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魔王転生〜転生した世界は魔族が滅ぼされた後の世界でした〜  作者: るる
プロローグ

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2章-11話 天使の暗躍とソルテジオ騎士団出陣

高評価等とても励みになります。

ありがとうございます。

もし良ければ高評価等よろしくお願いします

ソルテジオ・アシュレイサイド

 

「準備はいいな?アシュレイ」

 

長い金髪を後ろで纏めた高身長で容姿の整ったイケメンが同じく金髪イケメンであるアシュレイに話しかける。

 

「はい!セイル兄さん。同行を許可していただきありがとうございます」

 

[ソルテジオ・セイルソルト 20歳ステータス]

 体力84魔力30力69守60速62技85

 

 [ソルテジオ・アシュレイ 12歳ステータス]

 体力58魔力40力39守32速40技69霊20

 

2人は辺境都市リサナクから騎士団200+αを率いて防衛都市スケンティア城門前までやってきていた。

 

防衛都市スケンティアとは、巨大な城壁に囲まれた都市で常に多くの騎士団が滞在し敵から王国を守る重要な要となっている。

 

魔族が消えたこの世界で敵とは何か…………それは魔獣、広大な森に接しているこの場所はかなりの数の魔獣が生息していた。

 

そしてもう一つ。

 

それは王国南部の熱帯林に暮らし来る者拒まず、出る者は許さない顔に独特な紋様の刺青をほり行き過ぎた宗教団体で形成されている人族の集まり、又の名を呪面族じゅめんぞくと言った。

 

現在、呪面族の勢力は大きく拡大しており、それは来るものを拒まない宗教上の特徴から犯罪者等が集まってしまい、


少しでも隙があろう者ならスケンティアを攻めてやろうといった思想が強く広がっていたのだった。

 

そして今回、傭兵や周辺都市の騎士団を集め国を挙げての掃討作戦を実施する事になったのである。

 

城門前で整列した兵たちの前に防衛都市スケンティアの領主である迫力のある大男、その名もオルグレン・ゼクトが数名の兵と共に姿を現した。


歴戦を物語る無数の傷跡とその大きな威圧感に、場の空気が変わり周囲に緊張が走ると……

ゼクトの大きな声が周囲に響き渡る!


「援軍、よくぞ参られた!我こそが防衛都市スケンティアを治める領主オルグレン・ゼクトである!」


ゼクトの言葉を待っていたかのように少し緊張した様子でアシュレイ達の前へ兄が進み出ると


「我が名はソルテジオ・セイルソルト!辺境都市リサナクより、逆賊掃討の報を受け馳せ参じました!

我が剣で逆賊を打ち滅ぼすと此処に違いましょう」


セイルソルトの名乗りと共にソルテジオ騎士団が大きな歓声をあげる!

『ウオー!!!』

 

「ガッハッハッハ!!よい! 堅苦しい挨拶などここまでだ!」


 ゼクトが笑いながらその威圧感を少し和らげるとアシュレイ達の元にやってくる。


「大きくなったな、セイルソルトよ……あ〜最後に会った頃は、まだ剣を振り回しておった小僧だったか。……今はいくつになった?」


「先日、二十となりました」


セイルソルトは未だ緊張した様子で答える。


「ゼクト殿こそお変わりなく。その声を聞いた瞬間、幼い頃の記憶が蘇りましたよ。正直、少し震えました」


「ガハハ! そうかもうそんな年か!今度手合わせ願おうガッハッハ!」


「ハハハ、それは次の機会にでも…………」

 

「もっと自信を持て!ガハハ!!だが、アイツも良い跡継ぎを持ったものよ。聞けば既に領主の座を貴殿へ譲り、好き勝手に旅を続けておるとか、まったく羨ましい男だ。


 それに比べてワシの息子は学園に教師として呼ばれたからと遠征を断りおって!全く帰って来たらタダではおかん」


 そしてゼクトは兵たちを見回し気さくな笑顔を周囲に向ける…………

 大柄なゼクトの気さくな笑顔は成人した騎士であっても怖いのだが……それは言ったら終わりなのである。


「さて、立ち話で時を費やすのもワシの威厳にかかわるのでな!歓迎の席を用意してある」


そういうと話は終わりだとばかりに歩き出すゼクト


「長旅で疲れておるだろう?まずは飯だ!戦の話は、それからでも遅くはない」


「お気遣い感謝します。では、ご厚意に甘えさせて頂きましょう」


 セイルソルトが一礼すると、背後の騎士たちも続けて頭を下げた


 こうして一行は、堅牢なる防衛都市スケンティアの内へと足を踏み入れるのだった。


 

緊張した〜……大柄な領主なのは分かってたけど実際目の前で見ると迫力が違う。  

 

これが防衛都市を守り続けてきたゼクト領主殿かぁ


「ハハハ、どうしたアシュレイ?震えているぞ」

 

「すごい迫力だったね兄さん」

 

「私達とは経験が違うからね、さて兵達も疲れているだろうし早めに向かおう」

 

アシュレイ達が中に入ると炊き出しの席と共に別の騎士団が先に到着し寛いでいる姿があった

 

「お?ソルテジオ騎士団様もご到着か?アタシ達は貴族の礼儀に疎くてね、許してくれよ?」

 

「勿論だ。貿易都市ヴァラレート第二騎士団長ヴィカ殿だね?

まさか英雄に会えるなんて思っても見なかった!ソルテジオ・セイルソルトだよろしく頼む」

 

「ああ!良かったぜ話が通じるやつでよ!貴族ってめんどくせぇんだよ。んで?そっちのガキは?弟か?」

 

「はい!ソルテジオ・アシュレイと言います」

 

 ………………あれ?確かゲームではヴァラレートの第三騎士団が派遣されてきたって説明だったと思うけど…………まぁいいか、ここはあまり重要じゃないし

 

「ふ〜ん…………強いのか?此処に来たって事は戦場に出るんだろ?」

 

「はい!必ず武功をあげて見せます」

 

「ハハハッ、いつもは利口な弟なのに今回はついてくるって聞かなくてね、


でも大丈夫魔法の腕に関しては私をすでに超えてるし戦闘センスもある、足は引っ張らないと思うよ」

 

 それはそうだよ、だってゲームでは此処で兄さんは戦死してしまうんだから………………。

 

 ただ、本編の開始前だから過去の回想で軽く此処の戦いがどんなものだったかが流れただけで詳細は分かってないんだよな……。


でもやれる事はやったはず、絶対兄さんと生き残って帰るんだ。

 

「戦えるなら問題ねぇさ、マッ頑張ってくれアタシ達は先に休むぜ」

 

 それだけいうとヴィカは遠征組の第二騎士団と共に大きなテントに入って行く

 

「それじゃあアシュレイ、この場は任せてもいいかな?せっかくスケンティアに来たからね軽く挨拶回りをしてくるよ」

 

そう言い残しセイルソルトもこの場を後にする。

 

 …………さて、任せたよと言われても騎士団の人達は慣れたようにテントを張ってるしあまり僕がやる事ってないんだよね。

 

 イグニスやサフィアは大丈夫かな…………おや?

 

「アシュレイ殿お疲れ様です、先ほどの御仁がスケンティアにゼクトありとまで言われた常勝無敗の騎士ですか!感動しました」

 

「さっきからイグニスさんそればっかりなんですよ?あっ、ココに来ても大丈夫でしたか?1人で辺りを見回してたので様子を見に来たんですが」

 

「勿論大丈夫だよ、丁度僕から向かおうと思ってたんだよ、イグニスとサフィアも遠征大変だったでしょ?

しかも騎士団とは一緒に行けないから冒険者の団体と一緒に」

 

「思ったより楽しかったですよ?」

 

「そうですね、アシュレイ様が出発前に私達のことを紹介してくれたのでかなり楽をさせて貰いました。掃討作戦はいつ頃になりそうですか?」

 

「さぁ……挨拶だけしたらとっとと奥にいっちゃったし、でも僕達が最後みたいだからそんな待たされる事は無いと思うよ。…………でも馬乗りっぱなしでクタクタだよ、3日は最低休みたいよね」



……………………と、思っていた時もありました。

 

 どうして到着してその日に作戦会議、次の日に即出発なのか…………?

 

 これがこの世界の常識なのか?回復薬飲ませられて確かに回復はしたけど精神的な疲労は溜まってるんですがね?

 

『オオオオーーー!!!』

 

 ………………どうして皆んなこんなに元気なんだろう

 

 イグニスはともかくサフィアまでそんなに、あれ?僕がおかしいのかな?

 

『山丸ごと1つが呪面族共の縄張りだと思え!森林を囲み逃げ場をなくし人数差で攻め立てる!誰1人として逃すな』


音拡散の魔道具を使いゼクトが士気を高めて行く

 

『オオオーーー!!』

 

 …………でも作戦を聞いた限りでは楽勝ムードなんだよなぁ

 

 何で兄さんは戦死する事になったのか、しっかり考えて行動しないとね


騎士団連合軍内訳

 防衛都市スケンティア

 騎士団500人

 傭兵団及び冒険者300人

 

 貿易都市ヴァラレート

 第二騎士団(遠征隊)100人

 

 辺境都市リサナク

 騎士団200人

 冒険者22人


 呪面族(盗賊団)

 500人(推定)


防衛都市スケンティアから馬で24時間走り続け、呪面族が根城にしていると思われる森林を取り囲んでいく

 

 …………凄い、これが回復薬の力!今なら何でも出来る気がするよハハハッ!

 

 (ポーションの薬漬け状態である)

 

『さぁゆくぞ!速さは強さであるっ!この電撃作戦必ず成功させる!突撃ィィィー』

 

 ゼクトの号令と共に掃討作戦が実行に移されたのだった


オルグレン・ゼクト

体力140魔力26力130[※(+22)]守100速80技120

※人族の力ステータスカンスト値

 ()内数値

 成長限界突破スキル獲得時加算ステータス

人物紹介って難しい

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