13話 レアドロップ
「はぁはぁはぁはぁ、も、もう動けん…………。」
「「…………」」倒れ込む姉妹。
2人は……生きてはいるな、よし。
撃ったと思ったら進化とか、タイミング悪すぎるだろうが…………そもそも進化前のレイスですらなんかおかしかったぞ?レイスってあんな青白かったか?
あんな強かったか??ダンジョン帰還は…………ポイント足りないか、くぅ。
仕方ない、敵が湧いたらアウトだが、もう体も動かん。少し、寝るzzzZZ。
ペシペシ!ペシペシペシペシ
「………………ぬぅ」
「いつまで寝てるのよ?早く起きなさいよ?もうお腹ぺこぺこなの!」
ペシペシペシペシペシペシペシペシ
ツンツンツンツンツンツンツンツン
「……っは!ん??…………おはよう?」
「「おはよ(うございます)」」
リッチとの激闘の後、半日ほどの時間が経過していた。
「んっ、んんぅ〜。まだ少し怠いが動けるまでには回復したか、よいしょっとぉ」
「よいしょって……アナタってたまに言動おじさんよね?」
「これ、集めておきました!どうぞ!」
リリがリッチの大きな魔石とドロップアイテムであるふたつの本をルクの前に置く。
「ほぉ、流石はリッチ!デカい魔石だ。それに本も2冊か!ハッハッハ!」
「そんな事よりご飯にしましょうよ?喉も乾いたわ」
「キュルゥゥー…………うっ(恥)」
「そうだな………………と言いたい所だがポイントがな、ポイントが無ければダンジョンから物も取り出せんし食い物の召喚も出来ん……」
「…………え?嘘でしょ??……っは!魔石は?この魔石!!!!ほらっ魔石をポイントに出来るって」
「いや、だがな?リッチの魔石ぞ?しかもデカい!売ればかなり高いと」
「「そんな事よりご飯!(です)」」
「お金なんてご飯買うための道具でしょ??ならポイントに変えてご飯出すのと一緒じゃない!」
「コクコク」
「えぇ?うーん、そう言われてみれば…………そうか?」
3人はお金の使い方をよくわかっていなかった。
……………………。
ルクが魔石を飲み込みポイントに変換。そして大量のリンゴをすぐさま召喚する。
「「「パクパクパクパク」」」
「美味い!やはりリンゴは最高だ!」
「生きてる!私生きてる!!」
「パクッ美味!パクッもっと!」大量のリンゴを一瞬で喰らい尽くす3人。
「生き残ったぞー!!!うぉォォ!!」
腹が膨れると雄叫びを上げるルク
「急にどうしたのよ!?………………うぉぉーー!!」
「ああああああああ!!!」ルクにつられて抱き合いながら叫ぶ2人。
「ふぅ、スッキリ!」
「偶には叫ぶのもいいわね」
「コホッコホッ」←声の出し過ぎ
さてさて、戦利品の確認をしなくてはな!ワクワクっ
こんなに頑張ったんだ!いい魔法の書こい!スキルでもいいぞ!
[魔力1上昇の書(1人1回最大5人まで)]
[スペルマジック:死戦の波動の書(1人1回最大5人まで)]
「魔法の書キタァァぁー!ヤッホォォイ!」
「なになに??強いの?私も使える??」
「ふむ………………。知らん魔法だな?我が知らんとか結構だぞ!きっと最強に違いない!ハッハッハ!」
「私も!私も覚えたいっです!!」
「勿論だとも!魔力上昇と一緒に覚えるとしよう」
【書物解放】
「よし、覚えたはずだぞ。確認せよ」
[死の波動:HPを力or魔力に変換させる。時間経過で解除。変換させる量は必ずHPの50%以上、それ以上は任意。]
…………………………よく分からんのキタァァぁ………………。
「ねぇ?ルクっ!私たちって村の中の事しか知らないの。これってどうなの?強いの?」
「………………。」
基本パーフェクト魔王センスで今までやってきたからな、こんな変換とか%とか言われても…………。
「…………つ、強いぞ!(多分)。使い過ぎれば死にそうって事は分かる!今度練習だな!ハッハッハ!」
「それよりもダンジョンだ!さっさと潰して村に帰って肉を食おう!」
「「!!」」
「そうね!やっぱりお肉よね?とっとと帰りましょ」
「水晶を砕くと良いんですよね?」
「うむ、その前に水晶に手を触れてステータスアップを忘れずにな」
3人は部屋の奥の扉を開け、水晶の部屋にたどり着く。
そこには2メートルサイズの青い透き通った水晶が輝いていた。
「こんなに大きいんですね」
「う、うむ。手を水晶に」
ダンジョンの水晶ってこんなデカかったっけ?きっと我が子供だからデカく見えるだけだな、うん。
3人が水晶に手を触れると、それぞれ5ポイント分のステータスがランダムで上昇する。
同時に特別ボーナスとして好きに振り分けられるポイントを1ポイント獲得する。
[ルク]
体力+3 速+1 運+1 特別ポイント1
[サキ]
体力+1魔力 +1 守+2技+1 特別ポイント1
[リリ]
体力+1力+1守+1速+1技+1特別ポイント1
リッチ撃破後レベルアップも含めて。
「ルク ステータス」
体力30魔力67力16守15速23技38運12
HP60MP134SP76DP0 ストックエネルギー800特別ポイント1
[称号:魔を極めし物、魔王(元)魔眷属を作りし物、]
「サキ ステータス」
体力14魔力52力9守13速9技20運10特別ポイント1
HP28MP104S40 [称号 ルクの魔眷属]
「リリ ステータス」
体力18魔力17力15守14速21技23運10特別ポイント1
HP36MP34SP46 [称号 ルクの魔眷属]
ダンジョンの誰も知らない真実の一つ。
ダンジョンにてダンジョンボスが進化する条件が魔王達の行動により達成されていたことも
だが、進化した事によりレアドロップが発生した為決して悪いことではなく、特別なポイントも手に入れられたのだった。
[レベル1ゴーストダンジョン隠し条件]
各階層にある隠されたモンスターハウス内のモンスターを全て撃破。
全ての宝箱解放。
迷路状態のダンジョンをモンスターハウスの場所or宝箱がある場所以外全て最短距離で進む。
前条件をクリアした後、進化したダンジョンボスの撃破。
特別報酬:死の波動の書、魔剣、火魔法の書(どれかランダムに一つ)
「ねぇ、特別ポイントって何に触れば良いの?」
「え?…………んんぅ、何でも良いんじゃないか?好きにすると良いぞ!(よくわらんし)」
「ルクはどうするんですか?」
「えっ?…………何かの時のためにとりあえずストックだな!(よく分からんし)」
「とりあえずさっさと水晶砕くぞ!やったれ!サキ!!」
「私なのね?まぁ良いけどっ。いくわよ!下がって」
【ブラスト!】
水晶を砕くと部屋から外に転移が始まりダンジョンが消えてゆく。
ダンジョンの隠し要素は今後触れられたら触れていきます、きっと




