2話 ルク達冒険者ランクを上げる!
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「良かったわねギリギリ更新間に合って」
【クリエイトアース】
「うむ!思ったより滝下のダンジョン攻略に手間取った時は焦ったが何とかなるもんだな!」
【クレイロック】
「でもミスリル売れなくて残念でしたね?いっぱい取れたのに」
カンッカンッカンッカン。
「キラキラであそこのダンジョン楽しかったデスね」
「よいしょっよいしょっ」
ルク達はギルドに報告しにいった時
ギルド職員から泣きながら頼まれFランクからランクを上げるためにクエストをこなしていた。
ただ、Fランクで受けられる討伐依頼はなく仕方なく都市を守る街壁の補修クエストを受けていたのである。
「フム、中々の出来じゃ無いか?これなら親方も納得するだろう!」
「そうね!せっかく綺麗なお花型の壁にしたのに凄く怒られた時はよくわからなかったけど、今度はバッチリね!
やっぱりお花じゃ迫力が足りなかったのね」
その日突如として出来上がった、
壁と一体化した巨大なゴーレムはいつしかこの街のトレードマークとなったという。
そして何故このゴーレムは頭に花冠の彫刻があるのかは永遠に謎のままであった。
壁の修復を終えて、
開いた口が塞がらない親方の手から完了印をシュッ!っと押して(押させて)もらいギルドに報告に行くと
ギルド員から探していた人物がいる場所の報告を受けその人物の元に向かうルク達
「あー!!いた!あの人よ」
「…………!!」
ダッ!!
「え??ちょっと!何で逃げるのよ?」
「くっ!逃すな!追うぞ、リリとレンカは周り込めサキ見失うなよ」
???「今更何だってんだ??だが追って来た以上捕まるわけにはいかねぇ」
「くっ、コイツくねくねくねくねと、段々どこ走ってるかわからなくなって来たぞ!」
「ちょっとーーー何で逃げるのよーーーおおーーい」
「この街は俺の庭みたいなもん捕まえれるもんなら捕まえて見やがれ」
「ふっ、なんだか分からんがいいだろう、その喧嘩載った!」
【武空歩】
ルクが足に気を纏わせスピードを上げる
「ハッハー武術をも使いこなせるようになった我から逃げられると思うなよ」
「なっ!!??どんなジャンプ力してんだ!くそそれなら」
追いついてくるルクをみて男は障害物の多い裏路地に入り込み更にはスラム街の空き家などを駆使しどんどんルク達から差を広げていく
「ここは一体何処だ!」
「もうっ!逃げ足早すぎよ」
その追いかけっこは苛烈を極めた、
土地勘となれた身のこなしで逃げる男と方向音痴で訳もわからないまま追いかけ続けるルク達。
そしていつしかスラム街を抜け、大通りに入ったところで男の上から銀髪の少女と漆黒の獣人が飛びかかる
「グヘェェ!」
…………ブィ!。
「「ナイス!」」
「な、何なんだよお前ら!もう返品は出来ねえからな!」
「?何言ってんのよ返品なんかする訳ないじゃない?そもそも返せって言われても返さないわよ」
「ああん??…………え?壺を返品しに来たんじゃないのか?」
「??なんでよ?返品じゃ無くて買いに来たのよ!ねぇまたあの壺はないの?買うと良いことがあるっていう壺」
「そうだぞ!あの壺を買ったら我ら強い奴に修行つけてもらえたし未開拓のダンジョンも発見出来たのだ!良いことずくめだ、もっとないのか?」
「……………………え??」
「…………ん??無いのか?」
「あ、あぁすまん壺はもうあれきりだ」
「「そんなぁぁ」」
「残念ですがあそこまでの幸運の壺、そうそうある訳じゃないのでしょう。
それよりすいませんでした?大丈夫でしたか?」
リリが倒れていた男の手を取り起こす
「壺を売ってくれてありがとうデス、また良いものがあったら売ってくださいデス」
レンカは真っ直ぐな瞳でお辞儀した。
それ以降その男は真っ当に生きようと誓い商人の下っ端として働いていく事になる。
そしてあの時の銀髪の少女と漆黒の獣人の笑顔を胸に真面目に働くのであった。
その後もルク達はランク上げの為にクエストを頑張りつづけだ!
ここでルク達の頑張りを少し紹介しよう!
城壁の壁の修復依頼!――カッコよく改造もした!
スラム街の炊き出しを手伝いもこなした――スープに追加でウルフ肉も大量にぶっ込んでやった!調味料の追加?調味料って何だ?
近場の森から薬草を摘みに出かけ――近場とはどこまでをいうのだろうか?
ドブの掃除だってやった――水魔法でドッカーンと
そしてまた薬草を摘みに出かける――あの山ならいっぱい獲れるな、よし!
そんな地味な依頼を何日も繰り返した末ついにFランクからEランクにランクアップした
「………………はい、新しいプレートです。
早く上のランクに上がってください。」
ギルド職員は何故かとても疲れていた。
「ついにやったぞ!うおおおー!!」
「長かったわね、ランク上げって大変なのね」
「やっと狩りに行けますね」
「お祝いにニク食べましょうデス」
「おめでとうございます新魔団の皆さん。
それで一つ提案何ですが
……このままDランクまで上げちゃいません?」
「「「「……………………」」」」
とても嫌そうな顔
「あー、えっと多分皆さんが思ってる様なことでは無く。
Dランクには特定の魔物の素材のどれかとギルドへの貢献度が一定以上なら成れます。
新魔団の皆さんは貢献度はもう溜まっていますので後は素材なんですが、何とその素材の一つであるジャイアントサンドトレントの魔石がこの街で管理してるダンジョンのボスなんです!つまり」
「つまり?」
「ランク1ダンジョンを攻略すればランクDに上がれますよ」
「そーゆー事は先に言うのだ!なんだそれなら早いでは無いか!明日にでもいくぞ!」
「それは良かったです、一つだけ注意なんですが攻略はしてもダンジョンは潰さないでくださいね?」
「ウム!分かっておる、管理してるダンジョンは潰さん」
「よろしくお願いします、それでですね……お願いついでに一つギルドから依頼させていただく事は可能でしょうか?…………」
「??」
トレントの森レベル1ダンジョン
「凄い人だな………………これが都会か」
ルク達はとても戸惑っていた、なにせここのダンジョンは一般解放されているため浅い階層では人で溢れているのだ。
「モンスターより人の方が多いデス?…………チラ」
「そうね、どうする?……チラリ」
「まぁ、どんなもんか見ながら軽く歩くか…………チラッ」
チラリチラリとルク達の視線の先では
「スッゲーこれがダンジョン」
「門を潜ったら森が広がってるってどうなってるんですかね?レオニス様」
「フン!いちいちはしゃぐな!サンテリア帝国を支える大貴族であるデユーンズ家としてダンジョンをクリアした実績を何が何でも獲得せねばならないのだ!
気を引き締めろ」
ルク達はギルドからの護衛依頼で、帝国貴族であるデユーンズ家の次男デユーンズ•レオニス(14歳)と共にトレントダンジョンの攻略を頼まれていた。
何故、ルク達が選ばれて、何故レオニス達は子供だけでダンジョンを攻略しようとしているのかと言うと。
まず、ルク達が選ばれた理由として…………子供だから、ただそれだけだった。
そして、レオニス達が護衛をつけていないのは、成人前の子供だけでダンジョンをクリアする事がレオニスの父であるデユーンズ伯爵から言い渡された試練だったからだ。
王国よりも武力を重視する帝国ならではのしきたりなのである。
勿論ダンジョンの外には護衛として腕利の従者が待機している、そしてこのダンジョンが選ばれたのはトレントと相性の良い火系統をレオニスが扱えるからである。
「オイ!それよりも早く道案内をしろ!全く俺様達だけで十分だと言うのに何でギルドはこんなチビどもを護衛なんぞにつけるのか?
攻めて道案内はさせてやるからさっさと前を歩け!」
「全くですレオニス様。ほら!なにリンゴを食べながら休憩してるんだ」
「だってさ?」
「………………仕方ない、街壁修復の時にギルドにはちょ〜〜〜っとだけ迷惑をかけたからな。
真っ直ぐ最短で進んで早く終わらそう」
「ザンネンですがしょうがないデス」
「ところでお主、本当に戦えるのか?」
「デユーンズ•レオニスだ!よく覚えておけチビ!無論だとも、お前らが束になっても俺様には勝てんと思え」
チビだと?…………落ち着け我、ギルドのボインなお姉さんにトラブルは出来るだけ辞めてくれと約束したのだ。
あのお姉さんにはいつも世話になってるからな我慢だ…………。
「よし、サキ、レンカ。
折角だ先頭は任せる、最短距離を目指して進んでみよ……我は出来る限り口を出さず存在感を消してお
く…………じゃないとキレそうだ、リリは我と共に最後尾を警戒だ」
「………………はぁ、分かったわよしょうがないわね」
「が、頑張るデス」
そうして前途多難?なダンジョン攻略が始まったのだった!
武空歩は走る速さを上げる技で空に受けるわけでは無いです。間際らしくてすいません。技の名前考えるのって難しい




