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61 マッサージは重要事項

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「リンダが溶けちゃった。」


 時間魔法と時空の魔法を使い自在にこの世界のを扱うことができる。体も自分の細胞と人間の細胞を混ぜて一から調整してみた。妖魔の血は入れなかったので、ずっと扱いやすくなった。とはいえ、リンダを怖がらせれば、強い呪いになるようなので、失敗を繰り返さないとは断言できない。そのため、学園を作って勉強してもらうことにした。


 今回は女性講師のマッサージ師になり、初めは真面目にマッサージの授業を行い、徐々に際どくしていったが、なんとも良い感じで、愛しい人は蕩けてしまった。マッサージ中に少しずつ力を注入した結果、もう完全にそう言う状態だ。本人はただただ夢見心地なのだろうが……。ピクピクと動く肌のなんと扇情的なことか。


「リンダ、リンダ。ねえ、続けるよ?良いよね?」


 そう言ってキスすると気持ち良さそうに、


「う、ん。続けてください。」


 ああ、可愛すぎるだろう!


 たまらず、胸の可愛いものを口に含むと


「あ、ん。」


 と言って私の頭を抱きしめて、もっとと言うように引き寄せた。


「ああ、なんて幸せなんだ。君を愛するときは、まずはマッサージからだったんだね。」


 マッサージの重要性を胸に刻む。


 教室では、何か間違いがないように術で録画されている。嫌がるだろうから消しておこと思ったが、ふと、思いとどまる。つまり、私とリンダの行為はすべて記録されるのだ。

 

 これから国の発展のため、もっと教育に力を入れよう。貧富関係なく、学校を作り、読み書きと歴史、算術など、基本的な学力と子供を作ることの重要性とやり方を教える。この映像を絵に落として全ての生徒に配り、勉強させよう。私は名君と称えられる。君のおかげだ。


 以前は、結婚してから初夜、なんて変に力を入れ過ぎたのも悪かった。こういう、婚前の雰囲気に流されての方が、リラックスしてもらえたのだ。そして、こんな学術的な意義があるなら、記録に残してもきっと私を尊敬してくれるだろう。なんと言っても彼女には以前の記憶がないお嬢様だ。可愛く納得してくれるはず。


「そうだよね?愛しいリンダ。」


 私は優しくリンダを包み込み、反応を楽しむ。優しく触れ合い、そして時折ほんの少し力を注ぐ。リンダの黒髪がじわじわと緋色に色を変える。光の当たり方だけではなく、力を注いだ時や交わる時は断続的に色が変わる神秘的な髪。本人が知ったら恥ずかしがってしまうだろう。いつ言うのが良いだろうか?ああ、そうだ、結婚式の朝にしよう。きっと恥ずかしがってより艶かしい花嫁になるだろう。


 甘い唇、柔らかく暖かな肌。


 この日、私たちは、ようやく人型で結ばれることができた。これからが楽しみだ。

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