3話 ソルテジオ・アシュレイ
「はぁっ、はぁ、はぁはぁ。ヤッタ…………のか?」
魔法で作り出した岩を砕き、大樹を薙ぎ倒して、動かなくなったマンティコアを警戒しながら見つめる。
こ、これでダメならどうする?もうMPもたいして残ってないぞ?
ダ、ダンジョンに逃げるにしても敵のいない安全な場所でしか扉開けないみたいだし…………。
……………………………………。
やったんだよな?ツンツン。
……………………………………。
…………………………。
ツンツンツンツン。
「フッ!!!!ハーーハッハッハッハッハ!!!
やったぞバカヤ゙ロ゙ーー!!!!
我はやったぞーー!!
オ゙オ゙オ゙オ゙ーーー!!!」
ふっ、我にかかればこんなものよ!
ハッハッハ!楽勝だったなウムウム。
ふらっ、バタン(倒れる音)
おっと、血を流しすぎたか?フラフラする
今日はもうダンジョンに帰って寝るか!
最後の一仕事だ!頑張れ我!!
【ダンジョン帰還】
ダンジョンへの扉が現れるとそこにマンティコアを放り込もうとして……………………。
「フヌヌヌヌヌヌ!!!ハアー↑!!!う、動かん…………。どうしよう……。」
食うか!ガブリ!パクク……………………………………、
………………[身体の損傷がひどい為、獲得エネルギーを回復エネルギーに変換します。]
……………………………………………………………………。
………………[ユニークスキル暴食によりアクティブスキル:旋回破を獲得しました。]…………………………。
………………………………ゴックン!ふぅ。まぁこんなものか!
持ち運べる大きさの肉ブロックが複数個出来たぞ!!それ以外は全部食ったがな!ハッハッハ!
さて、今度こそ【ダンジョン帰還】。
ソルテジオ・アシュレイ視点
「ギャギャギャ!」「ギャギャー!」
「ハァァァァ!!!!」【アクティブスキル:スラッシュ!!】【バックステップ】【スペルマジック:エアカッターーー】
「ふぅ、ゴブリン相手なら2体くらいまでなら何とかなるな?」
アシュレイは今Bランク冒険者のゴルドを監視員として引き連れ低級の魔物が出る森で冒険者になる為の試験を行っていた。
「おう、坊主!その年でそのくらいできりゃ十分すぎるだろ!8歳でギルドに来た時にはついつい突っかかっちまったが本当に何もんだよお前!ガッハッハ!」
まぁ、赤ちゃんの頃から色々トレーニングしてきたからとか言えるわけないしな
「ははは、たまたまだよ。これで僕も冒険者って事でいいかな?ゴルドさん」
「ああ!十分だ。最初は最低ランクからのスタートだが頑張れよっ!期待の新人バンバン!」
「痛っ!痛いですよゴルドさん。」
ゴルドさん、イカつい顔でスキンベットの筋肉マッチョだしスキンシップが激しいんだよな。
そんなんだから子供好きなのに子供から怖がられるんだよ………………。
「ん??どうしました?ゴルドさん」
「しっ、静かに」
ゴルドが手でアシュレイを抑制し地面に耳をつける。ゴブリンウォーリアーだなの足音だな。
せっかくだし技を1つ教えてやる、よく見ておけ。
【アクティブスキル:軽足】
ゴルドが気配を小さくしゴブリンウォーリアーに近づく、そして【アクティブスキル:クリティカルエッジ!】
片手剣による一撃でゴブリンウォーリアーの首を切断する。
「ふぅ、気配を絶って敵に気づかれないうちに急所を攻撃すると必ずクリティカルになる、
そしてクリティカルが出た時と急所への攻撃の時ダメージが倍になるクリティカルエッジとの重ね技だ!
どぉだ!勉強になっただろ!」
「はい!さすがゴルドさんです。
これからも色々教えてください!」言えない。
そんな事知らないのは初心者くらいしかいないだろっ!とは絶対に言えない!!
ま、まぁこの世界ではもしかしたらレアな情報なのかも知れないしここは持ち上げるだけ持ち上げて好感度を上げておこうか、ははははは。
ステータス上昇はレベルアップ時、どのようなことをしたかによって上がる数値は異なります。
レベル表記は無しで行こうと思っています。




