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魔王転生〜転生した世界は魔族が滅ぼされた後の世界でした〜  作者: るる
プロローグ

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10話 ダンジョン?

ね、眠れん…………。


ルクは今前にリリ、後ろにサキが抱きついた形で同じ布団で横になっていた、前後からは落ち着いた寝息が聞こえてくる。


 魔力コントロールの手助けをしたまでは良いが、何故一緒になって寝てるのだ我ら?

それに最初出会った頃と違い最近では毎日風呂にも入り清潔になるハーブで体を洗っているからなんか良い匂いするし……。


グヌヌヌ、おかしい、我はナイスボインなお姉さんが好きなのに!!


「んんっっ〜!」「にゃむにゃむ……おは、よう?」


 ………………結局全然眠れなかった。くそ!我とした事が!


「おはよう、飯だ!早く飯を食うぞ!」


「朝からなんでそんな元気なのよ、ふぁぁ〜」


【プチファイア】魔法で囲炉裡に火を起こし熊肉と薬草、芋をよく煮込んだスープを温めていく。


「サキ姉、水ちょうだい?」


「ほいほ〜い」【プチウォーター】洗顔用の桶に水を入れる「あら?今日いつもより上手くない?」


「いつもがおかしかったのだ、普通プチウォーターで滝の様な大量の水はでん!というかリリもなに自然にサキに水を頼んどる!?」


「つまりこれって?私!魔力制御完璧になったって事!??」「サキ姉凄い!!」


「待て待て待て!完璧では無い!断じて!やっとスタートだと思え」


「はいはーい。じゃあ今日も狩りね!任せなさいっ!」


「………………こんなに不安な気持ちになったのは久しぶり過ぎるな…………。まぁ我も狩り行きたいし良いか!」

 

【ファイアボール】「リリっ!」サキが魔法を放ち目眩しと攻撃を兼ねた火の玉を前面に打ち出すと


「うん!」【アクティブスキル:スピードアップ】「たぁぁぁぁ!」リリが素早い身のこなしで一気に距離を詰めようとして


「…………甘い甘い!蜂蜜のように甘いぞ!」【アースウォール】【アーススワンプ】ルクが防御魔法でサキの攻撃を防ぐと同時にリリの足元を沼地に変え動きを封じる。

そして、【ウォーターウォール】水の壁を2人の頭上に展開するとそのまま下に落とす


「「キャァァァー」」

 

「ハーハッハッハ、まぁだんだんと良くなってきたのでは無いか?

まだまだ攻撃が真っ直ぐすぎて読みやすいがなパクパク」


3人は仮の合間に軽い模擬戦をした後焚き火を囲み捌いたばかりの肉を焼き食していた。


「もう少し手加減したっていいじゃない?と言うかなんでウォール系の魔法を空のしかも遠くに放てるのよ?モグモグ」


「次はもっと頑張りますパクパク」


「いいこと閃いたわ!経験を積めばいいんでしょ?アナタが兎とか熊とかを此処まで誘き寄せるでしょ?そしたら私がバンバン攻撃するのよ!どう?いい考えでしょ?」


「我の負担が大きすぎるな!?それに経験と言っても敵を倒すだけじゃダメなんだぞ?ちゃんと考えながらバシュッとやってバッッ!と魔法を展開しなくては上手くならんからな??」


「わかってるわよ!ねぇお願い?一回だけ!ね??」


 その日の狩りの成果は今までで1番だった。

上々の成果に満足し満面の笑みを浮かべるサキとリリ、そして少し疲れた顔をしながら取ってきた獲物を整理するルク。

そんな3人の元に村人のものではない声が複数聞こえてくる。


「なんだ?来客か?」 


「ん〜?何だろ…………行ってみる?」


 声の元に歩く3人。


「おおーいルクちゃーん」村のオババが手を振りながら集団の元にルク達を招き入れ


「コチラ、隣町の村長さん、なんかねぇ隣町がちょっと物騒になったらしくてねぇ?村事こっちに移住したいらしいのよぉ、あっ、コチラルクちゃん、マンティコアを倒してくれた魔法使いなのよぉ!ちっちゃいのに凄いでしょぉ?」


「オババよちっちゃいは余計だとあれほど…………」


「君がルク君かい?君のことは此処の村の人からよく聞いてるよ!僕は隣町で村長をしてるスケロウと言うものだ、皆んなからはスケさんと呼ばれている」


「ん?おおぅ、ルクだ!よろしくなスケさんハッハッハ!」 


「ちょっ、ちょっとルク、流石に村長にそれは不味くない?」 


「いやいや、大丈夫だよ!子供は元気が1番さ。えぇとサキちゃんにリリちゃん……で良いんだよね?よろしくね」


「「よろしく」」


「なぁスケさん!村が物騒になったって何があったんだ?お大熊でも出たか?」


「それがね…………。村の近くにダンジョンが出来てね、あぁ、いや、ダンジョンが出来ること自体は良いんだ、都市に言えば攻略してくれたり運が良ければ管理を任されることもあるしね、ダンジョンを管理するようになれば村が街になる事だって夢じゃない…………でもねぇ。

出来たゴーストがスケルトンのダンジョンでね、ハハハ……」


「なぁサキよ?ゴーストのダンジョンだと何かまずいのか?」 


「私が知る訳無いじゃない?村から出たことすらないのよ?私達」コクコクッ。


「あぁ、ゴーストのダンジョンはね、聖王国に頼んで攻略してもらうしか無いんだよ。

なんたって物理攻撃は聞かないし、魔法も光魔法以外ダメージ半減だからね、そんな状態でボスなんか倒せないんだよ」


「…………ほほぉう??」ニヤニヤ


「えっと??どうしたのかな?」


「我が攻略してやろう!(ドヤァ)そうと決まれば行くぞ!サク!リリ!ダンジョン攻略た!ハッハッハ!」


「ちょっ、話聞いてた?光魔法以外だめなんだって!??ねぇ、確かにリリは少し使えるけど小さい傷を直すくらいしかまだ無理なのよ?」


「攻撃の光魔法はまだ、覚えてなくて(ショボン)」


「問題ない!いいか!よく聞け!ゴーストには光魔法以外の魔法は半減だ!つまり【半分】は聞くのだ!ダメージが入るなら何とでもなるだろ!ハッハッハ!」


「「「「…………………………ええぇ」」」」


「それに魔法よりの我らと相性は良い方だぞ?

ゴーストだけなら魔法が効かないやつとか魔法を打つ暇もなく接近してくるやつとかいないって事だからな!行くぞ!ダンジョン!!

なかなかワクワクする響きではないか!ずっとやってみたかったのだ!ダンジョン攻略!!」


「あぁ、駄目ねこれは、もう止まらないわ」


「私!がんばりますフンス!!」


「フンス!!って、ルクの真似しなくて良いの!リリ、変な真似禁止」


「えぇ〜、ダメ、ですか?」 


「………………。彼らに任せて大丈夫なのでしょうか?」 


「………………、まぁ、魔法使い様がいらっしゃるしきっと大丈夫よ」


「いざゆかん!!ダンジョンへ!!!戦闘訓練しながらとりあえず隣町までいくぞ」


 [ダンジョン説明]

 基本的にダンジョンは主のいない野良ダンジョン

 基本的な迷宮型ダンジョンは10階層置きにボスがいて倒すと扉が開かれる。

オープンフィールドダンジョンは例外とする。

 レベル1のダンジョンではボスを倒すと水晶の部屋への扉があき、水晶に手を触れると攻略完了。

 攻略するとレベル1ステータスがランダムで5上がる。

 レベル2で10、レベル3で15で5づつ増えていきく。

 その後ダンジョンの攻略の仕方次第でボーナスがあったりなかったり。

 ダンジョンを潰す=水晶を砕く。水晶を砕くとそのダンジョンは徐々に小さくなり消えてなくなる。

 ダンジョンを沈める=水晶に魔力を流しダンジョンのレベルを一段階下げる。ただし次回同じ波長の魔力を流しても無効、下げれるレベルは1日に1回のみ。

区切りがいいところで終えたら短くなってしまったので本日10話11話の2話投稿です。11話は昼くらいに投稿します。

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