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42.場の会話文の伝わりや詠唱の響きを考えよう

 皆様、今回は音波に付いて考察したいと思います。


 突然ですが、お聞きします。異世界小説における声とはどのように捉えていらっしゃるでしょうか? 声とは常に対話に関わる物理現象です。会話文はライト小説の全てといっても過言ではないはずです。会話文が無いライト小説はライト小説とは言えないのです。ライト小説は会話で成り立っています。極論から言えば地の文は要らないのです。


 そんな主役となる会話文は声を出すという物理現象なのです。例えば戦闘シーンに付いて考えると、激しい立ち回りの中で、敵との対話をする場面が想像できるはずです。この時の音声の響きに対し、作者様方はどの程度の音量であれば対話が成立するのかを計算しないといけないのです。

 離れていれば荒々しく大声で表現しなければいけないし、近ければ自由に表現することができるのです。そうした距離を考慮しなければ、現実味のない素人臭い内容になってしまうのです。


 皆様は意識し、表現しているのでしょうか? 魔術や魔法などの詠唱において、敵や味方に届けなければならない場合があるのです。数百メートルから数キロメートル離れた場所から唱えた呪文の音声が、対象に響くようにしているのでしょうか? 唱えるという行為に意味を持たせ、その設定どおりに計算されているのでしょうか? そうした制限のある状況を書き、表現する文を作り上げるためには、それなりにテクニックが必要になってくるかと思います。


 しかし、そうした表現は本当に可能になるのでしょうか? 例えば、拡声器を用いたとしても、場が悪い場合は、雑音や音響の伝搬が悪いため、伝わらない可能性があるのです。そうした現象を考慮せずに不意に作品を創作し、矛盾を発生させた場合には、その作品はどうなるのでしょうか? 作者様方の物語に大きなダメージとなり、面白さに支障が生まれるのではないでしょうか?


 作者はそうした矛盾に立ち向かわなければならないと考えているのです。より現象を理解し、音声がどの場面でどの程度相手に伝わるのかを考慮しなければならないのです。

 伝わらないと判断した場面にはそれなりに工夫が必要になるのです。音声自体も魔法として扱い、拡声しなければならないのです。


 そこで作者のエセ科学知識が必要になるのです。現象を広く浅く知ることで皆様や我々のような文学系でも矛盾が生じない表現ができるはずなのです。


 早速、検証していきましょう。


 音波とは何か? と、考察する前に、手を叩くという行為について考えてみましょう。

 右手で左の手のひらを叩くとパチッと音が鳴るはずです。このパチッと音が鳴る理屈について考えて行けばいいのです。


 結論を申し上げると、おそらく手の表面の陽子と陽子が接触し、音波を作り出しているはずなのです。つまり、陽子が陽子と重なり、揺らぎを生んでいるはずなのです。


 では、この揺らぎが音波になるプロセスを考えてみましょう。

 ここで、作者なりにまとめた音波の特徴を以下に記述しておきました。


 音波は熱に影響するはずです。

 音波は気体や液体や固体に影響するはずです。

 音波は波動です。

 音波は直接的に存在Xに影響し、関節的に存在Yに影響するはずです。

 音波は電子回路の電流伝搬に対し、微々たるノイズになるはずです。そうした要点を踏まえると、光や電磁波や電波のエネルギーである電子波動(それぞれの磁波)に音波は干渉しづらいはずなのです。

 音波は音速で伝搬します。この速度はマッハ速度とも呼ばれています。

 音波も光と同様に磁波で伝搬するはずです。


 現状ではこのようになるかと思います。そして、これらのことについても深くイメージし、頭の中で具体的に粒子を揺らして音波を作ってみることにしてみましょう。


 では、最初に①として、手と手を叩きます。②に手の皮膚の陽子と陽子が揺れます。③に陽子が揺れると電子は揺れません。電子が揺れるほどの力がないからです。④に陽子は存在Xによって遠心力を受けます。この瞬時に陽子の揺れは熱として現象に認識されます。振動の仕方で陽子の熱励振を弱めたり強めたりするはずです。⑤に電子は陽子に引っ張られ続けていきます。⑥に存在Xによる遠心力が空間力を歪めます。空間力の歪みは磁場と同じです。局所的に発生します。⑦磁場は他の陽子を歪めます。速度は陽子に依存します。波長も陽子に依存します。それらが拡散し、近くの原子に流れていきます。これが音波になります。⑧に音波となる磁場は、電波や光のようには拡散しません。空間力のあらゆる方向性において伝搬します。近くの陽子に伝搬し、お互いに共鳴し合います。⑨に陽子が陽子を揺らします。そのため、揺らぎは次の陽子に引き継がれます。揺れた全ての陽子の揺れが無くなるまで音波の伝搬が続くのです。


 これが手を叩いた時の音波になる現象の流れではないでしょうか?


 ですが、これだけではまだ理解不足のような気がします。この音波は光や電磁波とした磁波の発生と全く違っているからです。音波はそうした現象と交わらないエネルギーのはずなのです。光や電磁波を考察し、音波と違った要素が何であるのかを知る必要があるのです。


 電磁波や電波は交流の磁波になります。光は半波の磁波になります。これらは昔の記事に載っています。お忘れになった方はもう一度お読みいただきたいと思います。


 そのうえで音波に付いて考察します。

 ではもう一度、先に述べた音波の特徴を思い出してみましょう。そして、発生の流れと照らし合わせ、性質について正しく熟慮し、それらについても考察したいと思います。


 一つ目です。音波は電磁波と電波と光に干渉しないエネルギーになるのです。おそらく伝搬速度がマッハになるため、電磁波や電波や光のように、光速になることがないのです。この違いこそが波長の合成に関与し、互いに干渉し合わないことが考えられるのです。


 二つ目です。光は電子の縦揺れです。電子がジャンピングするように跳ねるのです。電磁波と電波は電子が陽子の表面を横揺れに行ったり来たりするのです。そのため、この関係に影響せずに揺れるはずの音波は、熱に影響し、かつ干渉しない揺れ方になるはずなのです。その動きの予測をすると、おそらく音波は、陽子の振動の反作用が空間力を乱し、その空間力の乱れに反応した別の陽子の連続性によるものになるはずです。この時の空間力の乱れは陽子が周囲に及ぼす磁束の乱れです。また、電子は陽子の表面を普段通り移動しています。そのため、光エネルギーが電子を縦揺れにジャンピングさせ、電波や電磁波が横揺れの波動を電子に伝搬させていても、音波には影響しないことが分かります。


 三つ目です。光と同様に音波は陽子を強く揺らします。この揺れが緩和すると励振が止まり、物体温度を下げることができるのです。逆に熱励振を強めることもできるのです。この時は物体温度が上昇します。こうした要素があることを考えると、音波は空間の温度状態によって、その伝搬力を弱めたり強めたりすることになるのです。


 つまり、音波は環境によって伝搬効率が変わりやすい性質があるのです。


 寒いときに日の光が差していると、空気の陽子の揺れが強くなります。この揺れの強さがある場合、音波の伝搬を強めることが考えられるのです。

 なぜならば、音波が陽子の熱励振によって力を得る可能性があるからです。

 逆に気温が安定に保たれていた場合、熱の揺れが少ない空間になるため、音波は乱れが多い日よりも力を無くします。そのため、より遠くまで飛ばすことができなくなるはずです。音波は気体の熱のエントロピーによって、その波動性を伴うことになるのです。


 四つ目です。気体の他にも固体や液体にも音波は伝搬するのです。

 液体の場合は、気体よりも音波の伝搬が良いはずです。分子間力や原子の中間力などで密度があるからです。密度があると、陽子の遠心力が互いに影響しやすくなるはずです。そのため、液体は気体よりも音波を伝えやすくするのです。


 また、固体の場合は、気体や液体よりも音波を速く伝搬させるはずです。固体は陽子同士が結束しているからです。そのため、固体の表面が揺れやすくなるのです。逆に、固体の内部は結束が強すぎるため、陽子が揺れづらくなります。存在Xの遠心力で乱れた空間力の影響を吸収するはずです。おそらく、固体は表面の陽子の揺れが内部にあまり浸透せず、近くの気体に反響するはずなのです。固体に伝搬し、反響する音波は、固体の結束力で、全てが戻りに変換され、そのまま気体に放たれるはずなのです。しかし、固体の内部に音波が流れないわけではありません。密度が高く結束力が強いので、気体よりも速く伝搬しているはずです。そのエネルギーは気体よりも少なくなるはずです。しかし、固体分子の熱の励振次第では、音波のエネルギーを強く保つことがあると考えられるのです。


 こうした反響を考えると、音波も光と同じように、あらゆる方向に拡散する性質があるのです。発生源から離れるエネルギーもあれば戻ってくるエネルギーもあるのです。だからこそ口から発した声が自分の耳にも届くことになるのです。

 そのため、崖が在る環境で大声を出すと、その声が固体の特性通りに反響し、音波が空間に向け分散、固体の表面は気体よりも速く反響させることになるため、ヤマビコのように声が二つに分かれ、大気に響くような現象を引き起こすのです。


 五つ目です。そうして、ヤマビコのように音波と音波が重なった場合には、互いに干渉し合わない可能性があるのです。重ね合わせの原理と言って、波は交わらない理屈になるはずなのです。

 詳しくは説明できませんのでインターネットで調べてください。


 どうでしょう? 以上の五つの考えが現象として起きることが予測できましたよね?

 一言でまとめるならば、音波は陽子で生まれた磁場の乱れです。マッハの速度で伝搬し、固体と液体と気体で伝搬効率と速度を変え、電波や磁場や光に干渉しないエネルギーになるのです。


 しかし、まだ足りない部分があるのです。音波がなぜマッハ速度になるのか分からないのです。そこで、最後にスピーカーの原理から考察してみたいと思います。


 おそらく、スピーカーの内部は電気回路とコイルと永久磁石になるかと思います。

 早速、音波が作られる流れをシミュレートしてみましょう。


 パソコンのスピーカーをイメージしてください。


 まずは①に、パソコンからの出力信号がスピーカーの入力に流れていきます。②に入力に流れていく電流波動がスピーカーの回路に伝わり、スピーカーコイルに伝搬します。③にコイルの中で交流の磁波が発生します。④に発生した交流の磁波は、空気の電子に伝わり、揺れを起こし、次の電子に伝搬します。この時の磁波は電波になるはずです。⑤に電波は、スピーカーコイルの中にあるスピーカー磁石の表面に伝搬します。⑥にスピーカー磁石の表面の電子が電波の磁波を受け取り、その磁波が磁石表面の陽子に伝搬します。⑦に、その伝搬は永久磁石の表面の陽子を揺らします。永久磁石全体のN極とS極の力が表面の陽子の揺れで乱れを生み、強烈な磁束の乱れとなる揺れの力を生み出します。その振動が空間に伝搬し、その揺れが空気の陽子を揺らすのです。⑧に、この磁場の伝搬はスピーカーの入力信号と同じ磁気波形です。そして、磁気波形通りのマッハ速度になるのです。この速度で空間中の陽子が揺れるので、パソコンからの出力波形と同じ音波が形成されるのです。


 どうでしょう? こんなイメージできました。いかがでしょうか?


 このプロセスを考察するに、音波がマッハ速度になる理屈は、陽子がマッハ速度で揺れたため、伝搬がマッハ速度になったという理屈になるはずです。そのため、陽子の揺れが速ければ速いほど伝搬が速くなる状況になるかと思います。逆に考えると、伝搬は必ず一定の速度になるはずです。この一定の速度をいかに効率よく伝えるかによって、音波の速度を速めることができるのです。それは密度です。それは熱励振です。それは気圧です。そうした状況を考察すると、陽子の重さがカギを握っていることが分かってきます。重さは空間力のエネルギーを受け止める力になります。つまり陽子の質量がマッハとなる最大の理由だったのです。


 そして、音量は永久磁石の表面積と体積に影響するはずです。もちろんコイルの形状が永久磁石に合っている必要があります。そうした大きいコイルと磁石を用いることで、音波の振幅をより大きくすることができ、電気回路の信号のノイズとの比を少なくすることができるのです。さらには電流波動を少なくすることもでき、省エネになるはずなのです。


 さて、ここまでの流れにおいて、呪文の詠唱についてもう一度考えてみたいと思います。

 そもそもの目的は読者に会話文が伝わるのかに問題があるのです。視点者次第ですが、視点者の距離から会話文が聞こえてくるような音量でなければならないのです。


 果たして会話文はどの距離から聞こえてくることになるのでしょうか? そもそもダンジョンは静かな場所なのでしょうか? ダンジョンはおそらく外乱となる音波が飛び交っているはずなのです。そうした場において会話を行う場合には、必ず力の入った音量になるはずではないでしょうか?


 やはり大きい声になることが多いかと思います。狭い通路ではヤマビコ現象によって反響することでしょう。敵に見つからないためには音波の強さに考慮した探索になるはずなのです。

 やはり音声道具を用いて互いに通信し合うような行為や、テレパシー的な魔法を用いて交信する方が無難ではないでしょうか? 状況が切迫している可能性があるはずです。そんな場において声のやり取りは危険なはずなのです。緊急でもない限り大声を出すのは適切ではない気がします。


 また、仮に魔素に質量が在り、さらに種類があるとします。すると、音波は魔素の質量によって伝搬速度を変えることになります。質量が陽子よりも少ない場合、気体伝搬はマッハを超えることになります。逆に質量が陽子よりも多い場合、気体伝搬はマッハ以下になるはずです。こうした魔素を取りそろえると、音波はドップラー状態になり、何度も連続で流れていく現象を引き起こすことになるはずです。

 そうした現象を引き起こさないよう魔素の定義は質量を持たせない方がいいのかもしれませんね。

 どうですかね?


 いかがでしょうか?

 やはり音波を考察すると、戦いの時や探索時における会話文では不適切な気がするのです。そうした状況における不自然な表現には、作者様方のテクニックが必要になるのはずです。

 皆様もぜひ考えてみてはいかがでしょう。

2026/07/03 音波は電子の作用があると考えていましたが、陽子のみに変更したところ、内容がさらに面白くなりました。そうした点を全て修正しました。

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