


しかし、巨体な体を生かしズン!ズンと暴れ回る

「ガァァァァァ!!」


「力任せの獣に負ける我ではないぞ!」

【スペルマジック:グラビティ!!】


ズシンッ!!

マンティコア周辺の重力を何倍にも増加させさらに動きを鈍らせ。

「ガァァァァァァァ!!」

沈みかけた足がさらに深く埋まり、膝下まで地面に沈む。


「フッ!見たか獣め!ハーハッハッハ」

高笑いを決めるルク。……しかし、追いつめられた獣の執念は、ルクの想像を超えていた。

 

「ガァァァァァァ!!」

自らの顔面を地面に叩きつける捨て身の反動で泥沼から強引に抜け出すと、最後の生命力を燃やし、ルクめがけて一直線に爆走を始める!


「その執念だけは認めよう……だが!」


一直線に巨体を活かした突進してくるマンティコア。

それに対してルクは


【スペルマジック:ハイスピード!!】

速度強化魔法の対象はまたしてもマンティコア!


「ガァ?」

全力で走っていたマンティコアがさらに加速!

 

「これでサヨナラだ!」

ルクはその場から飛び上がる!

【スペルマジック:ハイジャンプ!!】

【スペルマジック:マジックアップ!】

 

ギリギリで突進をかわされたマンティコアの目の前には巨大な大樹が。

しかも加速されたスピードを制御出来ずそのまま極限状態で走っていたマンティコアの速度が、強制的に限界を超えて再加速!

 

「今だ!!」

【スペルマジック:スパイクド・ストーン!!】

ゴゴゴゴゴォォ!!


空中で魔法を唱えると、大樹の目前から無数の鋭利な岩槍が突き出した!

 

「ガァッ!?」

スピードを制御できないマンティコアは、突進の勢いそのままに岩槍へ激突!

 

ドガァァァァン!!

凄まじい爆音と共に岩槍が身体を貫き、そのまま背後の大樹まで貫通!

断末魔と共にドサリと地面に倒れ込むと、その生命活動を完全に停止させたのだった。

 

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……。」


マンティコアHP0


「はぁっ、はぁ、はぁはぁ。ヤッタ…………のか?」

 

魔法で作り出した岩を砕き、大樹を薙ぎ倒して、動かなくなったマンティコアを警戒しながら見つめる。

 

こ、これでダメならどうする?

もうMPもたいして残ってないぞ?


ダ、ダンジョンに逃げるにしても敵のいない安全な場所でしか扉開けないみたいだし…………。

 

——————。

やったんだよな?

——ツンツン。


——————。

ツンツンツンツン。

 

「フッ!!!!ハーーハッハッハッハッハ!!!やったぞバカヤ゙ロ゙ーー!!!!我はやったぞーー!!オ゙オ゙オ゙オ゙ーーー!!!」

 

「……ふぅ。」


雄叫びをあげ、ドヤ顔で動かなくなったマンティコアに決め台詞を残す!

 

カッコよく決まったのだ! それくらいは許されるべきである!

「魔法とは、威力だけで戦うものではない! 組み合わせて初めて真価を発揮するものだ! ハーーッハッハッハ!!」

 

「どうだデカブツ! パーフェクト魔王の魔法コンボ、思い知ったか!!」

勝利を噛み締め、誇らしげに一歩踏み出した

——その瞬間!


ガクッ。


膝が激しく震え、そのままその場へと尻もちをつく。

「いっ……痛ぁぁぁぁぁ!!」

 

今までアドレナリンで誤魔化していた全身の痛みが、一気に押し寄せてきたのだ。

 

「ぐぅぅぅ…、あと一発でも食らってたら……普通に死んでたぞぉぉぉ……」

そう呟きながらも、その顔には勝者の笑みが浮かんでいた。

 

(今日はもうダンジョンに帰って寝るか! 最後の一仕事だ! 頑張れ我!!)

【ダンジョン帰還】

 

空間が歪み、ダンジョンへの扉が現れる。そこにマンティコアの巨体を放り込もうとして──

「フヌヌヌヌヌヌ!!! ハアー↑!!!」

 

全力でマンティコアの巨体を動かそうとしてみるも……。

「う、動かん…………。どうしよう……」

 

色々考えてみた結果!

「食うか! ガブリ! パクパク………………………………」

食べて持ち運びやすくする選択をとった!

暴食スキル様々である!

 

(……お、身体の損傷がひどいからか、食べた肉の獲得エネルギーが自動で回復に回ってるな……)

 

パクパクパクパク……。

……………………………………。

(……ん? むしゃむしゃ食べてたら、アクティブスキル【旋回破】を獲得したぞ!?)

 

………………………………ゴックン! ふぅ。まぁこんなものか!

 

「持ち運べる大きさの肉ブロックが複数個出来たぞ!! それ以外は全部食ったがな! ハッハッハ!」

さて、今度こそ!

【ダンジョン帰還!】


ソルテジオ・アシュレイ視点

 

「ギャギャギャ!」

「ギャギャー!」

 

「ハァァァァ!!!!」

【アクティブスキル:スラッシュ!!】


「ギャギャ!???」

 

【バックステップ】

【スペルマジック:エアカッターーー】

 

「ふぅ、ゴブリン相手なら2体くらいまでなら何とかなるな?」

 

アシュレイは今、Bランク冒険者のゴルドを監視員として引き連れ低級の魔物が出る森で冒険者になる為の試験を行っていた。

 

「おう、坊主!その年でそのくらいできりゃ十分すぎるだろ!8歳でギルドに来た時にはついつい突っかかっちまったが本当に何もんだよお前!ガッハッハ!」

 

まぁ、赤ちゃんの頃から色々トレーニングしてきたからとか言えるわけないしな

 

「ははは、たまたまですよ。これで僕も冒険者って事でいいかな?ゴルドさん」

 

「ああ!十分だ。最初は最低ランクからのスタートだが頑張れよっ!期待の新人バンバン!」

 

「痛っ!痛いですよゴルドさん。」

 

ゴルドさん、イカつい顔でスキンベットの筋肉マッチョだしスキンシップが激しいんだよな。


そんなんだから子供好きなのに子供から怖がられるんだよ………………。

 

「ん??どうしました?ゴルドさん」

 

「しっ、静かに」

ゴルドが手でアシュレイを抑制し地面に耳をつける。


「ゴブリンウォーリアーだなの足音だな。


せっかくだし技を1つ教えてやる、よく見ておけ。」

 

【アクティブスキル:軽足】

 

ゴルドが気配を小さくしゴブリンウォーリアーに近づく、


そして


【アクティブスキル:クリティカルエッジ!】

片手剣による一撃でゴブリンウォーリアーの首を切断する。

 

「ふぅ、気配を絶って敵に気づかれないうちに急所を攻撃すると必ずクリティカルになる。


そしてクリティカルが出た時と急所への攻撃の時ダメージが倍になるクリティカルエッジとの重ね技だ!どぉだ!勉強になっただろ!」

 

「はい!さすがゴルドさんです。これからも色々教えてください!」


言えない。

そんな事知らないのは初心者くらいしかいないだろっ!

……なんて口が裂けても言えない。


この世界じゃ案外知られていない技術なのかもしれないし、ここは素直に持ち上げておこう。


「はっはっは! 任せとけ坊主! 冒険者は知識が命だからな!」


うん、普通にいい人なんだよな、ゴルドさんって

……ちょっと暑苦しいだけで。

「さて、試験も終わったし街へ戻るか!」


「はい!」

ステータス上昇はレベルアップ時、どのようなことをしたかによって上がる数値は異なります。

レベル表記は無しで行こうと思っています。

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