遊びの音「戦友」
「おっ?」
「あれ?」
「茜!!」
「いっちん!!」
「さすが、茜だな。お前もあれか?」
「いっちんも抜け目ないね…」
「やっぱ、初日と最終日は欠かせねぇよな」
「それと、なか日もね!」
「!!」
「俺とした事が…」
「へへ、敵わねぇや」
「…行くか!!」
「だね!!」
ウチらは今日の戦場へと足を踏み入れた!!
……
「あった…」
「これか…」
「これは手強そうだね…」
「ゴクっ、ああ。心してかからね〜と」
…
……
「お待たせしました〜!!」
「春のフルーツ、
贅沢盛りジャンボパフェになりまーす!!」
「「キター!!」」
「すげぇ、なんだこの存在感…」
「それだけじゃないよ、見てよ!
ただ大きいだけじゃないよ!
繊細に計算された層のバランス」
「い、行くぞ、茜」
「うん!!」
…
…
「…うまい…泣」
「パクッ、これはもう、パクッ、科学だね、パクッ」
「あぁ、お前の言いたい事、バクバク。
分かるぜ、バクバク」
「一口毎に違うフルーツを味わっているはずが、
食べ進める程に一つのパフェとして
押し寄せて来やがる」
「ふふ、いっちん。忘れてないかな?
コーンフレークの存在を!!」
「いっちんみたいに丁寧に食べるのも確かに美味しい」
「あえて混ぜる!!」
「これにより
コーンフレークの食感がプラスされる!!」
「…」
(な、なんなのかしらこの客は?
ギャルとヤンキー??)
…
……
「やったな、茜」
「やったね、いっちん!!」
「「グッ!!」」
◇
「ありがとうございました〜」
「いやぁ、食ったなぁ♬」
「ねぇ、ねぇ、いっちん」
「口直しで、和菓子行かない?」
「げっ、俺ぁアンコだけはダメなんだよ」
「アンコも良いんだけど〜違うんだなぁ〜
『生醤油の焼き団子』、まじやばいから!!」
「おいおい、なんて魅惑的なお誘いだよ〜」
「いく?」
「当たり前だ!行くぜ、次の戦場へ!!」
……
「甘い、しょっぱいって来たら次は甘いっしょ!」
「裏通りに新しく生プリンの店出来たらしいぜ」
「生かぁ〜、ウチ硬め派なんよねぇ」
「じゃ、やめとくか?」
「いや、行くっしょ!!笑」
「だよなぁ!!笑」
…
……
………
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次回 第6音
「支えるという事」




